ゴードンミラーの「キャラバン」ベース車中泊仕様「GMLVAN V-02」が魅力的すぎる!
&GP / 2025年1月12日 19時0分
ゴードンミラーの「キャラバン」ベース車中泊仕様「GMLVAN V-02」が魅力的すぎる!
オートバックスセブンが展開するガレージスタイルのブランド“GORDON MILLER(ゴードンミラー)”は、クルマもリリースしています。トヨタ「ハイエース」をベースとした「GMLVAN V-01」が有名ですが、このほど日産「キャラバン」をベースとした「GMLVAN V-02」が追加されました。リアルウッドを内装に使い、車中泊やアウトドアを楽しめる仕様になっています。
■憧れの“バンライフ”を実現できる
GMLVAN“Vシリーズ”の特徴は、荷室部分に天然木材を使い、ベッドやリビングのように使える空間に仕上げていること。車中泊好きに人気の高い「ハイエース」や「キャラバン」ですが、ベースである商用車の雰囲気を消し去った外観も人気のポイントです。新しい「GMLVAN V-02」も丸目2灯のフェイスデザインを受け継いでいます。
クラシックなデザインのオリジナルグリルに変更されていますが、運転支援機能のためのセンサーなどはきちんと装備されているのもうれしいところ。「キャラバン」の魅力のひとつは運転支援機能が充実している点ですからね。エンブレムもゴードンミラーの「G」マークに変更されています。
「V-01」では選べるカラーがホワイトのみだったのが、「V-02」ではステルスグレーが選べるようになったのも注目です。ホワイトのバンは、何となく商用車のイメージがある人におすすめ。サイドにはガーニッシュが追加されているので、アウトドアっぽいルックスに仕上がっています。
荷室部分の内装には天然のアカシア材がふんだんに使われています。天井や壁面もリアルウッド仕上げで、ログハウスの中にいるような雰囲気。こういう内装のクルマは“バンライフ”スタイルと呼ばれ、海外では自作している人も多いのですが、自分でやるとかなり手間なんですよね…。ゴードンミラー製は難燃素材が用いられていて、車検の心配もいりません。床面は木目調の塩ビシートになっているので、サーフボードやスノーボードなどを濡れたまま積み込むこともできます。
車中泊する際は、ベッドとなるパネルを展開することで、ダブルベッド以上のフラットなスペースが出現します。床面から高さがあるので、その間に荷物を入れることもできます。2段になることで細かい荷物を積みやすくなるので、日常使いにもメリットがあるとか。パネルは走行中はまとめて固定しておくこともできます。
また、パネルの1枚をテーブルとして使うことも可能。脚を立てて固定するだけなので、簡単にリビングのような空間に変更できます。
■「キャラバン」ベースならではのメリットも
このタイミングで「キャラバン」をベースとした「V-02」をスタートしたのは、現状で「ハイエース」の生産が停止している(モデルチェンジ前と思われる)という事情もあるとか。
ただ、ほかにも「キャラバン」をベースとしたことのメリットはあります。
ひとつは、アラウンドビューモニターをはじめとした運転支援が充実していて、助手席側のオートスライドドアを備えているところ。「V-01」は「ハイエース」の「DX」というグレードがベースなので、運転支援機能が限られていましたが、「V-02」は「キャラバン」の「プレミアムGX」グレードがベースなので、運転支援機能のほか内装も豪華です。また、走行中の静音性もこちらの方が優れているようです。
そして「V-02」の最大のメリットは、家庭用の電源コンセントを備えているところです。といっても、このコンセントは外部電源を繋いだときに使えるようになるもの。
ただ、ポータブル電源を接続しても使えるので、ベッド横で電源を使えるようになるのは大きなメリットでしょう。
シートやカーテンなどのカラーは好みに合わせて選ぶことも可能。価格は2000ccガソリンエンジンの2WDモデルが636万9000円〜、2400ccディーゼルターボエンジンの4WDモデルが727万1000円〜となっています。
■軽トラもカッコよくなる
ゴードンミラーではダイハツの軽トラック「ハイゼット」をベースとした「GMLWU T-01」というモデルも昨年から展開しています。コンセプトは「働くをカッコよく」。軽トラの便利さは知っている人も多いでしょうが、ルックスはカッコいいものではありません。それが、ゴードンミラーらしい丸目フェイスで一気にスタイリッシュに生まれ変わっています。
カラーもゴードンミラーのブランドカラーともいえるオリーブドラブ色が用意され、ほかにコヨーテ色も選べます。コンプリートカーは2WDモデルが220万5500円〜、4WDモデルが233万7500円〜ですが、既に「ハイゼット」を所有している人に向けて丸目フェイスにチャンジできる「GMLWU T-01 FACE KIT」も用意されているのがうれしいところ。キットの価格は30万8000円(+工賃)です。
専用のフロアマット(1万4800円)やアルミホイール(4万3120円)、荷台チッピング塗装(5万5000円)などのオプションも用意されていて、よりカッコよく軽トラをカスタムすることも可能。近年、軽トラのカスタムは海外でも人気が高まっているようですが、その第一歩として「T-01」やフェイスキットは注目です。
ほかにも、軽バンの「ハイゼットカーゴ」をベースとした「GMLVAN S-01」や、日産「NV200バネット」がベースの「GMLVAN C-01」など、オリジナル車両をラインナップしているゴードンミラー。スペース効率に優れた商用車をカッコよく乗りたい、キャンプやアウトドアに活用したいと考えている人たちは一度実車を見てみることをおすすめします。東京の蔵前にはショールームもありますよ。
<取材・文/増谷茂樹>
増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。
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