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酒風呂に自家製炭酸泉!お風呂を「楽しく」する身近な5つのもの

&GP / 2017年1月2日 19時0分

酒風呂に自家製炭酸泉!お風呂を「楽しく」する身近な5つのもの

酒風呂に自家製炭酸泉!お風呂を「楽しく」する身近な5つのもの

お風呂がますます気持ちいいこの季節、身近にあるもので、バスタイムをもっと"楽しく"しませんか?

手軽で、ちょっとお風呂を面白くしてくれるものを5つご紹介します!

 

■気分は江戸っ子!「日本手ぬぐい」1本で入浴してみる

生活小物やお土産として、今も人気のある日本のトラディショナルアイテム「手ぬぐい」。でも、お風呂で使っている人は意外に少ないのではないでしょうか。

手ぬぐいは、体を洗うところから、湯上りに体を拭くところまで、1本だけでお風呂のすべてをまかなえるすごいヤツです(髪の長い方はちょっと難しいかもしれませんが…)。

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まず体を洗ってみれば、平織りの木綿の柔らかさが肌にしっとりと気持ちいい!
洗顔は、優しくなでるように洗うと、軽いピーリング効果が得られて顔がつるっとします。

女性には、顔や髪のパックの時に、熱めに絞った手ぬぐいを上からかぶせることで、より効果を得ている人もいるようです。

そして、ぎゅっと絞るだけでかなり乾くので、髪や体をふくことができます。

何より、この「1本でお風呂を完結させてみる」という挑戦が面白いです。ミッションをコンプリートして、きゅっと絞った手ぬぐいを肩口のあたりに「スッパーン!」と叩きつければ、粋な江戸のオジサンになった気分です。

染物である手ぬぐいは始めは色落ちしますが、使い込んでいくと風合いもよくなっていきます。お気に入りを「育てて」いくのも楽しいですよ!

 

■「柑橘類」でさわやかお風呂

ここからは、お風呂に入れる楽しいもの3連発! 入浴剤を使うのもいいですが、身近なものを入れてみるのも面白いものです。

1つ目は「柑橘類」。爽やかな香りが浴室に満ちて、気分がすっきりします。

例えば、レモン。そのまま入れても、切って浮かべても香りを楽しむことができます。

柚子は、果汁を絞ったり、皮を削いだりお料理に使ったあとものを、布袋や出汁用のパックに入れてお風呂に沈めると、冬らしい素敵なお湯になります。

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もう1つミカンの皮もいい入浴剤になります。ミカンを食べた後の皮を、ざるに並べたり、洗濯ハンガーに吊るしたりして数日間乾燥させましょう。

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雨の日や寒すぎる夜などは家の中に取り込んで。漢方で「陳皮」と呼ばれるものに近いものが作れます。

よく乾かして保存すれば、いつでもミカン風呂を楽しむことができますよ!

 

■「日本酒プラス昆布」で自分しゃぶしゃぶ!

2つ目は、「日本酒プラス昆布」。

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化粧水代わりにも使われる日本酒をお風呂に入れる「酒風呂」はかなりメジャーになりました。

また「昆布風呂」を楽しむ人々も存在します。ヨーロッパにもタラソテラピーなど、海藻を使うエステやスパ文化もありますね。

そこで、日本酒と昆布を一緒に入れてしまうのはいかがでしょうか?

水+昆布+お酒。これは……そう! しゃぶしゃぶだ!!

実際に入ってみると、ぽかぽか感やツルツル感が通常のお風呂より上がっている感じがしました。

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……というか、何より「いま、ワタシ、しゃぶしゃぶになっている!」という気分が楽しい。ほのかなしゃぶしゃぶ香を胸いっぱいに吸い込みながら、存分に吸水した昆布をいじくれば、ちょっとシュールなサムシングを得ることができます。

日本酒風呂は、一升瓶全部投入する猛者もいますが、普通に楽しむなら2合程度でも十分。

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昆布は細かく切ってガーゼやお茶パックなどに包みそのまま入れてもいいのですが、先に鍋でよく煮出して、その煮出し汁と一緒にお風呂に入れると、より昆布だしの香りやヌメりが楽しめます。

 

■「重曹とクエン酸」でしゅわしゅわ風呂

しゅわしゅわ感が楽しいサイダーみたいなお風呂も、お家で手軽に作ることができます。

材料は「重曹」と「クエン酸」の粉。

炭酸水

どちらもお料理やお掃除などの家事に使われるものなので、薬局で気軽に入手可能です。

重曹は、大さじ2〜4杯程度。

クエン酸は、重曹の3分の2〜半分ほどの量がおすすめです。

2つの粉を先に混ぜてから入れてもいいですが、それぞれ投入してもOK。筆者は、クエン酸をお湯に良く溶かしてから、重曹をザパッと入れています。

機械で作る炭酸泉のようなキメ細かい炭酸水にはなりませんが、逆にワイルドな泡がジュワジュワしてとにかく楽しい!

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童心に帰れるお風呂です。

化学反応で二酸化炭素を発生させるものなので、入浴中や充分に換気しましょう。

 

■イケナイことは楽しい!「ジーンズ入浴」

子供の頃、親にダメと言われることほど楽しかったという人は多いのではないでしょうか?

大人になったって、やっぱり「イケナイこと」は楽しい!というわけで、ジーンズ入浴はいかがでしょうか。

画像はイメージです。靴は脱ぎましょう ▲画像はイメージです。靴は脱ぎましょう

ジーンズをはいたままお風呂に入る……60年代のモッズシーンが描かれているイギリス映画『さらば青春の光』の中にそんなシーンがありましたね。

このジーンズ入浴法、もちろん「履いたまま入ると血行促進! 美肌効果もグンバツ!」とかいうものではありません。

生デニムなどの硬いジーンズを、履いたまま入浴→履いたまま乾燥をすることで、自分の体に沿う形のジーンズをつくるという意味のものです。これはクラシックなデニム生地がよく縮むことで得られる効果なので、どのジーンズでもできるというわけではありません。

しかし、筆者がこのジーンズ入浴をお勧めするのは、別にこだわりのジーンズを履いてほしいからではありません。単純に面白いから!

なんでもいいのでデニムを履いてお風呂に入ります。色落ちするので、中にパンツははかないようにしましょう。

Denim the pants for men and women

デニムの重い生地がお湯を吸って、ずっしりとまとわりついてきます。

お風呂に入っているのに、脚がずっと堅い布地を感じているのも、かなり妙な心持ちです。

そして何より、やっちゃいけないことをやっている感じ、映画の登場人物になったようなワイルド気分、そして入浴後の「してやった感」がすごいです。

遊び心以外には何もないこの入浴法ですが、何というかストレス解消になりますから、いらなくなったジーンズがある時などに是非試してみてください。

お風呂の中で軽石などでジーンズの表面をこすると、お好みの色落ちも作れますので、ついでにオリジナルウォッシュに挑戦してみるのもおすすめですよ!

 

(取材・文/くぼきひろこ

くぼきひろこ/ライター くぼきひろこ/ライター

美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。

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