【速報】特徴的なスマホ4機種投入に見た「UQ mobile」の本気！

UQコミュニケーションズが「2016 秋冬 UQ 発表会」を開催しました。ゲストに新CMへ出演する深田恭子さん、多部未華子さん、永野芽郁さんを迎え、ピンクガチャとブルームクも登場するという豪華な発表会でした。

新CMは、ピンクガチャがママ、ブルームクがパパ、3人が娘という家族の設定。

「UQ mobile」ブランドでは、新たにスマートフォン4機種を発売することが発表されました。今年は夏までに4機種、10月に4機種（LG X screen、ZenFone 2 Laser、ZenFone 3、ZenFone 3 Deluxe）を発売しているので、合計12機種のラインナップになります。

■新たにSIMフリースマホ4モデルを投入

シャープ製の「AQUOS L」（12月上旬発売）は5インチHDディスプレイを搭載。IGZOと省電力技術により、電池持ちが良いことがセールスポイント。ユーザーと会話するに、さまざまな情報を知らせてくれる「エモパー」も利用できます。

防水・防塵、おサイフケータイにも対応した「AQUOS L」。

ファーウェイ製の人気モデル「HUAWEI P9 lite」（11月下旬発売）は、「HUAWEI P9 lite PREMIUM」というオリジナルネームで登場。WiMAX＋2のキャリアアグリケーションに対応し、下り最大220Mbpsで通信できることがアドバンテージ。5.2インチのフルHDディスプレイ、3GBのRAMなどを搭載するハイモデルです。

大ヒット中の「HUAWEI P9 lite」がWiMAX＋2に対応。

TCLコミュニケーションズ製の「alcatel IDOL 4」（11月下旬発売）は、梱包ケースがそのままVRヘッドセットとして使えるというユニークな製品。5.2インチのフルHDディスプレイ、3GB RAM、1300万画素カメラなどのハイミドルスペックを実現し、Hi-Fiサウンドで聴けるLBL製イヤフォンも付属しています。

手軽にVR映像を楽しめる「IDOL 4」。

同じくTCLコミュニケーションズ製の「alcatel SHINE LITE」（12月発売）は、5インチHDディスプレイを搭載するミドルレンジモデル。フロントカメラ用のフラッシュを備えるなど、自撮りを楽しみたい女性向き。背面の指紋センサーは、お気に入りのアプリをワンタッチ起動する設定もできます。

ミドルクラスながら指紋センサーを搭載する「SHINE LITE」。

来年の2月22日から、5分以内の国内通話がかけ放題になる「おしゃべりプランS」を提供することも発表されました。購入や契約の条件によっては、月額料金が1980円（税抜）で2GBまでの高速通信が使えて、5分までの電話がかけ放題で、ターボ機能をOFFにして、データ量をノーカウントにしても最大300Kbpsで使えるという、かなりお得な内容です。なお、10月25日〜2月21日までに対象のプランで加入した場合は、来年2月までの国内無料通話が3倍に増量されるキャンペーンも実施されます。

UQ mobileの取り扱い店を、2016年度内に約1000店舗に拡大する計画や、故障時の代替機の貸し出しや修理受付など、サポートの強化策も発表されました。UQ mobile、どうやら本気のようです。

大手キャリア並みのサポートサービスを準備中。

▼下り最大440Mbpsのモバイルルーターも発売！

「UQ WiMAX」ブランドからは、国内最速の440Mbpsを実現したモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NWXT WX03」（12月上旬発売）が登場。複数のアンテナを使う「4×4 MIMO」と周波数帯域を束ねる「キャリアアグリゲーション」の併用により実現するもので、上り速度も従来の最大10Mbpsから最大30Mbpsに向上することがポイントです。

専用クレードル（別売）にセットすると、自宅ではホームルーターとして使える。

ちなみに、ピンク色のガチャピンと青いムックが発表会に登壇するのは今回が初。これまでは、パンフレットやCM映像のみでの登場だったので、実在しないバーチャルのキャラクターなのでは？　と疑っていたのですが……。そこにも“UQの本気”が感じられました。これから、イベントなどで出会える機会があるかもしれませんね。

鮮やかなピンクとブルーのガチャピン＆ムック。軽快なトークで会場を盛り上げた。

（取材・文／村元正剛）

むらもとまさかた／ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。