長期休みはネット動画三昧でしょ!主要10社の料金プランや無料サービスをおさらい
&GP / 2024年12月28日 19時0分
長期休みはネット動画三昧でしょ!主要10社の料金プランや無料サービスをおさらい
せっかくの長期休みだからこそ、ゆっくり動画を見てくつろぎたい。
そんなときに、頼りになるのが「動画配信サービス」(VOD:ビデオ・オン・デマンド)です。しかし、市場にはかなりたくさんのサービスがあって、それぞれどのくらい料金差があるものなのか、ちょっと分かりづらい。
本稿では、代表的な10サービスをピックアップして、概要と特徴をおさらい。初めて使う方も、いつも使っているサービスがある方も、どんな選択肢があるのか、チェックしてみてください。
なお、本稿で紹介する料金は、そのサービスにおける基本設定の値であり、App StoreやGoogle Playストアからの購入時には、金額が異なることがあります。ご留意ください。
1. ド定番な「Amazon Prime Video」
「Amazon Prime Video(プライムビデオ)」は、言わずと知れたAmazonのビデオストリーミングサービス。
Amazon.co.jpのお急ぎ便やお届け日指定などが無料で使えるようになる定額サービス「Amazonプライム」に加入すると、その料金内で特典対象の動画コンテンツも追加料金なしで視聴し放題になるという仕組みです。普段から買い物でAmazon.co.jpを使うので、すでに使っているという人も多いはず。
料金は「Amazonプライム」と同じなので、月額600円(税込、以下同)、または年額5900円。競合と比べてもかなり安い印象です。なお、もしAmazon.co.jpで買い物をしないという人でも、30日間の無料体験があるので、それを使ったのち、月600円で短期間だけ利用するといった楽しみ方もできるのがメリットとなるでしょう。
▲Amazon Prime Videoは長期利用するなら年額プランの方がだいぶお得。ただし、短期でも月600円で楽しめる
ちなみに、コンテンツによっては料金内で視聴できず、有料でレンタルや購入する場合もあります。
2. オリジナル作品の多い「Netflix」
「Netflix(ネットフリックス)」は海外作品やオリジナル作品も充実している動画配信サービスです。先述のAmazon Prime Videoと比べると、月額料金を払うことで、配信されている全てのコンテンツを視聴できるのがポイント。一方で、常設の無料体験期間はなく、月額料金も若干高めに設定されています。
▲Netflixの料金プラン
3つのプランを選択でき、「広告つきスタンダード」が月額890円、「スタンダード」が月額1590円、「プレミアム」が月額2290円になります。
ちなみに、最上位の「プレミアム」プランを購読すると、同時視聴台数や同時ダウンロード可能デバイス数が増えるほか、高画質での視聴や、空間オーディオへの対応などの特典が付きます。
3. ディズニーとのセットもある「Hulu」
Prime Video、Netflixに次ぐ選択肢として上がってくるのが、「Hulu(フールー)」。月額1026円で各種動画コンテンツを視聴でき、一部テレビ番組の見逃し配信なども行われています。一部コンテンツはレンタル・購入が必要。こちらも、キャンペーンなどを除き、常設の無料体験はキャンペーン期間はありません。
▲huluとDisney+のセットに注目だ
そして、このHuluといえば、ディズニー傘下になったことが最近のトピック。後述する「Disney+」とセットになった「Hulu | Disney+ スタンダードセットプラン」(月1490円)、または「Hulu | Disney+ スタンダードセットプラン」(月1740円)も選べます。
これまで「ディズニープラス観たいけど、ほかの動画サービスと組み合わせると値段がなぁ…」なんて思っていた人なら、このセットプランは必見ですね。
4. 年額プランだとちょっと安くなる「Disney+」
そして、ディズニーやピクサー、マーベルなどのコンテンツが好きな方は、「Disney+」も狙い目。先述のHuluとのセットプランだけでなく、単体プランもチェックしておきましょう。
サブスクリプションは月額・年額の2種類が用意されています。「ディズニープラス スタンダード」プランは月額990円か年額9900円、「ディズニープラス プレミアムプラン」は月額1320円、または年額1万3200円。上位プランにすると、解像度や、ドルビーアトモス対応、同時視聴可能台数などが変わってきます。
▲Disney+は年額プランも選べる
5. 雑誌も読むなら「U-NEXT」
雑誌を読む機会がある場合には、「U-NEXT」も有力候補になるでしょう。動画視聴と雑誌読み放題サービスがセットになった「月額プラン」(月額2189円)が提供されており、1ポイント=1円で利用できるポイントも1200円付与されるのがポイント。例えば、有料作品の購入や、電子書籍の購入などに使えます。
ちなみに、一部ジャンルが視聴できない代わりに付与されるポイントが1500円になる「月額プラン(ポイント増量)」もあるので合わせてチェックしておきましょう。
▲U-NEXTはポイント付与をうまく使えるかどうかでお得度が変わってくる
また、ここ数年のトピックとしては、TBSやテレビ東京、WOWOWなどによる動画配信サービス「Paravi」が、U-NEXTに統合されています。そのため、TBS・テレビ東京系のコンテンツなどが気になる場合も、U-NEXTをチェックしてみましょう。
6. 無料コンテンツもある「Lemino」
「Lemino(レミノ)」は、NTTドコモが運営する動画配信サービスで、かつての「dTV」がリニューアルされたものです。「dアカウント」を持っていなくても利用できますが、視聴可能作品が一部制限されます。
同サービスのポイントは、無料コンテンツと、「Leminoプレミアム」(月額990円)の2種類が用意されていること。広告表示があり、視聴できる作品も限られますが、一部コンテンツを無料で視聴できるのは、節約にこだわりたい人には嬉しいポイントですね。
▲「Lemini」では、広告付き無料視聴、個別課金での視聴、月額プランでの視聴、という3つの利用スタイルがある
7. テレ朝系番組がある「TELASA」
KDDIとテレビ朝日が関わっている「TELASA(テラサ)」も一部無料コンテンツが提供されています。こちらも無料作品はログインなしで利用可能です。
見放題プランが月額618円で、Leminoよりもひと回り安価なのがポイント。さらに「Pontaパス(月548円)」(旧auスマートパスプレミアム)を契約しておくと、一部作品を追加料金なしで視聴できる仕組みも用意されています。
▲「Pontaパス」を利用する場合には「au ID」の使用が必要になる
コンテンツとしては、各ジャンルのほか、テレビ朝日の人気番組が配信されていることをチェックしておきましょう。
8. テレビ連携が濃厚な「FOD」
続いて、フジテレビが運営する動画・電子書籍配信サービスの「FOD」。
テレビ番組の見逃し配信は、会員登録不要・無料で視聴可能であり、さらに有料サービスの「FODプレミアム」(月額976円)では、各種動画コンテンツが見放題になり、200誌以上の雑誌も読み放題になります。独占配信番組や、オリジナル作品があることもポイントですね。
そのほか、PCやスマートフォンなどでテレビ番組をすぐに観られるなどの特典が付いたプランとして、「フジテレビ ONE TWO smart 2チャンネルセット」(月額1100円)、「フジテレビ NEXT smartコース」(月額1980円)、「フジテレビ ONE TWO NEXT smart 3チャンネルセット」(月額2310円)などのオプションも用意されています。
▲上位プランだとテレビも観られる。名称からだと分かりづらいが、ONEがスポーツ・バラエティ、TWOがドラマ・アニメ、NEXTがライブ・プレミアムというジャンルの違いだ
9. アニメ特化なら「dアニメストア」
ドコモ系の動画配信サービスとしては、アニメや声優関連のコンテンツなどに特化した「dアニメストア」もあります。ドコモユーザー以外でも利用可能です。
魅力は、初回は初月無料で試せるほか、その後も月額550円という低価格であること。結局、アニメは観るけど、ドラマや映画はあまり観ない…という人ならば、検討してみると良いでしょう。ただし、全てのタイトルが見放題というわけではなく、有料レンタルの作品もあります。
▲dアニメストアには初回の無料期間がある
10. スポーツ中継が観たいなら「DAZN」
ラストは、スポーツ好きな方ならおそらく既に知っていると思うので、わざわざ紹介するかどうか悩ましい「DAZN(ダゾーン)」。
メインとなるプランは、サッカーや野球、ゴルフ、バスケットなどを含めた主要競技も見放題になる「DAZN Standard」で、こちらは月4200円〜とかなり高額。一方、ボクシングや総合格闘技、eスポーツなどその他の種目に特化した「DAZN GLOBAL」(月980円)も提供されているので、こちらは手を出しやすいはず。
また、競技ごとプランなども一部あるので、気になる競技があったら、それ目的に契約してみると良いかもしれません。例えば、プロ野球だけを観られる「DAZN BASEBALL」プラン(年間プラン・月々払いのみ、月2300円)などもあります。
▲DAZNの料金は2024年2月14日以降に改訂されている
ちなみに、そのシーズンに無料配信されている競技もあります。ちょこちょこチェックしてみると、暇な時間にスポーツ中継を楽しめるかもしれませんよ。
* * *
以上、10つの動画配信サービスでした。条件が合いそうなサービスについて、1〜2つチェックしてみてください。
なお、本稿では割愛しましたが、サービスごとに使用できる決済方法に違いがあったりもします。例えば「クレジットカードが使えない」などの場合には、携帯電話会社との合算支払いが可能なサービスを選ぶ、など条件が限定されてきますので、お忘れ無く。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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