シーンに合わせて使い分けたい！ 手軽に使える温活サポート家電12選【身も心もホッコリ 温活のススメ】

【身も心もホッコリ 温活のススメ】

手軽に温活を始めるなら、家電の力を借りるのもおすすめ。ヒーターを搭載したマッサージ機器は手間なく使えて心地良い。着る毛布などのあったか家電は電気代の節約にも。メリットだらけの温活家電をぜひ取り入れたい。

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ヒーター搭載のマッサージ機器は年々増えており、温灸器など温めに特化した家庭用アイテムも登場。これは、体を温めることによる効果が広まっているとも言えるだろう。

「そもそも筋肉は温めるだけでも、血行が促進されてほぐれやすくなるとされているので、相乗効果が期待できる点でも、マッサージ系アイテムは温め機能付きがおすすめです」

こう話すのはヘルスケア家電に詳しい田中真紀子さん。体を温めたりマッサージしたりするとリラックス効果が得られる。また、体の深部体温が上がった後、下がっていく過程で入眠に入ると言われており、寝る前に使うと質の良い睡眠の手助けになるはずだ。

「こうした温活家電は、簡単な準備で本格的な効果が得られることがメリットです。面倒なノウハウなしですぐに取り入られ、続けやすいメリットもあります」

何から温活を始めればいいのかわからない…という人は、ぜひ家電を活用してほしい。

家電ライター　田中真紀子さん
家電の記事を中心にさまざまなメディアで執筆を行うフリーライター。製品に詳しいだけでなく、実際に使うことでその魅力や取り入れ方を発信する。AllAbout白物・美容家電ガイド

＜寝る前に使いたいリフレッシュ系＞

1. 膝下を心地良くマッサージ！ 足先にはヒーターも搭載

エアーマッサージャー
「ねるまえほっとリフレ EW-RA152」（実勢価格：3万9600円前後）

寝転がって足を突っ込むだけで使える手軽さがポイント。足湯に入っている気分で、安眠を誘ってくれそうです（田中さん）

脚を入れるだけで、足先から膝下までを心地良くマッサージ。全周エアーバッグで包み込むように圧迫＆解放し、片足ずつ交互にゆっくりと持ち上げるようなゆらぎ感を追求している。足先に温度設定2段階のヒーターを搭載。

▲フットカバーの奥まで脚を入れる。足首からふくらはぎまで、ぐるっと包み込みマッサージ

▲かかとが隠れる程度に足を差し込むと、足先・足裏全体・かかとのストレッチもできる

2. 耳を温めてリラックス＆安眠へ、耳栓タイプのウォーマー

ドクターエア
「イヤラボ SEL-01」（9900円）

さまざまな神経が集まる耳甲介腔を温めることで気持ちをリフレッシュ。遮音効果もあるので熟睡できそうです（田中さん）

耳に装着するとじんわりとした温かさが広がり、心身共にリラックスした感覚に。さらに周囲の音も遮断し安眠へと導く。充電ケースで耳栓本体の保温材を温める蓄熱式のため、そのまま眠ってしまってもヤケドの心配はない。

▲まるで湯たんぽのような温もり。蓄熱式で自然に温度が下がっていく過程が心地良さを誘う

▲温度設定は3段階。耳に装着後、約5分で適温になり、蓄熱は約8〜10分間持続する

3. 気になる部位を手軽に温められるデジタルお灸

アテックスルルド
「フェムオンテック 温灸 AX-HPL151」（9900円）

しっかり熱めの温感が伝わってきて、奥まで刺激される感覚を実感できます。気になる部位にサッと使えて便利（田中さん）

火を使わず繰り返し使えるデジタルお灸。温灸器は2個セットで、充電ケースが付属。温灸器として医療機器認証を受けており、血行促進や疲労回復などに効果を発揮する。シンプルなデザインと持ち運びやすい点も特徴。

▲温熱を与えることで血行を促進。お腹に貼り、じんわりと温めることで胃腸の働きを活発に

▲付属の粘着シールで体に固定し、気になる部位を手軽に温められる。温度設定は3段階

4. もみ玉にヒーターを搭載したコードレスマッサージャー

フジ医療器
「マイリラ マルチマッサージャー R23 MRL-M2」（実勢価格：1万8000円前後）

ベルトの引っ張り具合で強さを調整できるのが便利。ゴリゴリに凝っている時も、温めながら使うと心地良い（田中さん）

さまざまな部位に対応するコードレスマッサージャー。手技のような力強さと繊細な動作を実現した「極つかみメカ」搭載。さらに、もみ玉にはヒーター機能が付いており、温めながら心地良いマッサージを堪能できる。

▲4つのもみ玉が、人の手をイメージした上下からつかむ動作で疲れた部位にアプローチ

5. 首裏や腰、お腹を温める！ 服に挟むだけの「着る暖房」

マイトレックス
「MYTREX CORE WARMER AIR」（5500円）

使い捨てカイロは熱すぎるという人も、これなら温度調節ができるので快適に使えます。使い捨てないのでエコ！（田中さん）

服に挟むだけで使える、手の平サイズの軽量ボディウォーマー。独自のゆらぎ温熱と肌の奥まで素早く温める近赤外線により、首裏や腰、お腹などを心地良く温められる。温度設定は3段階で、自動オフタイマー機能も搭載。

▲使用する時はインナーやパンツに掛けるだけ。肌触りも良く、軽量設計で快適に使える

＜おうち時間に使えるリラックス系＞

体が冷えると、ただ寒いだけでなく、全身にさまざまなツライ症状が出ることは、皆さんも経験していると思います。そこで取り入れたいのが、パーソナルなあったか家電。これらは自分だけを温めるので、熱の無駄遣いが少なく、電気代を抑えられる可能性も。さらに体の中からも温めて、寒い冬も快適に、元気な体をキープしましょう！（田中さん）

6. 両足を効率的に温められるお手軽パネルヒーター

アイリスオーヤマ
「ぐるポカ パネルヒーター APH-R12A」（実勢価格：7700円前後）

ふくらはぎを包み込むように使えるため、温感をしっかり感じられます。場所を選ばず使えるところも便利です（田中さん）

片足ずつ包み込むことで、ふくらはぎや足首を効率的に温められるパネルヒーター。高さ約32cmでローテーブルの下でも使用可能。使わない時は丸めて収納できる。温度調節は3段階。ブランケットと併用すると暖かさアップ。

▲広げて使うとコタツのように足を温められる。背後に置いて腰や背中を温めることも可能

7. デスクワークの冷え対策に！ ヒーター付きエアクッション

カロスビューティーテクノロジー
「3Dエアクッション ヒーター付き」（1万2980円）

硬くて冷たい椅子に座ると、お尻が冷えたり腰が痛くなったりしますが、これを使えば長時間座っていても快適です（田中さん）

心地良い暖かさが広がるグラフェンヒーターを搭載したエアクッション。浮いているような優しい座り心地とヒーターによる温熱で、デスクワークも快適に。温度設定は3段階。ACまたはモバイルバッテリーからUSB給電を行う。

8. 靴やスリッパの中を温めるUSB給電式の靴下型ヒーター

サンコー
「靴の中を暖める 足甲ヒーター」（4980円）

靴の中が常に暖かいので、一日中アウトドアで過ごす時も、これがあれば足の冷たさに悩まされず活動できそう！（田中さん）

靴下の上から履いて使用する足甲ヒーター。足の甲部分にヒーターを内蔵し、装着して靴やスリッパを履くことでシューズ内を温められる。極薄生地のため着用してもごわつかず、汚れたら洗濯機でそのまま洗濯OK。

▲すね部分のボタンで3段階の温度調整が可能。モバイルバッテリーを入れるポケット付き

9. 着たまま動けて暖かい！ ヒーター搭載の「着る毛布」

YAMAZEN
「くるみケット オーバー Air PD＋」（実勢価格：1万2000円前後）

家で毛布を被って過ごしている人におすすめ。着たまま移動できるので行動を制限されず、電気代も抑えられます（田中さん）

USB給電式のヒーターを搭載した筒状の電気毛布。部屋の中で着用したまま動けるように設計されている。ヒーターユニットは片面の上部に2面、下部に1面配置。上下で独立して電源オン・オフと温度設定（3段階）が可。

▲USB Type-C PD対応で従来品から暖房面積が約1.8倍に。体の広範囲を暖められる

10. スマホの充電も可能！ 繰り返し使える電気カイロ

ライフオンプロダクツ
「使い捨てないマグマカイロ カバー＆ モバイルバッテリー機能付 LCAEA009」（3828円）

手の平で包むように握ると、じんわり温かさが体感できます。使い捨てカイロをよく使う人は切り替えてみては？（田中さん）

充電式で繰り返し使えるエコカイロ。最高温度は約60度の高温に達し、気温が低い真冬日でもしっかり熱を感じられる。温度設定は3段階で、液晶ディスプレイで確認可能。肌触りの良いカバーも付いていて使い勝手が良い。

▲モバイルバッテリー機能も付いており、スマホの充電も可能。冬だけでなく一年中使える

11. 材料を入れてスイッチオン！ 熱々スープも手間なく作れる

シロカ
「ヒーター機能付きブレンダー おうちシェフ BLENDER SM-S151」（実勢価格：1万7820円）

栄養たっぷりで体が温まる食べ物といえば野菜のポタージュ。材料を入れるだけで本格的に作れるのでおすすめです（田中さん）

温かいメニューと冷たいメニューどちらにも対応するヒーター機能付きブレンダー。パワフルな粉砕力で、固い野菜や繊維の多い葉物も手軽に滑らかな熱々スープに。保温や温め直しも可能で、鍋に移す手間なく調理が完結。

▲予洗いに便利な2種類の自動洗浄機能を搭載。水を入れて撹拌することで汚れを浮かせる

12. カルキ抜きでまろやかに！ 使い勝手抜群の白湯メーカー

三ッ谷電機
「温活zen」（実勢価格：1万6500円前後）

白湯の条件は意外と厳しく、準備が面倒。でもこれがあれば沸騰してから冷ますまで、ほったらかしでOKです（田中さん）

健康効果が注目されている白湯を、簡単に作れる白湯メーカー。沸騰、カルキ抜き、保温の3つのモードを搭載し、1度単位で温度設定が可能。予約タイマー機能も備え、朝起きてすぐに美味しいホンモノの白湯が飲める。

▲「カルキ抜きモード」でまろやかで飲みやすい白湯が作れる。液晶付きで操作しやすい

>> 特集【身も心もホッコリ 温活のススメ】

※2024年11月6日発売「GoodsPress」12月号62-65ページの記事をもとに構成しています

＜取材・文／津田昌宏＞

 

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