ソフトクーラーで5日以上ヒエヒエってマジ!?18層構造と構造と宇宙服素材のガチクーラーボックス

＆GP / 2024年12月17日 11時30分

気温の下がる冬場でも、食材の鮮度を保ちながら持ち運ぶクーラーボックスはキャンプの必須アイテム。冬キャンプを楽しむなら、食材が凍ってしまうのにも一役買います。保冷・断熱性能で考えるなら間違いなくハードタイプに軍配が上がるけど、使わない時はコンパクトに畳めるソフトタイプの便利さも捨てがたい。願わくば、両方のタイプのいいとこ取りができればいいのに…。そんな願いを叶えてくれそうな新製品が、この冬アイリスオーヤマから登場です。

12月16日より発売の「HUGEL（ヒューゲル）エアロゲルソフトクーラーボックス」（25Lタイプ：2万円前後、40Lタイプ：2万3000円前後）は、かさばらずに収納できるソフトタイプながら、なんと最大5.4日間（アイリスオーヤマ調べ）もの保冷力キープを実現！　驚異的な保冷性の秘密は、宇宙服にも使われる究極の断熱素材・エアロゲルを含む18層の多層断熱構造にありました。

まずはボックス本体の構造から紹介しましょう。この「HUGEL エアロゲルソフトクーラーボックス」は、汚れに強いタフアウタークーラーと、取り外せる断熱インナークーラーで構成されています。

アウター部分は撥水ポリエステルキャンバスや遮熱効果のあるアルミ蒸着PETフィルム＋EPE、EPE断熱材などによる6層構造、インナー部分はポリエステルキャンバスやPEVAシート、それに断熱効果のある8層エアロゲルなどを用いた12層構造になっており、蓋部分をのぞく5つの面はインナー＋アウターの合計18層の多層構造となっています。

注目したいのがこのエアロゲル。エアロゲルとは、地球上で最も軽い個体といわれる多孔質の断熱素材で、その軽さは“凍った煙”にも例えられるほど。宇宙服や火星探査車にも使用される、この最強の断熱素材を含んだ計18もの多層構造が、常識を覆す強力な断熱性を発揮。メーカーによるテストでは従来品ソフトクーラーバッグ（SCB-18K）のおよそ4倍、最大5.4日間もの保冷効果を確認しているというから驚きです。

ラインナップはシーンに合わせて選べるよう、ソロキャンプやデイキャンプに最適な25Lモデルと、ファミリーキャンプにちょうどいい40Lの2サイズで展開。本体重量は25Lモデルで約2.4kg、40Lモデルで約2.7kgと従来のハードタイプと比べて大幅な軽量化を実現。どちらも使用しないときは折りたたんで収納可能できるから、保管場所に頭を悩ませる必要はありません。