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「Apple Pay」ではできない「LINE Pay」の銀行口座からのチャージが便利!

&GP / 2016年10月28日 11時0分

「Apple Pay」ではできない「LINE Pay」の銀行口座からのチャージが便利!

「Apple Pay」ではできない「LINE Pay」の銀行口座からのチャージが便利!

「Apple Pay」の登場で賑わいを見せ始めた電子マネーですが、実はLINEも「LINE Pay」というモバイル送金・決済サービスをやっているのをご存知ですか? サービス開始からもうすぐ丸2年が経とうとするLINE Payの特徴を改めて紹介しましょう。

 

■チャージ方法のバリエーションが豊富

「LINE Pay」は、2014年12月にLINEがリリースしたサービスです。

筆者もサービス開始直後に申し込んで利用し始めたのですが、当時は使いにくいところが多かったものの、いまはかなり使い勝手が良くなっているんです。

クレジットカードを登録することで、毎回カード番号を登録しなくてもネットショッピングの決済ができるのが特徴。利用できるクレジットカードは以下のとおりです。

  • VISA
  • Master
  • JCB
  • AMEX
  • Dinersカード

これだけ網羅していれば、手持ちのクレジットカードのうちどれかは登録できるのでは?

基本的には、このクレジットカードを使ってLINE Payにチャージする仕様です。クレジットカードを直接使うのではなく、LINE Payを介して支払うイメージですね。

さらに、多彩なチャージ方法が選択できるのが強み。これは電子マネーとしてかなりありがたいですよね。

  • 銀行口座
  • LAWSONレジチャージ
  • Pay-easy
  • コンビニ
  • オートチャージ

とくに便利なのが銀行口座からのチャージ。ゆうちょ銀行、みずほ銀号、東京三菱UFJ銀行などの銀行口座を登録し、そこからLINE Payにチャージできます。

サービス開始当初は対応する銀行が限られていましたが、2年を経たことでかなり充実しています。とはいえ、銀行の営業時間外にはチャージできないので、夜にチャージしたいときに使えないのは弱点ですね。

また、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどの店頭端末を使って現金チャージも可能です。これならクレジットカードを持っていない人でも手軽に利用できます。

 

■現在は「LINE Payカード」の発行が必須

今回、LINE Pay未登録のスマホで使おうと、「LINE」アプリの「その他」タブで「LINE Pay」を起動してみると、どうやら「LINE Payカード」を発行するのが必須条件になっていました。


このカードを受け取り、LINEアプリで利用開始手続きを行うと、LINE Payが使えるようになります。

LINE Payカードは、手数料や年会費のかからないチャージ式のプリペイドカードです。年齢制限や発行審査がないので、誰でも利用できます。

コンビニやスーパーなど、国内外のJCB加盟店である約3,000万以上の店舗や、インターネットでの買い物に利用可能。本人確認を行えば海外でも使えます。

また、100円の利用につき還元率2%である2ポイントが貯まり、貯まったポイントは1000ポイントからLINE Payの残高として交換できるメリットがあるようです。

この2%という還元率は一般的なクレジットカードよりも高く、モバイルSuicaへのチャージにも対応しています。さらに、LINEのMVNO「LINEモバイル」の支払いのクレジットカードとして、LINE Payカードを使うこともできますよ。

先ほど紹介した「LAWSONレジチャージ」は、LINE Pay カードを使ってローソンの店頭でチャージするのにも使えます。ウェブや店頭での決済についてはこのチャージ式のカードも、スマホの「LINE Pay」も同じですが、大きな違いがあるんです。

 

■LINE Payユーザー同士で使える割り勘&送金機能

LINE Payは、LINE Payを使っているユーザー同士での割り勘や送金を請求して支払うという作業がアプリ内で完結できます。

送金サービスの申込後7日後までに送金が完了しなかった場合は、自動キャンセルされるシステムです。友だちがLINE Payに加入していない場合、加入後に、送金/送金依頼/割り勘が完了されます。

ただし、このサービスは本人確認が完了していなければ使えません。提携銀行口座を登録するか、身分証をアップロードして本人確認行います。認証した情報が確認されれば、入力した住所に案内が郵送され、それを受け取ることで本人確認は完了します。

この機能はかなり画期的なものとしてサービス開始時は話題になったのですが、やはりお互いにLINE Payで本人確認を済ませていることが条件になるので、少しハードルが高い印象。ちなみに、ほかの人への送金時の手数料は無料ですが、自分の銀行口座への出金には216円の出金手数料が発生します。

スマホを使った電子マネーの利点は、スマホで利用履歴がリアルタイムで確認できること。家計管理が苦手な人でも、簡単に支出を“見える化”できるので、試しに使ってみては?

>> LINE Pay

 

(文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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