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時短&時産かつ、旨いが嬉しい「オーブンレンジ&トースター」6選【GoodsPress Award 2024】

&GP / 2025年1月9日 20時0分

時短&時産かつ、旨いが嬉しい「オーブンレンジ&トースター」6選【GoodsPress Award 2024】

時短&時産かつ、旨いが嬉しい「オーブンレンジ&トースター」6選【GoodsPress Award 2024】

【GoodsPress Award 2024】

オーブンレンジは温めたり焼いたりと、調理の工程の一部で使うイメージがあるが、近年はほったらかし調理家電やマルチ調理家電として進化を遂げている。そんな時短と美味しさを両立したオーブンレンジ&トースターを紹介しよう。

*  *  *

凝った料理は作らないからオーブンレンジやトースターは安くてシンプルなものでいい、と思っている人も多いだろう。確かに数年前までは、高機能オーブンレンジは設定が複雑だったり、自動メニューのレシピの下ごしらえが面倒で、使いこなせない人も多かった。

それが今は「材料を並べるだけ」「解凍なしで並べるだけ」など、細かい設定も不要で簡単に美味しく焼き上げてくれるものが増えている。オーブンレンジはもはや“ほったらかし調理家電”になりつつあるのだ。

シャープの「ヘルシオ」は過熱水蒸気を使い、温度帯が異なる食材を同時に調理できる点ですでに唯一無二だが、今回はさらに、少人数世帯でも使いやすい小型トレーや、完成後30分間保温してくれる機能も追加。ユーザビリティがさらにアップした点を評価した。

オーブントースターの機能も向上している。ツインバードもシャープも中までしっかり加熱できるのが特徴だが、中まで熱々になると、より窯出しの美味しさに近づくことを実感。今後の新たなトレンドとなり得ると感じさせられた。今後、オーブン&オーブントースターは、手をかけずに料理を格上げしてくれる調理家電という視点で選んでみるといいだろう。

家電ライター 田中真紀子
家電に関する記事の執筆や監修を年間300本以上こなすほか、テレビやラジオの出演、セミナー講師など幅広く活躍する家電専門家。自宅にも常時200以上の最新家電が並び、日常的に使いこなす

【GoodsPress Award 2024】
ー調理家電部門 オーブンレンジ・トースターー

<大賞>

■“水で焼く”はやっぱりすごい! 1人分でも作りやすく進化

シャープ
「ウォーターオーブン ヘルシオ AX-LSX3B」(17万4000円)

料理が面倒な日も、食材を並べるだけで美味しく調理してくれる究極の“ほったらかし調理家電”。冷凍のまま調理できるから、解凍の心配をせずにまとめ買い、冷凍保存もでき、家事の効率化にも貢献してくれます

水を100度以上に加熱した過熱水蒸気だけで調理できる唯一のオーブン。温度帯が異なる食材を並べ、「まかせて調理」を選べば、自動でおいしく調理してくれる。最新モデルは、少量の調理や完成後に冷めてしまうなどの悩みに対応し、より使いやすく進化。

▲ちょっとだけ作りたいときに便利な小型トレーが付属。小さくても「らくグリ!調理」で美味しく調 理する

▲料理が完成してもすぐに食べられない時も、「+ほかほかキープ」キーを押しておけば30分間温めておいてくれる

<焼き上がり秀逸賞>

■ボタンひとつで匠の焼き上がり、毎日窯出しの美味しさに

ツインバード
「匠ブランジェトースター」(2万5800円)

パンの中まで熱々になると、トーストもクロワッサンも通常のトースターでは出せないとろけるような美味しさに。冷凍したカレーパンも、解凍なしで温められる「冷凍モード」なら、外は焦がさずカリカリ、中のカレーは熱々に

世界一のパン職人・浅井一浩シェフと共同開発。遠近2種類のヒーターを搭載し、センサーが秒単位で温度を計測することで、ボタン1つで焼きたてパンのように温める。冷凍したパンでもおいしく温めるプログラムも搭載。

▲表面を焼き上げる「遠赤外線カーボンヒーター(写真上)」と、内部まで温める「近赤外線ハロゲンヒーター(写真下)」で外はサクッと中は熱々に

▲「カレーパン」モードを使えば、冷凍カレーパンでも、外は揚げたてのようにサクサク、中は熱々に温められる

<時短調理賞>

■高火力&加熱が早いから時短でおいしく調理

東芝ライフスタイル
「石窯ドームER-D7000A」(実勢価格:12万5000円前後)

下ごしらえした食材を並べるだけで最適に美味しく焼き上げてくれるから、忙しい日もちゃんと自炊できます。深皿を使えば、作れる料理の幅が広がって、献立づくりもラクになりそう。何より高火力で美味しく時短できるのがいいですね

350度の高火力のオーブンでパンはふっくら、肉はジューシーに。「分量フリー自動メニュー」では下味冷凍した食材も自動調理できる機能が新搭載。分量を計る必要がないので便利。深皿を使えばメニューの幅がぐんと広がる。

▲業界最高※の350度と高火力で、水分を閉じ込めふっくら焼き上げる。予熱200度まで約5分と加熱もスピーディ ※2024年8月1日現在、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて

▲深さ5cmの深皿を使えば煮物や麺類、パエリアなどのご飯ものの調理もOK。出来上がったらそのままテーブルへ

<QOL賞>

■過熱水蒸気で焼くともっちり感が段違い

シャープ
「ヘルシオ トースター AX-WT1」(3万3000円)

中がもっちりふわふわのトーストを焼きたいなら、やはり過熱水蒸気を使った本機が優秀。揚げ物の温め直しでも、衣の油を落としながら中まで熱々に仕上げてくれるので、惣菜を利用することが多い人にもおすすめです

シャープが得意とする過熱水蒸気を使ったトースター。水で焼くから、外はサクッと、中はもっちりふわふわに。揚げ物の温め直しやノンフライ調理、焼き料理など、コンパクトながら食生活が豊かになる機能を搭載。

▲ヘルシオならではの過熱水蒸気で焼き上げたトーストは、内部に水分を閉じ込めつつ、外はカリッとした食感に

▲好みに合わせて「ふわふわ度」が3段階から選べる。「ふわふわ3」で温めたパンのもっちり度は別格!

<多機能賞>

■レンジ→グリルのリレー調理で短時間でこんがりおいしく

象印マホービン
「STAN.オーブンレンジ ES-SB26」(8万2500円)

レンジからグリルのリレー調理は、自分でやろうと思うと皿や角皿を変えたり、2度の設定が必要になりますが、これは自動でやってくれるから便利。下ごしらえして冷凍した食材も「凍ったままレジグリ」でおいしく焼き上げてくれます

デザインも高評価のSTAN.シリーズから登場。レンジで中まで温めてから表面を焼き上げる「レジグリ」のほか、全方位から加熱する「うきレジ」、揚げ物をおいしく温め直す「サクレジ」など、便利な時短機能を多数搭載している。

▲買ってきた揚げ物などを、揚げたてのように温め直したいときは、専用の「サクレジ」ボタンを押すだけ

▲レンジで芯まで温めた後、グリルで表面を焼き上げるリレー調理を自動で行う「レジグリ」で時短調理が可能

<マルチ調理賞>

■ごはんも炊けて蒸し物もできるマルチ調理家電!

コイズミ
「土鍋付き電子レンジ KRD-183D/K」(3万2780円)

土鍋でごはんを炊いたり鍋を作ったり、蒸し器で蒸し鶏やゆで卵を作ったり。電子レンジとは思えない働きをしてくれます。オーブン機能はいらない、炊飯器を置く場所がないという単身者の人におすすめ

シンプルな電子レンジなのに、付属の土鍋を使ってごはんを炊いたり、煮物を炊いたり。蒸し器を使えば、肉まんをふかしたり、蒸し鶏やゆで卵も作れる。実は電子レンジがマルチであることを認識させてくれるアイデア家電。

▲専用蒸し器も付属! ふたと内容器にはマイクロ波を反射するアルミを採用することで加熱しすぎを抑える

▲付属の専用土鍋を使えば、レンジで1-2合のごはんが炊ける。忙しくて時間がない時などに重宝する

>> 特集【GoodsPress Award 2024】

※2024年12月6日発売「GoodsPress」1月-2号合併号32-33ページの記事をもとに構成しています

<文/田中真紀子>

 

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