「キレイめ」と「カジュアル」の二極化！ 仕事スタイルで選ぶ新作ビジネスバッグ11選【この冬持ちたい本命バッグ】

【この冬持ちたい本命バッグ】

ここ最近、スーツスタイルへと回帰する人が増えており、ビジネスバッグもブリーフが再注目され始めた。そこで今回は、ブリーフなどのキレイめバッグと、人気継続中のビジネスリュック、オン・オフ問わず使えるトートなどを幅広く紹介する。

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■スーツに合うブリーフが復活の兆しアリ！

リモートワークが普及したことで、ビジネスコーデのカジュアル化が加速。それに伴い、仕事カバンもリュックが主流となった。しかし最近は、以前のように出社が当たり前になり、スーツやジャケパンといった従来のビジネススタイルが徐々に復権してきていると宇田川さんは話す。

「スーツスタイルでは、スマートなビジネスバッグが求められます。そこで、かつてビジネスバッグの定番だったブリーフが改めて注目されています」

その一方で、ビジネスリュックの人気も継続。

「デザインはあくまでもシンプルが鉄則ですが、丸みのあるフォルムのリュックやスリングバッグなど、オフでも使える汎用性の高いバッグも人気です」

このようにビジネスファッションが二極化。スーツスタイルに合わせるならブリーフやレザートート、オフィスカジュアルにはリュックやナイロントートが狙い目。自身の着こなしに合わせてバッグを選んでほしい。

スタイリスト　宇田川雄一さん
ファッション＆モノ情報誌で活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。ウェアを始めバッグや靴、雑貨に至る最新トレンドを把握

＜ビジネス＞

1. 表情豊かなシュリンクレザーがスーツスタイルを格上げする

アニアリ
「07-01005」（4万1800円）

シボのある素材なので傷が目立ちにくく、上品さを長く保てます。スリムなシルエットでスーツと相性抜群です（宇田川さん）

キメの細かいステアレザーを熱圧縮によりシュリンクさせ、自然な風合いに仕上げたエレガントな薄マチブリーフ。ソフトで手に吸い付くような肌触りを持つ。メイン室には小物用のオープンポケットを搭載。W39×H28×D8.5cm。

▲メイン室とは別に、スナップ付きのあおりポケットを備える。スリムながら収納力も十分

2. 洗練されたミニマルデザイン！ 容量を拡張できる3WAYモデル

エース
「コンビライト2 3WAY エキスパンダブル B4」（4万2900円）

今年デザインをリニューアルし、よりミニマルですっきりした上品デザインに。エースらしい機能性も魅力です（宇田川さん）

メランジ調の上品な風合いを持つナイロン×ポリエステルツイル素材を使用。テフロン加工で撥水性を高めているのも特徴。15.6インチ対応のPCスリーブを始め、内外に多くのポケットを搭載する。W42×H30×D12／17cm。

▲容量を拡張できるエキスパンダブル仕様。本体周囲のファスナーを開くとマチ幅5cmアップ

3. 上品さと機能性を両立した防水レザーブリーフ

土屋鞄
「プロータ 2way スマートブリーフ（防水）」（9万3500円）

防水レザーを使用することで革カバンの弱点をカバー。レザーブリーフながら収納性に優れているのも特徴です（宇田川さん）

ショルダーベルト付きの2WAYブリーフ。繊維の奥まで防水剤を浸透させ、革の風合いと柔らかさを保ちながらしっかりと水を弾く防水ファインレザーを使用。シャープなシルエットながら収納性も高い。W39.5×H29.5×D8.5cm。

▲14インチ対応のPCスリーブや3段のフリーポケット、さらにメッシュポケットなどを搭載

4. ブリーフを肩掛けするならコレ！ 高機能ショルダーベルト搭載

ホワイタージュ
「GEX Officer Bag L」（3万8500円）

デザインや収納力もさることながら、ショルダーベルトが高機能。肩掛け時、肩の負担を軽減することができます（宇田川さん）

弱撥水加工のコーデュラ生地を使用し、シンメトリーデザインで見た目と使い勝手の良さを追求。ショルダーストラップには体圧分散効果が高い機能素材MIYAVIEを内蔵し、体感重量の軽減効果を実現。W43×H32×D15cm。

▲メイン室をふたつ備えた収納力の高さもポイント。内外装に多彩なポケットを備えている

5. スーツにもジャケパンにも合う品良く持てるレザートート

サムソナイト・ブラックレーベル
「ジャーミン」（7万5900円）

サムソナイトのハイエンドラインらしいエレガントなトート。スーツにもキレイめオフィスカジュアルにも合います（宇田川さん）

北米産ステアハイドを使用したレザートートバッグ。柔らかな風合いで使い込むほどに馴染んでいく。また、幅広いコーデに合わせられるクラシカルで正統派なスタイルも特徴。ショルダーストラップが付属。W40×H31×D14cm。

▲ブリーフよりも荷室が広く、内装にはポケットやボトルホルダーを装備。収納性も高い

6. 軽量でタフな素材を使用したインケースの新作バックパック

インケース
「Crosstown Compact Backpack」（2万4200円）

幅広いコーデに合うミニマルなデザインが魅力。PCだけでなくガジェット類を多く持ち歩く人にもおすすめです（宇田川さん）

秋冬の新コレクションから登場した注目作。素材には、バリスティックナイロン並みの強度を備えながらも軽量で、撥水加工が施されているWoolenexを使用。シンプルなデザインと収納力の高さも魅力。約W28×H42×D12cm。

▲メイン室のPC収納部には起毛した裏地を採用。多くのガジェットを保護しながら持ち運べる

▲タブレットや小物の収納に適したマグネットフラップ付きオーガナイザージップポケットを搭載

7. 自転車通勤にもおすすめ！ 使い勝手抜群のスリングバッグ

Aer
「Travel Sling 2 Black」（2万5300円）

最近はスリングバッグも仕事カバンとして浸透してきています。休日に使えるところもこのタイプの魅力です（宇田川さん）

1680Dコーデュラバリスティックナイロンを使用したタフなスリングバッグ。トラベル用途で作られているため収納性に優れ、荷物を出し入れしやすく移動もしやすい。ハンドル付きで手持ちにも対応。約W41×H28×D12cm。

▲メイン室のフロント側に多彩なインナーポケットを備える。小物を整理収納して持ち運べる

▲メイン室の背中側には、16インチ対応のパッド付きPCポケットを搭載。ベルトで固定可能

8. 幅広い着こなしに合う注目作。スリムながら収納性も抜群

オロビアンコ
「SOLO PER TE トートバッグ」（5万2800円）

上品でエレガントな見た目なので、このバッグひとつでドレスアップできます。ジャケパンスタイルに最適です（宇田川さん）

クラシコイタリアをベースに、現代の都会的なニュアンスを融合させたデザイン性の高いトートバッグ。メイン素材にリサイクルナイロンを、部材にレザーを使用し、軽量ながらも耐久性に優れた作りとなっている。W40×H29×D9cm。

▲フロントや背面にポケットを備える。薄マチで上品なデザインでありながら収納力も◎

▲メイン室にはPCスリーブやポケットを搭載。総柄デザインの高級感のある裏地も好印象

9. 毎日の通勤から出張まで対応！ 快適性と収納性の高さが魅力

グレゴリー
「ルーヌ28」（3万3000円）

2024年発売された新サイズ。グレゴリーならではの快適な背負い心地は健在。荷物が多い人におすすめのバッグです（宇田川さん）

リサイクルファブリックを使用し、快適性と収納性を追求したバックパック。メイン室には、外側から直接アクセスできるパッド入りのPCスリーブを備える。ビジネスはもちろん休日にも活躍。W31.8×H48.3×D24.1cm。

▲通気性に優れたエアークッション・バックパネルを搭載し、快適な背負い心地を実現

▲内外装に多彩なポケットを備え、毎日の通勤から出張までさまざまなシーンに対応する

10. デザイン性と収納性を両立！ タフ素材の新作バックパック

マンハッタンポーテージ ブラックレーベル
「POWELL JR BACKPACK VEG LEATHER」（4万4000円）

レザーのような高級感と耐水性を兼備したバックパック。シンプルでビジネスにもタウンユースにも対応します（宇田川さん）

メイン素材に1680Dコーデュラバリスティックナイロンを、フロントパーツに防水性を持つポリウレタンコーティング生地を使用した新作。シルエットにこだわった立体的な形状とタフな作りが魅力。W29×H45×D14.5cm。

▲背面に独立したPC専用収納スペースを備える。13インチPCに対応し、アクセスしやすい

▲メイン室内に多彩なポケットを装備し、フロントにも大判ジップポケットを搭載している

11. 持ちやすさにもこだわったシンプルでタフなトートバッグ

マムート
「セオン トート バッグ」（1万5400円）

ジャケパンスタイルやオフィスカジュアルと相性が良いトートバッグです。シンプルで使いやすく、汎用性が高い（宇田川さん）

撥水性や耐久性に優れたファブリックを使用したシンプルなトートバッグ。幅を取らない縦長フォルムで持ち運びしやすい。長さの異なるハンドルが付いているため、手持ちと肩掛けの両方に対応する。W30×H38×D14.5cm。

▲長さが異なる2本のハンドルを装備。シーンや荷物量に合わせて持ち方を素早く変えられる

▲メイン室には、起毛素材のPCスリーブを始め、小物収納に便利なポケットを備えている

>> 特集【この冬持ちたい本命バッグ】

※2024年11月6日発売「GoodsPress」12月合併号100-103ページの記事をもとに構成しています

＜取材・文／津田昌宏　写真／野町修平　スタイリング／宇田川雄一＞

 

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