表面塗装に400年の歴史ある墨! ONKYOの最新ハイレゾスピーカーがすごい!
&GP / 2016年11月2日 21時2分
表面塗装に400年の歴史ある墨! ONKYOの最新ハイレゾスピーカーがすごい!
音楽シーンの多様化に伴い、ワイヤレス、小型、IoTなどスピーカーも様々な製品がラインアップしていますが、ハイレゾ再生にふさわしい一品がONKYOから登場しました。圧倒的な情報量を持つハイレゾ音源を隅々まで再現し、豊かで強靭な響きを実現。新素材を用いたウーファー振動板はなんと墨仕上げとなっています!
■細部までこだわり抜いた伝統と最新の技術が融合!
ONKYOブランドのプレミアムライン “Scepte(セプター)” から登場した「SC-3(B)」は、ウーファー部分にはバイオマス素材のセルロースナノファイバーとパルプを配合した新素材を振動板に採用。
さらに、コーン紙に温風を吹き付けながら形を整えるという、ONKYO伝統の “ノンプレス成形” を施し、軽量・高剛性・高内部ロスを実現しています。力強く低重心でありながら、レスポンスが良く立ち上がる低温再生は生演奏の迫力。演奏者や会場の空気感をあますところなく伝えてくれます。
さらに注目したいのは表面塗装です。使用しているのはなんと、400 年の伝統を誇る奈良の老舗墨ブランド・古梅園の紅花墨(こうかぼく)! これを表面に塗布したことにより、表面の伝搬速度が効果的に向上するとともに、ヤング率、内部ロス、SN比が改善。抜けの良い音、分厚い低音が広がります。
一方、高剛性MDF材を採用したキャビネット部分には振動モードを不均一にしつつ、内部定在波を低減し低域を増強する “Resonance Sculpting Control” テクノロジーを採用。響きをコントールすることで、見晴らしのよい音場感と力強い低音域を実現しました。
他にも口径 2.5cmのリング型マグネシウム振動版コンプレッションドライバーとアルミダイキャスト製のホーンと組み合せたツィーター部など、細部にまでこだわりぬくことでハイレゾ音源を思う存分堪能できる仕上がりになっています。専用スピーカースタンドも同時発売。
■2ウェイ・スピーカーシステム SC-3(B)
価格:32万4000 円
■スピーカースタンド AS-3(B)
価格:6万4800 円
発売予定時期は12月中旬。
>> ONKYO
(文/&GP編集部)
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