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誰でもプロっぽく撮れる! iPhone 7 Plusの「ポートレート」モードが楽しい

&GP / 2016年12月2日 12時0分

誰でもプロっぽく撮れる! iPhone 7 Plusの「ポートレート」モードが楽しい

誰でもプロっぽく撮れる! iPhone 7 Plusの「ポートレート」モードが楽しい

あぁ上手な写真を撮りたい。でもカメラの勉強をする気はない。できればスマホで手軽にそれっぽい写真が撮りたい…。そんな想いをお持ちのみなさん、iPhone 7 Plusの「ポートレート」モードに注目です。

 

■素人でもカッコいい写真が撮りたい!

筆者はライターなので、撮影は本業ではありません。しかし、ウェブの記事では、基本的に自分で写真を撮影しています。もちろん、プライベートでもSNSにアップしようかな、と写真を撮る機会は多いです。

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab-2016-12-01-15-13-42 筆者愛用のパナソニック「LUMIX DMC-FZ1000」

 

プロではないとは言え、“なんちゃってカッコいい写真” を撮りたいな、と思い普段はLUMIXのごっついコンデジを愛用しています。望遠も利くし、センサーサイズもレンズも大きい。ボケが良く出るので結構カッコいい写真が撮れるんです。

例えば、こんな感じ。

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いかがでしょうか。甘いところはあるでしょうが、「ぼかし」を効かせるとそこそこカッコいい写真になりますよね。

さて、本題へ。

突然ですが、ここで質問。上の4枚の作例の中にハイエンドなコンデジではなく「iPhone 7 Plus」で撮影した写真が1枚紛れています。皆さんお気付きになりましたでしょうか?

 

■正解は……

正解は2枚目の写真。

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こちらが、「iPhone 7 Plus」で撮影したものです。同機に搭載された「ポートレート」モードを利用しました。背景の「ぼかし」がいい感じに出ていて、一見しただけでは、デジカメとの区別もつきません。

 

■「ポートレート」はどうやって使うのか?

「ポートレート」はiOS10.1で実装された撮影モードです。デュアルカメラを搭載するiPhone 7 Plusでのみ利用できます。

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写真アプリを起動し、「ビデオ」や「スクエア」に切り替える要領で、画面をスワイプで切り替えて選択すればOKです。

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iPhone 7 Plusには、広角レンズと望遠レンズのふたつが搭載されていますが、「ポートレート」では後者をメインに使用します。切り替えた瞬間に、2倍ズーム状態になるので、↑の写真でもグッと被写体に寄っているのが分かるでしょう。

撮影距離には制限があります。背景がぼけるのは、画面上に「被写界深度エフェクト」という文字が表示される範囲のみ。

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ピントを合わせたい被写体から近すぎたり、離れすぎたりすると、「離れてください/被写体を240cm以内に配置してください」といった注意書きが表示されます。

距離を調整し、「被写界深度エフェクト」という文字が表示されたらシャッターアイコンをタップしましょう。操作はこれだけなので、だれでも簡単に使えます。

 

■写真は「ぼかし」あり・なしの2枚が保存される

撮影した写真は、通常通り「写真」アプリから確認可能。「被写界深度エフェクト」が反映された写真と、されていない素のデータの両方が保存されます。

作例で、「被写界深度エフェクト」の出来栄えを見ると、こんな感じになります。

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言うまでもありませんが、右側が「被写界深度エフェクト」が適用された写真です。

 

■現状はまだベータ版。気になるところも…

「ポートレート」モードは現状、ベータ版で試験的に提供されています。今後機能がアップデートされていく前提で、現状気になったところを確認してみましょう。

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上の写真では、被写体そのものに奥行きがあるので、奥の部分(缶の上端)にぼかしが適用されてしまいました。“ここをぼかしたくない” と缶の上端にピントを合わせても、同様に加工されてしまいました。こうした微妙な調節はまだ難しいようです。

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また、写真をトリミングして、一部をズームで使いたい場合にも注意が必要。上の写真のように、被写体と背景の境界部がやや不自然に感じられるケースがありました。

こういった部分については、おそらく今後改良されていくのでしょう。

 

■とはいえ、手軽に使えるのはすごく便利!

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さて、こちらの写真もiPhone 7 Plusで撮影した写真です。言われなければ気づかないですよね。2ページ目に掲載したコンデジの作例と比べても、それほど劣っている印象は感じません。

「ポートレート」モードを使えば、カメラの知識がなくても、しっかりと背景をぼかした写真が撮れます。ブログやSNS、あるいはフリマアプリなどに掲載する写真が、いつもより少しかっこよくなりそうです。“写真好きだけどズボラ” という人は、「iPhone 7 Plus」も一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

(文/井上 晃

いのうえあきら/ライター いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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