もちろんハイレゾ対応!オンキヨー初のスマホ「GRANBEAT」が2月下旬発売へ
&GP / 2017年1月29日 10時0分
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もちろんハイレゾ対応!オンキヨー初のスマホ「GRANBEAT」が2月下旬発売へ
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは1月26日、同社初となるスマホ「GRANBEAT(グランビート)DP-CMX1(B)」を発表しました。想定価格は8万4800円(税抜)。2月下旬より直販サイトや量販店、「楽天モバイル」を始めとするMVNOなどで発売されます。
■オンキヨー製のスマホは一体どんな機種なのか?
本記事では、GRANBEATを以下の3つの観点でチェックしていきます。
- デザイン
- オーディオ性能
- スマホのスペック
(1)デザイン:流行りに流されないごっついスマホ
最近のSIMフリースマホと言えば角がまるく薄いデザインが主流ですが、GRANBEATはあえて角のある分厚いデザインを採用。アルミブロックから削り出した筐体は、ずっしりとくる234g。カラーはブラック一色です。
まず目につくのは、上端にある2つのイヤホンジャック。2.5mmのバランス出力端子と3.5mmのアンバランス出力端子に対応します。
左側面は、手に馴染むように波打っています。上部にはロータリーエンコーダー式のボリュームノブがあり、くるくると回して音量を61ステップで調整可能。
右側面は、電源キーのほか、オーディオ操作ようのボタンも配置。上部には、画面タッチやボリュームノブの操作を無効にできる「HOLDスイッチ」もありました。ナノSIMとmicroSDカード用のスロットもこの面にあります。
そして、下端には、モノラルスピーカー、マイクとマイクロUSB端子を搭載。
(2)オーディオ性能:ノイズ除去にこだわり
GRANBEATは、ハイレゾ音源に対応するデジタルオーディオプレーヤー(DAP)をそのままスマホにしたような製品。
スマホとしては世界初となるヘッドホン用のフルバランス駆動回路とバランス端子を搭載しています。バランス端子対応のヘッドホン、イヤホンを接続して、さまざまな楽曲を高音質に再生可能です。
高性能なDACとアンプを搭載しているため、ハイレゾ音源(DSD/MQA/FLAC)だけでなく、CDリッピング音源(WAV)、圧縮音源(MP3/AACなど)での高音質再生を実現します。
最近のキャリア向けモデルではハイレゾ対応が標準的になってきましたが、SIMフリーとして販売される機種ではハイレゾ対応機種はユニークな存在です。
また、音楽ストリーミングや動画、ラジオ、ゲームなどのサードパーティアプリについても、「24bitパス」を利用可能。対応アプリに関してはより高音質に楽しめます。
より細かい部分に言及すると、Android基盤とオーディオ専用基盤がセパレートしているのも特徴。さらに、基盤内の設計にもこだわる徹底ぶりです。特に、スマホとして利用する上で発生する無線機能によるノイズ、これを抑制する目的で、専用基盤には「シールド技術(特許出願中)」が搭載されています。
ちなみに、Bluetooth経由でも「aptX HD」をサポートし、48kHz/24bitの再生が可能です。
(3)スマホのスペック:ミッドレンジ以上
最後にスマホとしてのスペックを確認しましょう。まず、OSにはAndroid 6.0。ヘキサコア1.8GHz+1.4GHzのCPUと、3GBのRAMを搭載します。
カメラも搭載。1600万(背面)/800万(前面)とそれなりに高画素。4K動画の撮影にも対応します。
DAPとして使う上で気になるのはストレージ容量ですね。標準では128GBを備えます。加えて最大256GBのmicroSDに対応するので、最大384GBまで保存できるということになります。
バッテリーは3000mAh。公表値だと連続待受け時間が480時間。連続通話時間が22時間となっています。なお、急速充電はQuick Charge 3.0に対応。
通信面はNTTドコモ系の回線をサポート。Wi-Fiは2.4GHz/5GHz帯の両対応です。
▲ゲストには大友 康平さんが登壇
スマホとして不可欠なスペックを維持しながら、オンキヨーブランドならではのオーディオ性能を搭載する一台。万人受けはしなくとも、軸がぶれないこだわりの端末として注目です。
(取材・文/井上 晃)
いのうえあきら/ライター
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
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