製作工程が知りたくなる!竹で編まれた万年筆が格式高い
&GP / 2017年3月31日 19時0分
製作工程が知りたくなる!竹で編まれた万年筆が格式高い
憧れの文具といえば万年筆。万年筆というと、やはり「こだわりの文具」という部類に入りますから、どうせならトコトンこだわってみるものいいかもしれません。人とは違う、特別な一本をお探しだったら、竹細工で編まれた珍しい万年筆はいかがでしょうか。書く文字や態度もグッと引き締まりそうな一品です。
プラチナ万年筆株式会社のブランド「出雲」からお目見えしたのは、竹編みの万年筆(4月1日発売/価格:12万9600円)。その名も「茣蓙目(ござめ)」暗黒色、紅樺色と「横網代(よこあじろ)」 虎斑と、まず雅なネーミングにグッときます。そして、何といっても注目は編み込まれた軸部分。竹の織り成すパターンが実に見事です。それもそのはず、細かな工程を経て作られているんです。
工程は伐採した竹を煮るところから。素材を強くする「油抜き」に始まり、「荒割り」、「幅とり」、「せんひき」…と、まず竹ひごを作る工程が多く続きます。そうして出来上がったおよそ幅2mm、厚さ0.2mmの竹ひご36本を、軸に編み上げていきます。茣蓙目の2種類は染色し、錆漆仕上げを施しますが、横網代・虎斑は表皮の素材をそのままを使い、仕上げに漆を施して完成します。
「横網代(よこあじろ)」 の虎斑(とらふ)竹とは、表面に虎皮状の独特の斑紋がある竹のこと。斑紋の美しさから江戸時代より珍重されているのですが、万年筆に編み込まれると、やはりその斑紋が独特の雰囲気を醸し出します。
持つだけですっと背筋が伸びそうな雰囲気! 高価な一品ですが、末永くよきパートナーになってくれそうですね。
>> プラチナ万年筆
(文/&GP編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
伝統技工で機能美を表現した万年筆 『伝統漆芸 畷 万年筆 古美箔(ふるびはく)』
PR TIMES / 2024年10月16日 14時15分
-
高級感と落ち着きを合わせもった黒の輝き 『長刀研ぎ万年筆 ブラックトリム』
PR TIMES / 2024年10月9日 13時45分
-
ぺんてる「Tradio プラマン」/三菱鉛筆「uni-ball AIR MICRO」/ZEBRA「Filare Direction」、他【KREVAの文具PRESS】
&GP / 2024年10月5日 20時0分
-
幾層にも重ねたエボナイト材と複雑に織りなす色が美しい 『長刀研ぎエボナイト万年筆 猛虎』
PR TIMES / 2024年9月25日 11時0分
-
今売れている「万年筆」ランキングトップ10 プラチナ万年筆やパイロットの1000円以下で買えるハイコスパモデルが人気【2024年9月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月24日 17時40分
ランキング
-
1ワークマンとGUの「2000円台パンプス」を徹底比較!1時間履いて歩いてみると違いは歴然
女子SPA! / 2024年10月19日 15時46分
-
2「びっくりドンキー」モーニング“おかわり無料”コーヒー 本格的でおいしい“納得のワケ”と低価格の“秘訣”
オトナンサー / 2024年10月19日 7時10分
-
3『ワイドナショー』出演で批判殺到の31歳人気俳優、“政治的発言”を巡るバッシングに違和感の理由
女子SPA! / 2024年10月17日 8時45分
-
4フライト中に泥酔する「迷惑老人客」。トイレに行ったと思ったら、女性の悲鳴が…
日刊SPA! / 2024年10月19日 15時52分
-
5牛丼チェーン「深夜料金」に不満の声が続出する訳 外食チェーンのインフラ化に我々は慣れてしまった
東洋経済オンライン / 2024年10月12日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください