ファーウェイのスマホ新ブランド「nova」はカジュアル&高性能!
&GP / 2017年2月21日 23時0分
ファーウェイのスマホ新ブランド「nova」はカジュアル&高性能!
ファーウェイがSIMフリースマホの新ブランド「nova」シリーズを日本市場に投入することを発表しました。2月24日(金曜)から「HUAWEI nova」と「HUAWEI nova lite」の2モデルが発売されます。
■高性能をカジュアルに楽しめるHUAWEI nova
HUAWEI novaは、Android 6.0を搭載し、約5.0インチのフルHDディスプレイ、2.0GHzのオクタコアCPU(Snapdragon 625)、3GBのRAMという、パフォーマンス面でも安心できる構成です。狭額縁設計により横幅が約69.1mmに抑えられ、約7.1mmという薄さなので、片手でも軽やかに操作できそうな印象です。指紋センサーを搭載し、DSDS(デュアルSIMデュアル待受)にも対応しています。
▲スリム&コンパクトで片手でも持ちやすい
▲背面には指紋センサーを搭載
最大のアドバンテージはカメラ。背面の1200万画素カメラは、ライカの技術は用いられていないものの、カメラ性能が高く評価された「HUAWEI P9」と同じものを搭載。レンズの明るさやセンサーの面積を向上させ、薄暗い場所でも鮮明に撮影できるとのこと。800万画素のフロントカメラは、セルフィー機能を強化し、国際的なメイクアップアーティストの監修による「メイクアップモード」など、ユニークな独自機能も備えています。
▲自撮りを楽しみためのエフェクトが充実
HUAWEI novaの市場想定売価は3万7980円(税抜)。ビジネスマン層をターゲットにする「Mate」シリーズや、ファッション性を重視した「P」シリーズに比べると、若い世代をターゲットにしたモデルで、価格設定もややお手頃です。IIJmio、楽天モバイル、mineoなど主要なMVNOが取り扱うほか、家電量販店やECサイトでも販売されます。
▲カラバリは3色
■コスパが魅力のHUAWEI nova lite
同時に発売されるHUAWEI nova liteは、MVNO向けの廉価版モデルという位置付け。価格はMVNO各社によって異なるとのことですが、楽天モバイルでは2万1800円(税抜)で、他社でも同等の価格になると予想されます。
HUAWEI nova liteは、最新のAndroid 7.0を初期搭載し、約5.2インチのフルHDディスプレイ、オクタコアCPU(2.1GHz×4 + 1.7GHz×4)、3GBのRAMという構成。カメラは背面が1200万画素、前面が800万画素。「lite」とは言えど、スペックの数値としては、普通の「nova」にさほど見劣りはしません。
▲novaよりひと回り大きい約5.2インチのディスプレイを搭載
ユーザーがすぐに実感できる大きな違いは、画面サイズの背面パネルの質感。HUAWEI novaはメタル素材を用いていますが、HUAWEI nova liteは背面パネルにもガラスが用いられています。カメラの機能や性能はHUAWEI novaのほうが高く、HUAWEI nova liteはキャリアアグリゲーション(LTE-Advancedの高速化技術)に対応していないため、最高通信速度は若干遅くなります(novaは最大225Mbps、nova lite最大150Mbps)。とは言え、日常使いには十分すぎる仕様で、コストパフォーマンスが非常に高い端末になりそうです。
▲背面にも光沢を放つガラスパネルを使用。指紋センサーも備える
▲カラバリは3色
■今年も躍進が続きそうです!
昨年発売したHUAWEI P9/P9 liteが日本でもヒットするなど、ここ最近、SIMフリー市場での存在感を高めているファーウェイ。2月22日には、大阪にカスタマーサポートセンターを開設するなど、既存ユーザーへのサポートが強化されることも発表されました。
▲2月22日に、大阪・梅田にカスタマーサポートセンターがオープンすることも発表された
▲発売中の最上位モデルHUAWEI Mate 9に、3月10日より新色が追加されることも発表された
来週2月27日からスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2017」では、最新フラッグシップが発表されることも噂されています。発表会後の囲み取材の場で、ファーウェイ・ジャパンの代表・呉波氏は、HUAWEI P9の後継機が発表されることを明言し、「単なる後継機ではなく、ウォーと驚いていただける画期的な機種です。みなさんに満足していただけるはずです」と予告しました。ハイエンドモデルが気になる人は、来週にはグローバル向けに発表されるモデルの日本発売を待つべきでしょう。
>> HUAWEI
(取材・文/村元正剛)
むらもとまさかた/ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
今売れている「SIMフリースマートフォン」ランキング10選&おすすめ 圧巻の4眼カメラやソニー Xperiaのフラッグシップなどカメラにこだわったモデルをピックアップ【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月10日 7時25分
-
FCNT、シリーズ初のSIMフリー機「らくらくスマートフォン Lite」を12月6日に発売
マイナビニュース / 2024年10月31日 20時58分
-
FCNTが「らくらくスマートフォン」の新モデルを一挙3モデル発表 ドコモ向け/Y!mobile向け/MVNO向けを順次発売
ITmedia Mobile / 2024年10月31日 14時30分
-
もはやカメラの「AQUOS R9 Pro」ほぼハイエンドの「AQUOS sense9」、シャープが新スマホ2機種を発表
&GP / 2024年10月30日 22時0分
-
ゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」日本発売決定 先行割引で86,800円~
マイナビニュース / 2024年10月30日 12時0分
ランキング
-
1リンク付き投稿は拡散力減?イーロン氏明かすXルール 「告知投稿めっちゃ影響」不満も続々
J-CASTニュース / 2024年11月26日 17時11分
-
2クレジットカードを少額で不正利用されていない? 巧妙な新手口を解説
ITmedia エンタープライズ / 2024年11月26日 7時15分
-
3『ドラクエ3』大魔王ゾーマ様、配信者になる―自己紹介では「嫌いなもの:ひかりのたま」とポロリ、「“ほりい”とかいう人間も泣き叫んでた」
インサイド / 2024年11月26日 13時10分
-
4東芝マテリアルを日本特殊陶業が買収 1500億円で
ITmedia NEWS / 2024年11月26日 12時44分
-
5オリエンタルランド、東京ディズニーリゾート販売の“3800円のマイボトル”回収 対象個数は4240個…… 「ご迷惑とご心配」
ねとらぼ / 2024年11月26日 17時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください