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iPhone? それともAndroid One? ワイモバイルスマホの選び方

&GP / 2017年3月28日 17時0分

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iPhone? それともAndroid One? ワイモバイルスマホの選び方

ソフトバンクがサブブランドとして展開する「Y!mobile(ワイモバイル)」では、基本プランに通話定額が標準で付帯します。24ヶ月という定期契約が必要になりますが、キャンペーンをうまく活用すれば、毎月最大2GBが使える通信プランが月額1980円から利用可能。スマホの月額料金を抑えたい人にとっては検討の価値があるでしょう。

一方、「どんなスマホで使うか」という点も気になるところ。本記事では、ワイモバイルで取り扱うスマホについて紹介します。主な選択肢は「iPhone」と「Android One」シリーズです。

■3月25日から「iPhone SE」も選べるように

元々ワイモバイルでは、セット端末として「iPhone」を選べるのがウリのひとつ。該当端末は、2013年9月に発売日された「iPhone 5s」のみでした。しかし、本年3月25日にiPhone SE(2016年3月発売)の取り扱いを開始しています。メモリに関しては32GBおよび128GBモデルの2種類を展開。

▲iPhone SE

なお、本記事執筆時点では、ワイモバイルの公式サイトにiPhone 5sの価格も掲載されていました。しばらくは両モデルを併売するのかもしれません。

▲ワイモバイル公式サイトより、「iPhone SE」の価格

両機について、カラーバリエーションなどを除けば、外見上の大きな違いはそれほどありません。しかし、発売日には3年弱のギャップがあるため、スペックではiPhone SEの方が優れています。すでに日常的にスマホを活用している人は、こちらを選ぶべきでしょう。

▲ワイモバイル公式サイトより、iPhone 5sの価格

ただし、iPhone 5sについては、実質負担額が0円であることが魅力。スペック自体はそれほど重視せず、「とりあえずiPhoneを使いたい・使わせたい」場合には検討したいところ。具体的には、これからスマホを使い始める子どもにiPhoneを買い与える場合、などが想定できます。

 

■「Android One」シリーズは3種類

また、Androidユーザー向けには、「Android One」シリーズの端末がおすすめです。こちらはGoogleが各国のメーカーと協業して提供しているスマホのブランド。従来は2014年頃から東南アジアを中心に格安モデルを展開してきましたが、昨年7月にワイモバイル端末として日本にも初上陸しました。

本年には後継機2機種も発売を迎えており、現在ではワイモバイルで「Android One, 507SH」「Android One S1」「Android One S2」の3機種が展開されています。

▲Android One, 507SH

▲Android One, 507SH

2016年7月に発売された日本初のAndroid One端末は、シャープ製の「507SH」。HD画質の5.0インチディスプレイには、省電力性に優れる同社製のIGZOを採用。防水・防塵性能に加え、SDカードスロット、NFC、ワンセグにも対応。所謂「日本仕様」を採用しているミッドレンジモデルです。

▲Android One S1

▲Android One S1

2017年2月に発売日された「S1」も同じくシャープ製。ディスプレイは507SHと同じく5.0インチですが、画質がフルHDに向上しました。一方、ワンセグなどは非対応となっているなど、こちらがすべての面で「上位モデル」というわけではありません。

▲Android One S2

▲Android One S2

一方、2017年3月に発売日された「S2」は京セラ製となります。背面はやや丸みを帯びたラウンドフォルムを採用していて、フラットな筐体を採用するシャープ製モデルとは、やや雰囲気が異なります。また、米国国防総省が定める物資調達基準、通称「MILスペック」に準拠する耐衝撃性能を備えており、落下時にも故障しづらくなっているのが特徴です。

こちらは赤外線通信に対応。ケータイを使っている人が初めてスマホに乗り換えるという場合に、連絡先情報などを共有しやすくなっています。

では3機種を簡単に比較してみましょう。

ディスプレイサイズはほぼ同じですが、本体サイズは若干異なります。MILスペック対応の「S2」は、他2機に比べ少し大きめです。

▲下から507SH, S1, S2

3機種で同じ写真を表示してみたところ、色彩はシャープ製の2機種の方が濃淡がはっきりと表現されました。S2は緑など、やや淡くなる印象があります。

▲左から507SH, S1, S2

背面カメラの写りについて、精細さや明るさは507SHとS1がやや優れている気がします。とはいえ、標準的な撮影環境において、それほど差は感じません。あまりこだわりがなければ、S2でも支障はないでしょう。

このほか、スピーカーの音量・音質についても比較してみました。507SHとS1は側面にスピーカーがありますが、S2は背面に配置していて、搭載位置による反響具合などは異なります。しかし、音質について3機種で大きな優劣はありません。

 

■価格について

最後に、Android Oneについて、機種代金と基本料などを含めた月々の支払い額の目安を確認しましょう。各種割引適用で507SHが3758円/月~、S1およびS2が2138円/月~。ワンセグ視聴にこだわりがなく、安さを重視する場合には、新機種を選択した方がよいと言えます。

一方、iPhone SEを選択する場合は、各種割引適用で3060円/月~。iPhone 5sは1980円/月~となっており、こちらも非常にリーズナブル。iOS機種を安く使いたいという人は、検討してみる価値はあります。

>> ワイモバイル

 

(文/井上 晃

いのうえあきら/ライター いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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