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2024年のスニーカー事情をプレイバック。気になる人気モデルを一気に振り返り!

&GP / 2024年12月31日 20時0分

2024年のスニーカー事情をプレイバック。気になる人気モデルを一気に振り返り!

2024年のスニーカー事情をプレイバック。気になる人気モデルを一気に振り返り!

【2024年人気アイテム総まとめ】

今年も数え切れないほどの注目作がリリースされたスニーカー。限定品に限らず、品薄状態が長く続いていたモデルもたくさん見受けられ、まだまだシーンは活況のよう。今から買ったとしても遅くない、2024年の人気モデルを年末最後に改めて振り返ってみます。

■2024年のスニーカートレンドはじっくりと熟成していった印象

スニーカーブーム自体は落ち着いたと言われていますが、2024年もコラボレーションや復刻が続々とリリースされ、話題の熱量は相変わらず。最新機能を備えたモノからレトロなルックスのモノまで、幅広いバリエーションのモデルがシーンを賑わせました。スニーカーシーンのトレンドとしては、2023年からの潮流を引き継いだ印象。テラスシューズやランニングシューズが特に人気を集め、その存在感は2025年になってもしばらく続きそうな予感です。

エディター/ライター コマツショウゴ
雑誌やウェブマガジン、ブランドのオウンドメディアで企画制作やインタビューなどを中心に手がける。ファッション・カルチャー・アウトドアなどの分野で幅広く活動中。

 

なかでも、2024年の筆頭はadidas Originals(アディダス オリジナルス)の「SAMBA OG(サンバ OG)」をきっかけに大ヒットを記録したテラスシューズ。クラシカルなデザインは履きこなしやすく、豊富にラインナップしたカラーリングによって確固たる人気を確立しました。ランニングシューズは高機能モデルが引き続き支持されていますが、2000年代の復刻モデルも注目され、さらなる爆発力に期待が高まります。

■2024年のヒット作を5つのキーワードとともに読み解く!

ファッションのトレンドが多様化した現在、スニーカーを選ぶ基準は以前よりもさらに人それぞれとなりました。そのなかで、2024年のスニーカーシーンで熱視線を浴びていたモデルを振り返ると5つのキーワードが浮かんできました。2025年にも影響を及ぼすであろう人気の理由を探ります。

1. 薄底ソールが街を席巻! 圧倒的な人気を集める“テラスシューズ”

テラスシューズは、サッカースタジアムの立見席(テラス)に通う、熱狂的なフットボールファンの足元として支持されていたトレーニングシューズのこと。薄いソールやトゥのT字形パーツがアイコニックで、クラシカルなルックスがコーデに合わせやすいアイテムです。

テラスシューズの火付け役は、まだまだ絶好調!

adidas Originals(アディダス オリジナルス)
「SAMBA OG(サンバ OG)」(1万5400円)

今年は「GAZELLE(ガゼル)」や「Handball Spezial(ハンドボール スペツィアル)」など、さまざまなテラスシューズが注目されましたが、やっぱり履きたいのは、ここ数年ダントツの人気を誇る「SAMBA OG」。定番のモノトーンから、ファッショントレンドの“グランパコア”に最適な渋いトーンまで、カラーリングの豊富な選択肢も魅力です

1950年代に登場した、深い歴史を誇る「SAMBA OG」。オリジナルを再現したシャープなシルエットや、しなやかなレザーのアッパーに上品さが漂います。あらゆるファッションスタイルと調和する汎用性がありながら、しっかり個性を主張するデザインが秀逸。一過性のブームでは終わらないタイムレスな名作は持っておくべき1足です。

>> アディダス

2. “アウトドア由来のテック系”が定着。スタイリッシュなデザインが◎

ランニングシューズのなかでも、近年脚光を浴びているのがトレイルランニングシューズ。岩場や下り坂を走破するために搭載された機能の数々は、街で着用しても履き心地抜群です。特に今は、ミニマルでスタイリッシュなデザインが支持されています。

格別の履き心地が生み出した機能美

Salomon(サロモン)
「XT-6」(2万8600円)

ファッションデザイナーが着用して話題を呼んだ「XT-6」は、履き心地の良さと洗練されたデザインによって、今や幅広い人たちが愛用中。テックウエアとの相性は言うまでもなく、モードやトラッドのハズしにも◎。ファッションスタイルを問わずに合わせやすく、アウトドアがルーツでありながら、どこか都会的な表情に惹かれます

2013年に登場したオリジナルの「XT-6」は、ウルトラディスタンスレースのトップアスリートたちに支持されてきたトレイルランニングシューズ。ソールのクッション性やグリップ力は抜群で、丈夫なTPUフィルムとメッシュを組み合わせたアッパーは軽量かつ通気性に優れています。

>> サロモン

3. 2000年代を感じる“ニューレトロなランニングシューズ”

2000年代に誕生したランニングシューズも今年のイチ押し。現代にも通用する機能を搭載しつつも、少し懐かしさを感じるデザインやシルエットで人気を呼んでいます。テクニカルな印象の足元が主張され、コーディネートにメリハリを付けてくれる存在です。

長寿シリーズからファッション視点でリバイバル

ASICS(アシックス)
「GEL-KAYANO 14(ゲルカヤノ 14)」(1万9800円)

ファッションブランドとのコラボレーションを経て、とりわけ海外からの評価が高い「GEL-KAYANO 14」。程良くボリューミーなシルエットが2000年代らしく、近未来感のあるデザインが今のファッショントレンドにマッチします。2023年「GEL-KAYANO」シリーズが30周年を迎え、2024年はさらに盛り上がりを見せた印象です

2008年に登場し、アメリカのランニング専門誌で受賞歴を持つ本格ランニングシューズが、アッパーの素材とフィット感をアップデートしてタウンユース仕様に。2000年代に見られたデザインやシルエットを取り入れながら、ミッドソールに衝撃緩衝材機能を持つGELテクノロジーが搭載されています。

>> アシックス

4. ランニングから日常まで対応する“高機能ランニングシューズ”

デイリーユースのスニーカーとして市民権を得ているランニングシューズですが、昨今はランニングと日常の両シーンでシームレスに履けるモデルが人気。高機能なだけあって、年齢・性別問わず支持されています。

独創的なデザインで履き心地を快適に

On(オン)
「Cloud 5(クラウド 5)」(1万7380円)

Onのラインナップなかでもシンプルなデザインの「Cloud 5」は、ランニングのギアとしてもファッションアイテムとしても、よく見かけた1年でした。象徴的なソールは軽量かつクッション性に優れているので、日常使いしたくなるのも納得。さまざまなコーディネートに馴染みつつ、足元が際立つ1足です

ソールに採用した特許技術のCloudTec®(クラウドテック)は、空洞のパーツが履く人の足の動きに応じて圧縮し、最適な位置でクッション性を発揮。通気性に優れた軽量モデルで、長時間の着用も快適です。ゴム紐のスピードシューレースシステムによって簡単に脱ぎ履きできるうえ、しっかりと足にフィットします。全体の44%に再生素材を利用。

>> オン

5. 現代的に解釈した“ハイパフォーマンスシューズ”

各ブランドが最新技術を落とし込んでいるハイパフォーマンスなランニングシューズは、その後スニーカーに多大な影響を与えます。そんなハイスペックをブラッシュアップしたモデルに注目。現代的な解釈がプラスされたデザインは新鮮です。

創業年を冠して、新たなスタイルを提案

NEW BALANCE(ニューバランス)
「1906A」(1万9800円)

ハイパフォーマンスシューズ「1906」の系譜を受け継ぐ「1906A」は、N-ERGY(エナジー)やABZORB(アブゾーブ)など、ブランドを代表する機能が採用されているので履き心地の良さは言わずもがな。アッパーのパーツがユニークで遊び心を感じます。ローファー仕様の「1906L」も記憶に新しく、2025年もホットな話題を提供してくれるはず

ブランド創業年を冠し、2009年にリリースされたハイパフォーマンスランニングシューズ「1906」を復刻した「1906R」。その機能的なアッパーを脱構築&再表現したのが「1906A」です。端を浮かせた立体パーツを中心から外して配置したデザインが斬新で、スポーツテックの新しいスタイルを提案します。

>> ニューバランス

 

>> 【2024年人気アイテム総まとめ】

<文/コマツショウゴ>

 

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