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◯◯Payだけじゃない。現金以外の主な4つの支払い方法をおさらい

&GP / 2025年1月5日 19時0分

◯◯Payだけじゃない。現金以外の主な4つの支払い方法をおさらい

◯◯Payだけじゃない。現金以外の主な4つの支払い方法をおさらい

【キャッシュレス決済の現在地】

キャッシュレス派が多数を占める時代になりました。これまで渋ってきた方も、脱・現金派を志すならば、早いうちが好機かもしれません。しかし世の中、なんと支払い方法の多いことか…。「◯◯Pay」などのキャッシュレス決済を導入して、お得かつ便利に運用したいと思った場合、選択肢が多すぎて迷子になりがち。

また、すでにいくつかのコード決済を試したことがある人でも、黎明期のコード決済ブームがひと段落してからは、使うサービスが限定されてきた人も多いかもしれません。しかし、数年が経過して状況も徐々に変化しています。そろそろ知識のアップデートもしておきましょう。

そこでこの記事では、そもそも現金払い以外のキャッシュレス決済としてどんな選択肢があるのか、まずは全体像を俯瞰し、前提知識をざっくりと一気におさらいしていきましょう。

 

■決済時の行動は主に5つのパターンに分かれる

まず、キャッシュレス決済で商品やサービスを購入する際、購入する人がどのような行動をするかで、おおまかに5つの種類に分けられます。

キャッシュレス決済の5つの払い方イメージ ▲キャッシュレス決済の5つの払い方(イラストは筆者制作)

1つ目は、磁気カード。溝のあるカードリーダーに、指定の方向でカードをスッと通すことで、磁気ストライプ(黒い帯)にある情報を読み取るという仕組みです。一部のクレジットカードや、プリペイドカード、ポイントカードなどで使えます。ただ、利用機会は減ってきています。

2つ目は、接触型のICカード。ICチップを搭載したクレジットカードをリーダーに差し込むことで、ICチップから情報を読み取ります。現時点では、クレジットカードを使ううえで、最も一般的なスタイルでしょう。

3つ目は、非接触型決済。対応のクレジットカードや、交通系電子マネーカード、スマートフォンなどを非接触決済用のリーダーにかざすことで、ピッと認証される仕組みです。ひと昔前は交通系電子マネーやApple Pay、おサイフケータイなどの十八番といったイメージでしたが、昨今は対応店舗が増えたことで、クレジットカードも使える機会が増えています。

4つ目は、コード決済。これにはふたつ種類があり、店舗側が提示しているQRコードを購入者がスマートフォンのカメラを使って読み込む「ユーザースキャン方式」と、購入者がスマ-トフォンの画面に表示させたコードを店舗側の端末で読み込む「ストアスキャン方式」です。

5つ目は、オンライン決済。要するにインターネット経由で行う決済方法で、認証を行うことで、あらかじめ登録しておいた決済方法を用いて買い物ができます。具体的な決済方法は多岐に渡り、クレジットカードでの決済や、銀行からの引き落とし、特定の支払いサービスに登録しておいた支払い方法を使いまわせるID決済(アカウント決済)、キャリア決済、電子マネー決済などさまざまです。

 

■支払いタイミングは主に3つ

続いて、キャッシュレス決済の支払いタイミングが3つあることも知っておきましょう。これらは使用する決済手段やサービスによって異なります。

支払いタイミングのイメージ ▲サービスによって、残高や支払いを意識するタイミングが変わってくる(図解は筆者制作)

1つ目は先払い(プリペイド)。プリペイドカードや、交通系電子マネーのようにあらかじめお金をチャージしておき、その残高の範囲で決済を行う仕組みです。使いすぎを予防できる反面、日常的に使ううえでは、チャージの手間が発生します。サービスによっては残高が一定値を下回ると自動でチャージを実行するオートチャージの設定を使えることもあります。

2つ目は即時払い型(リアルタイムペイメント)。デビットカードに代表されるように、紐づいた銀行口座の残高から即時引き落とされる仕組みです。決済上限がないので使いやすい反面、残高の管理は重要になります。

3つ目は後払い型(ポストペイ)。クレジットカードや、QUICPayなどに代表される一部の電子マネーなどが当てはまります。締日を基準に、1ヶ月間で決済した金額が、後日、紐づいた銀行口座から引き落とされることになります。残高を気にせずに使えるので利便性は良いですが、その反面使いすぎには要注意です。

 

■重要なカテゴリは4つ

そして、選択肢として重要になってくる具体的な決済方法を整理すると、以下のような4つのカテゴリにまとめることができるでしょう。自身が使ったことがある決済手段がどれであり、新しくどの決済手段の利用頻度を増やしてみたいのか、それぞれのメリット・デメリットを考えつつ、絞り込んでいくのが重要になるでしょう。

1)カード:「Visa」や「Mastercard」「JCB」のようなブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなど

2)電子マネー:「QUICPay」や「iD」のようなスマートフォンで使える電子マネー決済、そして「Suica」や「PASMO」に代表されるようなカードでもスマートフォンでも使える交通系電子マネー

3)スマホ決済(コード決済):「PayPay」や「au Pay」「d払い」「楽天ペイ」など、キャリア系のアプリ・サービス、メルカリに紐づいた「メルペイ」や、ファミリーマートで使える「ファミペイ」などなど

4)オンライン決済サービス:「Amazon Pay」や、「Pay-easy(ペイジー)」、「PayPal」など

なお、ここ数年の変化としては、クレジットカードのタッチ決済が利用できる場所が増えたこと。スマホ決済で主力のひとつだった「LINE Pay」が2025年4月30日でサービス終了になり、「PayPay」に一本化されることなどが重要なトピックです。

*  *  *

次回以降は、これらの分類のうち、特に「スマホ決済」にフォーカスし、サービスごとの具体的な特徴や違いについて整理していきます。

>> [連載]キャッシュレス決済の現在地

<文/井上 晃

井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X

 

 

 

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