動画見放題!新型「Fire TV Stick」は音声認識リモコンが優秀です!
&GP / 2017年4月8日 22時0分
動画見放題!新型「Fire TV Stick」は音声認識リモコンが優秀です!
最近、10年以上使い続けた液晶テレビにサヨナラを告げました。新たに購入したのは三菱電機の「REAL(LCD-A40BHR8)/40V」。何が一番変わったかといえば、テレビがネット対応になったことと、HDMI端子がついたこと。これでようやく最先端のサービスが享受できるというもの。さっそく流行りの「Netflix」や「Hulu」といったストリーミングサービスを大画面で楽しみたいと思うわけです。
すると、これまたタイミングよくAmazonから「Fire TV Stick」NEWモデル(4980円)が発売されたので、さっそくテレビにプスっと挿してみました。これは……、楽しすぎて家から出たくない(笑)。
■「テレビで検索」のハードルが下がった!
ざっと説明すると、「Fire TV Stick」とは、テレビの“HDMI端子”に挿すだけでAmazonビデオ、Hulu、Netflix、YouTube、AbemaTV、DAZN(ダゾーン)、dTVなど、豊富な映画やドラマを大画面で楽しめるというもの。
▲箱に入っているのは、STICK本体・電源、ケーブル・リモコン
▲テレビに挿したら電源をつなげば、機器としては手順完了。あとはWi-Fi環境に接続するだけ。自宅を無線LAN化しておく必要がある
設定にかかる時間はせいぜい30分程度。とりあえず、サービスに加入している「Amazonプライム」の動画を見てみましたが、やはりいつも見ているパソコンやスマホの画面と違って、“テレビって大きいなあ”という感想。ラックの都合で我が家は40型が限界ですが、50型以上だと迫力はさらに増すのか。映画生活がはかどる予感しかしません。
リモコンの反応は上々で、サクサク動いてくれるからストレスはなし。たとえ各有料サービスに加入していなくても、「YouTube」や「AbemaTV」など無料動画サービスは十分に楽しめますのでご安心を。しかも、アプリでゲームをすることも可能ですから、いろいろとチェックする価値アリです。
新型「Fire TV Stick」の大きな特徴は、音声認識リモコンが付属しているということ。しかし、これが「へ~、そうなんだ」では済ませたくない便利さ! というのも、Amazonプライムしかり、昨今のサブスプリクション系サービスは“動画見放題”をうたっているわけですが、その数が本当に膨大。観たいものを探すたびに、検索をする必要があり……、とここでお気づきですね。そう、テレビに付属しているリモコンで「検索」するというのが、どんなに面倒かということを!
▲マイクボタンを長押ししながら、調べたいことをしゃべる
パソコンならキーボードがあるので、すぐに検索ワードを入力できますが、テレビのリモコンでチマチマ打つときのストレスは計り知れません。間違えようものなら、デリートするために倍以上の時間がかかるなど、もはやトラウマレベル。新型リモコンは、そこのところを解消してくれているわけです。やり方は簡単で、音声入力ボタンを長押ししている間に、検索ワードをしゃべるだけ。何度も試していますが、精度はかなり高いです。「勇者ヨシヒコと魔王の城」くらいなら、余裕で認識してくれます。
ひとつだけ難点を言えば、Amazonビデオ内の検索結果がプライム対象商品以外も表示してくること。うっかり有料のVOD(ビデオ・オン・デマンド)を購入しそうになります(当然、確認画面は出ますが)。うまく設定で非表示にできるとベターかなと感じました。
■「REAL」との相性が抜群だった!
ところで “Amazonプライム特典”といえば映画やドラマなどの動画コンテンツだけではなく、「Amazon Music」で音楽も聴き放題になります。これもスマホでよく聴いていますが、使用しているテレビと相性がいいことに気が付きました。三菱電機の「REAL」は、特徴の一つとして“DIATONE”という前面スピーカーを搭載しており、声がハッキリと聞き取りやすく、サラウンド感覚で音楽を聴くことができます。
「Fire TV Stick」のアプリの中には、昨年から国内でもサービスが開始された、1億人のユーザーを超える音楽ストリーミングサービス「Spotify」もダウンロード可能になっています。つまり、リビングにこのテレビを置いておけば、コンポいらずで音楽も存分に楽しめるということ。もう仕事とかしている場合じゃない(笑)。
また、「Fire TV Stick」は、どこでも映画やドラマや音楽が楽しめるところも魅力。Wi-Fi環境さえあれば、この端末を運び、出先のモニターに挿すだけでコンテンツが楽しめます。パソコンに挿すこともできるので、出張などで使いたいといったことも可能。音声認識リモコンを採用し、使い勝手のよくなった「Fire TV Stick」で動画・音楽ライフを楽しんでみてはどうでしょうか。
>> amazon「Fire TV Stick(NEWモデル)」
(取材・文/&GP編集部 三宅隆)
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