最強の冬幕誕生。スノピの冬キャンプガチ勢向けダブルウォールシェルター+薪ストがもはや住めるレベル
&GP / 2025年1月14日 19時0分
最強の冬幕誕生。スノピの冬キャンプガチ勢向けダブルウォールシェルター+薪ストがもはや住めるレベル
冬キャンプを楽しむ人なら誰もが憧れる薪ストーブ。燃える薪がはぜる音、揺れる炎に癒されながら幕内でヌクヌクなんて最高のひとときではありますが、多くのテントやシェルターは幕内での火気の使用は自己責任。安全性の担保を考えると、キャンプ初心者にとってはどうしてもハードルが高く感じられてしまいます。
だったらいっそ、薪ストーブ利用を前提にしたテントを選べばいいんじゃないの? ということで紹介するのが、スノーピークの新作 「メラク Pro. ストーブプラス」(77万円)。煙突を通せる窓が付いた大型シェルターに、火の粉に強いTC素材のフライシート、それに薪ストーブと一酸化炭素チェッカーをセットにしたオールインワンパッケージ。これひとつで、癒しの冬キャンプを心おきなく楽しめる!
1月11日より発売の「メラク Pro. ストーブプラス」は、テント内で安心して薪ストーブを楽しむために開発された大型シェルター。前述の通り、オールシーズン使えるスカート付きの大型シェルター「メラク Pro.」とフライシート「メラク Pro. フライカバーTC」、新開発の「MKストーブ」、それに万一の危険を回避するための「一酸化炭素チェッカー」の4つで構成されています。
薪ストーブ付きのシェルターと聞いて思い出されるのが、昨シーズン大いに話題となったスノーピーク「リゲル Pro. ストーブプラス」。150万円近い価格とリッチなスペックが物議を醸した(?)話題作ですが、今回登場の「メラク Pro. ストーブプラス」は「リゲル」のコンセプトと設計思想はそのままに、サイズや構造、パーツ構成を見直すことで、コストパフォーマンスの高い新モデルとしてリニューアルしたもの。強度を維持しながらフレーム数を最小限に抑えて設営性を向上。また総重量は前作比で40%軽量化、さらに価格に関しても大幅なプライスダウンを実現しています。
パッケージの中心となる「メラク Pro.」は、冬場はもとより、春から秋まで通年活躍させることを想定した大型シェルター。なだらかに裾が広がった「リゲル」に対して、「メラク」では壁面を立ち上げたフォルムを採用、スペースを最大限に活用できるから居住性は抜群。本体上部には雨や日差しの影響を軽減するシールドルーフを装備します。
また前モデルとの大きな違いとして、ストーブの設置位置をシェルターの中央から前方開口部に近い位置に移動させている点が挙げられます。シェルター奥に広いスペースが生まれたことで、複数人が火を囲んでゆったりくつろぐことができるように。
また付属の「メラク Pro. フライカバーTC」は煙突を出すためのストーブジャックがついた専用フルフライカバー。素材には火の粉に強いコットン混紡が使われているため、万一煙突から火の粉がこぼれても燃え広がりにくく、シェルターへのダメージを最小限にとどめます。またシェルター本体とカバーの間に空気の層を作ることで断熱性を高める効果も発揮。暑い夏場は遮光カバーとしても活躍します。
同じく付属の「MKストーブ」は今回のために新たに開発されたもので、冬場は暖房器具として、また暖かい季節であれば横風や煙の影響を受けにくい直火ストーブとして、オールシーズン活用することを想定した薪ストーブ。左右側面の扉から薪をくべる設計で、揺れる炎は前後の大きな耐熱ガラス窓から眺めることができるようになっています。ちょっと面白いのが、スノーピークの独自規格であるIGTフレームに組み入れて使うことができること! シェルターの室内でも幕外でも、手持ちのアイテムと組み合わせてさまざまなカスタマイズが楽しめます。
さらに安全な冬キャンプを楽しむために欠かせないアイテムとして「一酸化炭素チェッカー」を付属。無色無臭の一酸化炭素の濃度を検知し、点灯色とブザー音で警告してくれるから、万一の事故を未然に防ぐことが可能です。
▲「メラク Pro.」
またこの「メラク Pro. ストーブプラス」ではセット品としての販売のほか、パッケージを構成する4アイテム全てを単品で購入することも可能(メラク Pro.:26万9500円、フライカバーTC:12万6500円、MKストーブ:39万500円、一酸化炭素チェッカー:1万9800円)。すでに愛用中のストーブを活かしたいならシェルターとフライカバーだけ買えばいいし、逆にMKストーブのみを購入して手持ちのテントやIGTシリーズと組み合わせてもOK。欲しいアイテムだけをムダなく揃えて、自分らしくアレンジできるのもうれしいポイントです。
<文/&GP>
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