ゲームだけじゃない！VRを望遠鏡として使うとすごかった！

2016年、数多くの流行語や新語が生まれましたが、VR（バーチャルリアリティ）という言葉が広く認知された一年でもありました。ゴーグルを装着することで、まったく違う場所にいるような感覚が味わえるVRは、いろいろな場面で使用されるようになりましたね。

■兵庫県にVRを望遠鏡として使えるスポットが登場！

主にゲームやアトラクションで使用されると思われがちなVRですが、その技術を望遠鏡に利用するという、全く新しい発想から生まれた「VR望遠鏡」が、兵庫県の青山歴史村内、丹波篠山デカンショ館に設置されました。

このVR望遠鏡をのぞくと、360度カメラで撮影された丹波篠山の美しい自然美をダイナミックな映像が広がります。その景色は、まるで本当に望遠鏡をのぞいているよう！　それだけではなく、デカンショ祭りやドローンで空撮された上空からの景色や紅葉も楽しめます。これはVR望遠鏡ならではの特徴ですね。

望遠鏡の形状になったことで、ヘッドマウントディスプレイなどを装着する必要がなく、子どもや女性でも気軽に楽しめます。また、難しい操作が必要ないのもうれしいところ。

映し出すコンテンツもスマートフォンで管理できるというVR望遠鏡。最新技術のVRをより身近に体験できるアイテムとして、今後の展開に要注目です。

>> アララ株式会社

（文／&GP編集部）