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これ普通に使えます!ドコモの648円スマホ「MONO」は買って損なし!

&GP / 2017年2月17日 11時0分

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これ普通に使えます!ドコモの648円スマホ「MONO」は買って損なし!

ドコモがものすご〜く安いスマホを売っているのはご存知ですか? 「MONO MO-01J」という端末で、実売価格はなんと600円(税抜/以下の価格もすべて税抜)。

本来の端末価格は3万円ですが、「端末購入サポート」によって2万9400円が割引される仕組みです。端末購入サポートは、新規契約やMNPでの乗り換えの場合だけでなく、機種変更時にも適用されます。ただし、購入後1年以内に解約した場合は解除料(MONOの場合は1万4700円)が発生します。

しかし、それを考慮に入れても十分安いし、1年以上使うのであれば、本当に600円だけでいいんです! そんな、激安スマホを実際に使ってみました。

 

■多くの人が満足できそうなミドルレンジ仕様

「MONO」は約4.7インチのHDディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。iPhoneに近いサイズ感で、片手でも操作しやすいことが特徴です。

CPUはオクタコア(1.5GHz×4 + 1.2GHz×4)でRAMは2GB。これは、ライトユーザーだけでなく、そこそこ使う人もカバーできるミドルレンジの仕様です。

左がMONO、右がiPhone 7。サイズ感はほぼ同じ ▲左がMONO、右がiPhone 7。サイズ感はほぼ同じ

もちろんLTE対応で、最大速度は150Mbps。ただし、LTE-Advancedの高速化技術を用いる「PREMIUM 4G」には対応していません。

カメラは背面が約1330万画素、前面が約490万画素。防水・防塵ですが、ワンセグとおサイフケータイには非対応という構成です。

右側面に電源ボタン ▲右側面に電源ボタン

左サイドに音量調節キー ▲左サイドに音量調節キー

最大128GBのmicroSDも装着可能 ▲最大128GBのmicroSDも装着可能

上部のイヤホンジャックと下部のUSB接続口はキャップレス防水 ▲上部のイヤホンジャックと下部のUSB接続口はキャップレス防水

 

■片手で操作しやすく、600円とは思えない手触り

実際に手にして、最初に感じたのは「意外に高級感があるなぁ」ということ。ホワイト、ブラックどちらも、シンプルながら落ち着いた色味で、いわゆる “きれいめ” な感じ。背面パネルにもガラスを用いているので、手触り感もリッチで、値段を知らなければチープさは微塵も感じないはずです。

カラバリはブラックとホワイト。背面パネルにガラスを使用 ▲カラバリはブラックとホワイト。背面パネルにガラスを使用

サイズは約H136×W69×D8.8mmで、重さは約138g。片手でも画面の隅々に指が届きます。

安いからといってタッチパネルの反応が鈍いということもありません。むしろ、微妙な触れ方では反応せず、しっかりトンとタップすると素早く起動するといった感じで、誤操作が生じにくい印象。日本語キーボードでのフリック入力や、Webページのスクロールも快適です。

成人男性なら片手でもラクに操作できるはず ▲成人男性なら片手でもラクに操作できるはず

 

■きせかえ対応のホーム画面が楽しい!

ホームアプリは、ドコモ独自の「docomo LIVE UX」がプリセットされています。ドコモの他のAndroid端末は、この「docomo LIVE UX」のほかに、端末メーカー独自のホームアプリもインストールされていて、どちらを選べるのが主流です。

初期設定されている「docomo LIVE UX」 ▲初期設定されている「docomo LIVE UX」

アプリ一覧画面。よく使うアプリのアイコンはホーム画面に移せる ▲アプリ一覧画面。よく使うアプリのアイコンはホーム画面に移せる

MONOは、ドコモが企画し、ZTEというメーカーが製造した端末ですが、ZTE製のホームアプリは入っていません。個人的には、ZTEが自社ブランドのスマホで採用しているホームアプリのほうが使いやすいと思うのですが、スマホを初めて使う人であれば「docomo LIVE UX」で不便を感じることはないでしょう。もちろん、Google Playストアから入手した好きなホームアプリをインストールして、それを使うこともできます。

画面下のナビゲーションキーは並び順を変更できる ▲画面下のナビゲーションキーは並び順を変更できる

クイック設定パネルは、標準的なAndroidと同じ ▲クイック設定パネルは、標準的なAndroidと同じ

壁紙は、左右にスワイプすれば画面をまるごと変えられる「きかせえ」に対応しています。4つのパターンが用意されていますが、MONO独自のコンテンツとして「ものの助」というものがあります。壁紙の中央に、クマのイラストが表示され、スワイプすると服が変わるという趣向。ちょっとした仕掛けですが、画面を見ているだけでほっこりして、操作することが楽しくなりました。

「きせかえ」は4パターンから選べる ▲「きせかえ」は4パターンから選べる

「ものの助」に設定したホーム画面の一例 ▲「ものの助」に設定したホーム画面の一例

7種類の服の着せ替えを楽しめる ▲7種類の服の着せ替えを楽しめる

 

■日常的な用途で不便を感じることはない

スマホで毎日のように使う機能と言えば「電話」「メール」「ブラウザ」でしょう。「電話」アプリは一般的なもので、とくに「使いやすい」とか「使いにくい」とはなく、普通に使えます。ドコモ独自の「スグ電」にも対応し、着信時に耳にあてるだけで応答する設定にもできます。

「電話」アプリの画面 ▲「電話」アプリの画面

ドコモが独自に開発した便利機能「スグ電」に対応 ▲ドコモが独自に開発した便利機能「スグ電」に対応

メッセージを送受信できるアプリは、「ドコモメール」「Gmail」「メッセージ(SMS)」の3つ。「Gmail」には、Gメール以外のPCメールのアカウントも設定できます。

日本語入力エンジンには「iWnn」を採用。これもスムーズに使えます。

タッチ反応も良く、スムーズに入力できる ▲タッチ反応も良く、スムーズに入力できる

予測変換機能により、絵文字も素早く入力可能 ▲予測変換機能により、絵文字も素早く入力可能

ブラウザは、Androidに標準搭載されている「Chrome」。こちらも、不満なく使えました。

Android 6.0の新機能「Now on Tap」にも対応。7.0へのアップデートも予告されている ▲Android 6.0の新機能「Now on Tap」にも対応。7.0へのアップデートも予告されている

最近のAndroidスマホの中では画面が小さめだが、「マップ」の視認性も問題ない ▲最近のAndroidスマホの中では画面が小さめだが、「マップ」の視認性も問題ない

テザリングにも対応している ▲テザリングにも対応している

 

■カメラや音楽プレーヤーの使い勝手も及第点

カメラアプリの操作性もAndroidスマホとしては標準的。フルオートでも明るく撮れるし、手動で露出や感度などを調整することもできます。電源ボタンをカチカチと2回押してカメラを起動することもできます。

「カメラ」アプリの設定メニュー ▲「カメラ」アプリの設定メニュー

マニュアルでの設定にも対応 ▲マニュアルでの設定にも対応

「ギャラリー」の編集機能も十分 ▲「ギャラリー」の編集機能も十分

音楽プレーヤーはハイレゾ音源の再生にも対応しています。筆者は、パソコンから取り込んだM4Aファイルの再生しか試していませんが、コアなオーディオファンを除けば、それでも十分満足できると思います。MONOの内蔵ストレージは16GBなので、ハイレゾを楽しみたい場合は、microSDカードでメモリを増設すべきでしょう。

「メディアプレーヤー」も迷わず使えて、音質も良好 ▲「メディアプレーヤー」も迷わず使えて、音質も良好

 

■シンプルなデザインに惹かれる人は、買って損なし!

MONOの使い勝手は、「ごく普通に使える」という印象。これといって目立つ機能があるわけではなく、使いこなしに迷う機能があるわけでもない。先進的なガジェットが好きな人が使うと物足りなく感じるでしょうが、「スマホとしての機能をきちんと果たしてくれたら十分」と考える人は満足できるはずです。

ここ数年、大手キャリアがスマホを大幅に値引きして販売することはよくない、という行政指導があり、キャリアが販売するスマホの実勢価格は、従来よりも高くなってきました。ですが、総務省が定めたガイドラインには、そもそも本体価格が安い廉価端末に関しては例外的な補足事項があり、3万円以下の端末は、ある程度の割引施策が認められているそうです。

この「MONO」は、インパクトのある激安価格を実現するために、ドコモが戦略的に開発したモデルです。もしZTEが自ら開発し、SIMフリーで販売したとしたら、絶対に600円では売れないし、少なくとも2万円以上の価格だったのではないかと思います。

マナーモードスイッチを搭載していることも特長 ▲マナーモードスイッチを搭載していることも特長

ストラップ(別売)も付けられる ▲ストラップ(別売)も付けられる

ドコモを使い続けたいけど、端末のコストを抑えたい人。そして、このシンプルなデザインに愛着を持てそうな人は、買って損なしのモデルと言えそうです。

 

>> NTTドコモ「MONO」

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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