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【完全ワイヤレスイヤホン】1万円台「AMPS AIR」の5つの魅力

&GP / 2017年4月22日 8時0分

【完全ワイヤレスイヤホン】1万円台「AMPS AIR」の5つの魅力

【完全ワイヤレスイヤホン】1万円台「AMPS AIR」の5つの魅力

イヤホンジャック非搭載のiPhone 7が登場したことにより、いま注目されている「完全ワイヤレスイヤホン」。ケーブルから解放されたミュージックライフを体感したい、とは思うものの、いきなり高価なアイテムに手を出すのは気が引けます……。というわけで、1万円台で買える完全ワイヤレスイヤホンを試してみました。今回紹介するのは、カジュアルなデザインに惹かれて選んだSOL REPUBLICの「AMPS AIR」です。

■ペアリングは簡単3ステップ

▲片方のイヤホンのみをペアリングして、片耳用として使用することも可能(モノモード)

完全ワイヤレスイヤホンを使うにあたり不可欠なのが、スマホや音楽プレイヤーなどのデバイスと、イヤホンをBluetoothで接続する“ペアリング”です。「AMPS AIR」のペアリングは、イヤホン本体をケースから取り出す(または本体のボタンを同時に2度押し)→イヤホン同士の接続を待つ→デバイスのBluetoothをONにする、の3ステップ。

最初は左右のイヤホンが上手く接続されないなど、ややコツのいるペアリングに煩わしさを感じましたが、複雑な手順はないので慣れてくるとスムーズにペアリングができるように。

■トラベルケースはスマホの充電も可能!

「AMPS AIR」が1回の充電で使用できるのは約3時間。付属のトラベルケースで約15回充電することができます。また、トラベルケースにはUSBポートも付いているので、スマホや音楽プレイヤーなどデバイス側を充電することも可能です。

▲メタリックで堅牢なトラベルケースは、モバイルバッテリーとしても使用可能。ケースを揺らすと正面のLEDランプが、バッテリー残量を表示する

外出時、「AMPS AIR」の充電はバッチリなのに、スマホのバッテリー残量がピンチ! という場合に、何度もこのトラベルケースに助けられました。ケースはややゴツいですけど、スマホを1回フル充電できるので緊急時には役立ちます。

■左右を気にせず装着&収納ができる!

移動中やランニング中に使っていて感じたのは、「AMPS AIR」の扱いやすさ。LとRに分かれているのですが、上下がシンメトリー構造になっているため、左右を気にせずどちらの耳でも使うことができます。この構造は充電時にも活きていて、トラベルケースの充電部に「AMPS AIR」を収める時も、いちいち左右を確認することなく収納が可能です。

▲トラベルケース内の充電部は、LR関係なくどちらも収納できる仕組み

普段リュックを使っている筆者は、電車の中など移動時にリュックの中身をしっかり見なくても、ある程度手探りで「AMPS AIR」をケースにしまえるのは都合が良かったです。また、夜道など暗い所でも左右を気にせずサッと耳に嵌められて、サッとケースに戻せるのでノンストレス。大したことはありませんが、意外と便利なポイントだと感じました。

■シンプルな構造でタフに扱える

「AMPS AIR」を耳から外すとき、何度かうっかり地面に落としたのですが、シリコン素材でコーティングされているおかげかすべて無傷で帰還。落とすと弾んでどこに行くかわからないため、外す際は注意したいところ。ただ、多少タフに扱っても大丈夫だと感じました。

▲AMPS AIR本体はシリコン素材でコーティング。デザイン性のある溝が空気の流れを作り、耳の中で汗をかきにくくしている

また、丸っとしたフォルムで細かな部品が付いていないため、汚れてしまった時も掃除が楽。タオルやティッシュでササッと拭くだけなので簡単です。

■フライトのお供に!!

「AMPS AIR」入手後にすぐ飛行機で出かける用事があったので、フライトのお供として持っていくことに。事前にネットで飛行機内でのBluetooth機器の使用について調べてると、2014年の航空法の改正により、ごく一部の機体を除いて使用可能とのこと。自分の乗る機体が一部に該当するかわからなかったので、空港のカウンターでBluetoothのワイヤレスイヤホンを使っていいか聞いてみると、スタッフのお姉さんから「使用は問題ない」とお墨付きを。

▲航空各社のHPを見るとBluetooth機器の使用について記載されていますが、「自分の搭乗する機体が何か?」など不明な点も多いので、不安なら空港で航空会社のスタッフやキャビンアテンダントに聞いた方がいいと思います

機内で使い、まず感じたのが遮音性の高さ。音楽を流していない状態でも、周囲の雑音がかなり軽減されました。さすがにフライト中の「ボオォォー」という大音量(気流?)は完全シャットアウトできませんが、音楽を流せばあまり気にならないレベルに。寝るには最適かもしれません。あと、機内は狭いので(もちろん私はエコノミー)、コードがあると横の人に触れたり、ドリンクをもらったりするときの邪魔になりますが、とても快適でした。

■ランニングに最適!

▲AMPS AIR本体のマルチ機能ボタンを押すと、音楽の再生・停止、siriやグーグルボイスサーチの起動、スマホの着信を受けたりすることができる

AMPS AIRは音楽を聴く以外にも、スマホ通話ができたり、siriやグーグルボイスサーチで音声検索ができたり、様々なケースで活用できますが、個人的に一番しっくりきたのがランニングでの使用です。

最初は走っている途中でポロっと落ちてしまうんじゃないかと心配でしたが、一度も外れることはありませんでした。特に引っ掛ける器具は付いていないものの、カナル型のホールド力とシリコンコーティングの密着力は意外にあなどれないです。耳に吸い付くように固定されるため、2時間近く走っていても耳が痛くなることなく快適。

▲ただ、遮音性が高いので、道路を走る時は音量を抑えたり、モノモード(片耳)で使用するなどの注意も必要

当初は「AMPS AIR」の使い心地を確かめるためにランニングを始めた私ですが、今では走ることが楽しみに。完全ワイヤレスイヤホンがきっかけで運動を始めることになるとは思わぬ誤算でした。ランニング以外にもウォーキング、そしてダンスなんかもいいじゃないでしょうか。普段運動をしている人はもちろん、これから運動を始めたいと思っている人のきっかけとしても、オススメの完全ワイヤレスイヤホンだと思います。

>> ソル・リパブリック「AMPS AIR」

 

(取材・文/礒部 喬)

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