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外はカリッ!中はフワッ!「ハイブリッドオーブントースター」で絶品トーストを楽しもう

&GP / 2016年12月14日 8時0分

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外はカリッ!中はフワッ!「ハイブリッドオーブントースター」で絶品トーストを楽しもう

バルミューダの「BALMUDA The Toaster」は、ただのトーストをごちそうに変身させるトースターとして話題を集めました。これに追随し、いまやさまざまなメーカーが高級路線のトースターの開発を進めています。

2016年12月10日に発売された、sirocaの「ハイブリッドオーブントースター ST-111」も、トレンドを意識した高級トースターです。トーストはもちろん、さまざまな調理に使えるこのモデルをさっそく使ってみました。

 

■家族が多くても安心の4枚焼き仕様

ホームベーカリーやスロージューサー、全自動コーヒーメーカーを手がけるsirocaの「ハイブリッドオーブントースター ST-111」は、幅35×高さ22.9×奥行き36.2cmで、シンプルなデザインが特徴です。


カラーはホワイトとブラウンの2色から選べます。

多くの高級トースターが2枚焼きなのに対し、このモデルは4枚同時に焼けます。家族が多い家庭はもちろん、サンドイッチ用のパンをトーストしたいときにも何度も焼かなくていいので便利ですね。また、ピザも最大10インチ(約25cm/Mサイズ)まで焼けるそうです。多少奥行きがあるので、キッチンでの置き場所はやや制限されるかもしれません。

 

■熱風と速熱ヒーターがおいしさの決め手

ハイブリッドオーブントースターは、2013年に同社が発売し累計約75万台を販売した「コンベクションオーブン」から着想のきっかけを得ています。熱風で調理するコンベクションオーブンでは、トーストするとパンがパサパサするというユーザーの声が上がったのだそうです。

そんな声を受けて作ったこのオーブンは、コンベクションオーブンで培った熱風機能と、0.2秒で立ち上がる速熱ヒーターを搭載しています。これらを併用することで、食材の表面をすばやく焼き上げ、内側に水分を閉じ込めることで、“もちもちの食感”を生み出しています。

 

■トーストはどこまでおいしくなるのか?

オーブンは上下段ヒーターとコンベクションモード(上下ヒーター+ファン)の切り替えが可能。中央には、温度ダイヤルが用意されています。温度は100~280度、タイマーは最大30分まで設定可能です。

モード、温度、時間を選ぶという3段構えは一見使いこなすのが難しそうな印象を受けますが、最初のうちは58種類のレシピを収録したレシピブックを見て使い方を覚えていきましょう。

焼き網の上に食パン2枚を置いたら、コンベクションモードにし、温度を280度に設定。常温パンの場合は2.5~3分とのことなので、まずは3分にセットしてみました。

さすが速熱ヒーターだけあり、一瞬で庫内がオレンジに光ります。このスピード感は、一般的なオーブントースターではなかなか得られません!

そのまま待つこと3分、トーストが焼き上がりました。


パン切り包丁で切ってなかを見てみると……、水分はしっかり残っています。実際に口に運んでみると、表面はカリカリ、なかはもっちりとした食感で、スーパーの特売で買った食パンとは思えないような仕上がりです。筆者はサクッとしたトーストが好きなので、サクサク派はかなり満足できると思います! 逆に、ふわっとしたトーストが好みの人は、焼き時間を少し短くしたほうが良さそうです。

今回は常温の食パンを使いましたが、冷凍した食パンのトーストにも対応しています。筆者はひとり暮らしなので、食パンを余らせがちです。食べきれない食パンは冷凍するのですが、普通のトースターでは焼いても固くなってしまうんですよね。それを思うと、ひとり暮らしの人にとってもハイブリッドオーブントースターは買う価値がありそうです。

 

■具を載せたパンのトーストはどうなる?

一般的なトースターで焼くのが意外と難しいのが、具を載せたトーストです。そこで、今回はレシピブックに出ている「きのこのトースト」のレシピを参考に、イングリッシュマフィンを使ったトーストも焼いてみました。

石づきを取って1本ずつに分けたしめじと、1cm幅にカットしたベーコンを、サラダ油を入れたフライパンで炒めます。火が通ったら塩コショウで味を整えましょう。

続いて、横半分に切ったイングリッシュマフィンの断面にバターを塗り、先ほど炒めたきのこ、ベーコン、さらにはピザ用チーズを適量載せます。あとは、焼き網の上にパンを載せ、コンベクションモードの250度で4分焼きましょう。

こちらが完成したきのこのトーストです。チーズのいい香りとビジュアルが食欲をそそります! 上に載せた具材がまったく焦げておらず、これはハイブリッドオーブントースターならではの実力を感じました。

イングリッシュマフィンの部分はいい塩梅でカリッとしており、具はアツアツに熱せられています。ひと手間加えるだけで、こんなにリッチな気分になれる軽食が楽しめるんですね。

 

■お惣菜の温め直しの実力はいかほど?

ハイブリッドオーブントースターは、パンを焼くためだけの家電ではありません。揚げ物のお惣菜の衣をパリッと仕上げたいときにも役立つんです。

今回は唐揚げ6個を温めてみます。油が出やすい食材などは、付属のトレーの上にトレー用焼き網をセットしましょう。温めるにはコンベクションモードの170度で9分です。

温め終えた唐揚げを見てみると、最初のときよりも少し表面が焼けている気はしますが、焦げたりなどは一切していません。食べてみると、なかからはジュワッと油が出て、表面の衣は少しカリッとしています。

電子レンジで温めるとベチャッとしますし、従来のオーブントースターでは焦げやすいのが難点です。でもこれなら、トースターに張り付いて様子をじっと確認し続ける必要がなく、放っておいてもちょうどいい具合のお惣菜が楽しめます。

 

■食パンとおかずの同時調理にも対応

今回は試していないのですが、ハイブリッドオーブントースターは、食パンとおかずの同時調理も可能です。作れるメニューは、バタートーストとベーコンエッグなどシンプルですが、朝ごはんの用意をしながらお弁当を作るときに、ガスコンロをお弁当のためだけに使えるのがいいですね。

また食パンだけでなく、クロワッサンやカレーパンといった市販のパンを温め直して、できたての味に近付けることもできます。

ハイブリッドオーブントースターのメーカー希望小売価格は3万7800円ですが、家電量販店などでは2万4300円ほどで売られています。一度にたくさんのパンを焼きたい人や、パンを焼くだけじゃなくてオーブン感覚で活用したいという人は、このモデルを選べば大満足できること必至です!

>> siroca「ハイブリッドオーブントースター」

 

(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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