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ユニフレーム「フィールドラック」のステンレス天板が劇的進化!単独でも使えるって!

&GP / 2024年11月9日 19時0分

ユニフレーム「フィールドラック」のステンレス天板が劇的進化!単独でも使えるって!

ユニフレーム「フィールドラック」のステンレス天板が劇的進化!単独でも使えるって!

【アウトドア銘品図鑑】

ユニフレーム「フィールドラック」は、パッと開いて脚をロックするだけ。最初に「フィールドラック」を開いてそのうえに小物を置いて組み立てる、なんて使い方ができる優れもの。

薄くて華奢に見えるのに耐荷重は約30kg! 便利なうえにお手頃価格のため2台、3台と買い増しするキャンパーが多いのも納得です。

とくに雨のぬた泥サイトや露で濡れた草地のサイトでは"あってよかった♪"と心底ありがたみを感じます…が、一方で荒目のワイヤーメッシュなので、油断するとカトラリーのような細いモノやバーナーのゴトクが落ちちゃう。

これさえなかったらなぁ…という声に応え、ユニフレームでは合板とステンレス、2種類の天板を用意しているんですが、今年はステンレス版の新作「フィールドラック ステンレス天板Ⅲ」(5940円/以下、ステンレス天板Ⅲ)と「フィールドラック ステンレス天板Ⅲ ハーフ」(4400円/以下、ステンレス天板Ⅲ ハーフ)を発売。これ、うれしい進化を遂げていました。

 

■フィールドラック似の脚を搭載

「ステンレス天板Ⅲ」と「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」の収納時の厚みは2.1cm。「フィールドラック」の厚みが1cmですから隙間収納OK。

▲「フィールドラック」3台と「ステンレス天板Ⅲ」、「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」、「焚き火テーブル」を立てて収納

天板は「フィールドラック」よりフチの分だけ小さいため、立てて収納するとズレてしまい、厚みは合計3cmほどになります。一方、コンテナボックスの上などに平らに収納するなら、天板が「フィールドラック」にスポッと収まるので2cmほどに抑えられます。頑丈なのに薄く収納できるのって最高。

さらにこの「ステンレス天板Ⅲ」「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」は、「フィールドラック」に載せて使うだけじゃなくなりました。

裏を見ると「ステンレス天板Ⅱ」と同じハンガーが内向きに倒されていて、それよりも一回り小さなパーツも取り付けられています。これ、脚です。

脚を開いてもそのままではグラグラなので、出っ張りをハンガーに引っかけて固定させます。要するに「フィールドラック」の組み立てと同じ! こういうところ、にやっとしてしまいます。

▲「ステンレス天板Ⅲ」59.2×34.2×H15.5cm、「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」29.6 ×43.3×H10.5cm

そう、実は「ステンレス天板Ⅲ」と「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」は単独でテーブルとしても使えるんです。

ローチェアに座って焚き火をするとき、「焚き火テーブル」では高さがあるので、「ステンレス天板Ⅲ 」や「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」のほうが断然使いやすい!

熱や傷に強いステンレスで、表面は「焚き火テーブル」と同じ特殊エンボス加工。長く使っているうちにどうしても傷が生じますが、これなら目立ちません。

 

■脚を出しても出さなくても使える

「ステンレス天板Ⅲ」と「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」は従来モデルのように脚を畳んだ状態で「フィールドラック」に置くだけでなく、脚を出したテーブル状態でも「フィールドラック」に載せられます。

▲「ステンレス天板Ⅲ」は脚を出し、「ステンレス天板 ハーフ」は脚なしで載せてみた

脚出し状態の場合、天板の下にできる空間は「フィールドラック」2台重ねのときよりも低くなるのですが、1段増えるのは大歓迎。

「フィールドラック」のフチがしっかり「ステンレス天板Ⅲ」の脚をガードし、ズレ落ちを抑えてくれます。「コンプレッションベルト」で束ねておくとより安心です。

そして「ステンレス天板Ⅲ」だけの機能ですが、脚を使わないときはハンガーを利用できます。ハンガーは片側だけ出すことも可能。

 

■「焚き火テーブル」と高さが合うってイイかも

「フィールドラック」と「焚き火テーブル」、同じユニフレーム製品なのにどうやっても高さが合わず、気持ちよく組み合わせられないという悩みがありましたが、「ステンレス天板Ⅲ」の登場でようやくこの問題が解消されました。

▲「フィールドラック」の高さは23cm、「焚き火テーブル」は37cm

▲「フィールドラック」2段重ねは約40cmで少しだけ「焚き火テーブル」より高くなる

▲「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」は5cmほど低い

「ステンレス天板Ⅲ」+「フィールドラック」と「焚き火テーブル」の高さが合うと、なんだかスマート。

▲ローチェアに座って調理するのにちょうどいい高さ

ちなみに「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」ではツライチになりませんが、これは脚の長さ天板の広さに収まるサイズだから。5cm高くするには脚を伸ばす機構を搭載するか、収納サイズを犠牲にするしかありません。価格とのバランスを考えればコレが最適解なのでしょう。

もっとも「ステンレス天板Ⅲ ハーフ」は世界観がピッタリ。

「ステンレス天板Ⅲ」のすぐ脇に置きましたが、高さ違いが気になるようなら「焚き火テーブル」や「ステンレス天板Ⅲ」の反対側に離して置くといいのかも。

▲ディレクターズチェアと相性よさそう

「フィールドラック」2段重ね+「ステンレス天板Ⅲ」だと高さは約60cmとなりローチェアでの作業には高すぎ。ディレクターズチェアなど座面高40〜45cmの椅子に座りながらの作業向きです。

マルチに使えると評判の「フィールドラック」ですが、3代目天板の登場でロースタイルのキッチン作りがいっそうはかどるようになりました。「フィールドラック」ユーザー歓喜! この使い勝手は「焚き火テーブル」愛用者が「フィールドラック」購入に踏み切るきっかけにもなりそうです。

>> ユニフレーム

>> [連載]アウトドア銘品図鑑

<取材・文/大森弘恵 撮影協力/新越ワークス>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X

 

 

 

 

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