軽量で安全！未来のクルマをイメージしたドローンは超低空を“走る”！

新たなカメラツールやホビーとしてすっかり認知されたドローンですが、なにも“空を飛ぶ”だけじゃありません。未来のクルマを模して作られたという「DRONE RACER」は、“低空を走るように飛ぶ”タイヤのないレーシングカーです！

■130gの軽量設計で、航空法もクリア！

本格ラジコンモデルやダイキャストカー等、 ホビー製品の製造・販売を行うホビーメーカー“京商”が、 ホイールタイプの送信機を採用した「DRONE RACER」を発売しました。

飛行高度は、地上わずか約35cmと約60cmの2種類から選べる設計。超音波センサーと気圧センサーにより自動制御を行い、ワンタッチ操作で簡単にテイクオフ／ホバリング／ランディングを行います。斜面に来ればその分上昇し、低地になれば下がるわけです。ウネウネした飛行スタイルはカッコイイ！

コントローラーは直感的な操作が可能なホイラータイプの送信機を採用。意のままに操れる本格ラジコンカーのようなフィーリングと、気持ちいいほどの浮遊感がドライバーを魅了してくれそう。

そして大切なことは、ぶつけた時に “物を壊さないこと” と、人が “怪我をしないこと” などの安全性。ぶつかった時、ひっくり返った時、何かが挟まった時、そして 電波が途切れた時などに、プロペラが自動でストップする制御等をプログラミングしています。

また低空に制御することは、操縦者の視野が届く範囲の地上すれすれを滑空することで、マシンを自分のコントロール下に置いて安全に楽しむことをコンセプトとしています。

「操縦してみたいけど、許可された場所を探すのが面倒」という心配も無用。約130gの軽量設計なので航空法の規制対象外となり、特定の禁止区域以外であれば自由にフライトを楽しめるのです。

既存のドローンにはないスタイリッシュなデザインも「DRONE RACER」の特徴。スリムなフォルムにリアウイングを装備したフォーミュラカーを連想させるボディは、 未来のクルマをイメージしてデザインした「G-ZERO」と「ZEPHYR」の2種類をラインナップ。機体を鮮やかに彩る高輝度LEDを標準装備して、 ビジュアルの華やかさでもその存在をアピールします。

必要なものがすべて揃った「レディセット」は、組み立て不要の工場完成フルセットで発売。機体本体、送信機、飛行用バッテリー、充電器、USBケーブルなど、フライトに必要なアイテムがすべて揃ったオール・イン・ワンパッケージです。

価格は２種類とも、2万8080円。新しい大人の趣味として始めるのもいいかも！

>> 京商「DRONE RACER」

（文／&GP編集部）