まさかのIoT化!? 音に合わせて光るヨーヨーで遊びたい！

今年もいよいよ年末が近づいてきましたが、“宴会芸”のご用意は大丈夫ですか？　いきなり何の話だと思われたかもしれませんが、10年以上前にブームを起こした「ハイパーヨーヨー」世代のみなさま、今一度そのウデを披露するときがきましたよ！

■PCでプログラミングした通りに光るIotヨーヨーでパフォーマンスできる！

株式会社Cerevoが発売した「7-Magic」は、PCと連動して眩しい光を放つパフォーマンス用スマート・ヨーヨー。本体には合計21個の高輝度LEDとBluetoothを搭載し、プログラミングしたタイミングでLEDを点灯させることにより、音楽や映像に合わせてヨーヨーで遊ぶことができます。

開発アドバイザーには、2度の世界大会優勝経験を持つプロのヨーヨーパフォーマーであり、シルク・ドゥ・ソレイユ初のヨーヨーアーティストとして通算500回以上のショーを行ってきた「BLACK」氏を起用。先日行われた発表会では、2つの7-Magicを駆使してショーを見せてくれました。

パフォーマンスを収めた動画はコチラ

開発は実働6カ月以内という短期間だったが、自社で作ったIoT開発モジュール「BlueNinjya」があってこそとのこと。

7-Magicには3つのモードを搭載。

Bluetoothで接続されたPCから、設定アプリ「7-Magic Bluetooth Cue」で発光する色・輝度などを設定し、PC操作者がワイヤレスに任意のタイミングで7-Magicを発光させることができる「ワイヤレスリアルタイム発光モード」。

PC上で流れる映像・音声に合わせて7-Magicを自動的に発光させることができる「ワイヤレスプリセット発光モード」。

映像・音声のスタートタイミングを有線（USBケーブル）で行なう「USBプリセット発光モード」の3つ。

左はBLACK氏。右は株式会社Cerevo代表取締役CEO・岩佐琢磨氏。

BLACK氏いわく、この日に行われた6分ほどのパフォーマンスにかかったプログラミングの時間は約20分ほどとのこと。代表取締役の岩佐氏は、ショーで培ったBLACK氏の経験もあってこその時間で、一般的にはもう少し時間がかかるかもと言っていた。もちろん、プリセットされた音楽やプログラミングデータもあり、後日公開となるがホームページ上ではBLACK氏監修の初心者向けの振り付けパフォーマンス映像を公開するとのこと。

ハイパーヨーヨーブームで腕を磨いた読者の中には、いまだに高レベルな技を使える方もいるはず。これを機に、忘年会・新年会でそのテクニックを披露すれば一躍ヒーローになれるかもしれない。

価格：2万9999円

株式会社Cerevo「7-Magic」

 

（取材・文／＆GP 三宅隆）