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パンはサクふわ!フライはカリッ!「ヘルシオ グリエ」で何でもできたてに

&GP / 2017年4月14日 11時0分

パンはサクふわ!フライはカリッ!「ヘルシオ グリエ」で何でもできたてに

パンはサクふわ!フライはカリッ!「ヘルシオ グリエ」で何でもできたてに

毎朝、パンを食べる習慣のある人にとって、トースター選びは重要です。また、一人暮らしや共働きの家庭であれば、スーパーで出来合いの揚げ物などを買うこともあり、温めにトースターを使う人も多いのではないでしょうか。

実際、筆者も朝はパンを食べ、そしてスーパーのお総菜のお世話にもなっています。とはいえトースターの場合、食パン以外のパンの焼き加減が難しかったり、揚げ物を焦がしてしまったりといった悩みも。そこで、今回使ってみたのがシャープの「ヘルシオ グリエ」。ただのトースターかと思いきや、実はこう見えても立派な「オーブン」なんです!

■「過熱水蒸気」の力で表面を焼き上げる

「ヘルシオ グリエ」は、水蒸気を加熱して100℃を超えた状態になった「過熱水蒸気」で食材を焼き上げるのが特徴。同社のウォーターオーブン「ヘルシオ」と同じ加熱方式でありながら、コンパクトなサイズ感が魅力です。

筆者も以前からヘルシオが欲しいと思いながらも、やはり大きなオーブンを置くスペースは我が家の台所になく、泣く泣く断念していました。しかし、ヘルシオ グリエならサイズは幅412×奥行315×高さ218mmと、トースターとほぼ同じサイズなんです。
これまではレッドのみでしたが、2017年5月下旬にはホワイト、ブラックの2色が2万台限定で登場するので、台所の家電を落ち着いた色で統一したい人にもうれしいですね。

 

■使うたびに水タンクに水を入れるのを忘れずに

ヘルシオ グリエは、本体上部に水タンクが用意されています。

目盛りに合わせて容器に水を入れ、セット。この水を過熱水蒸気にして食材を焼き上げます。正しくセットすると「ピーッ」と音が鳴り、電源がオンになる仕様です。ただし、電源はオンになるものの、水が足りなくても警告音などは鳴らないので、水の入れ忘れに注意してください。

本体に付属するのは、焼き網とプレートの2つ。パンは焼き網、揚げ物はプレートといったように使い分けます。

また、レシピブックが付属するので、それぞれの料理に合ったモードや加熱時間を確認しましょう。

 

■安売りのクロワッサンが人気ベーカリー並みの仕上がりに!

最初に試したのはクロワッサンです。ベーカリーでなく、スーパーで袋詰めになって売られている普通のものです。

焼き網の上にクロワッサンをふたつのせ、「弱」モードで4.5分にセットします。そして加熱スタート!

ちなみに弱は180℃、中は200℃、強は250℃で、加熱時間は最大15分となっています。

ガラス窓の内側が一気に曇り、水蒸気が出ているのがわかります。

さらに時間が経つと、本体とフタの隙間から水蒸気が漏れてきます。ここから出てくる水蒸気はかなり高温なので注意してください。

調理終了のブザーが鳴ったので、フタを開けてみると…、きつね色に焼けたクロワッサンのお目見えです! このとき、焼きたてのデニッシュ生地ならではのバターのいい香りが部屋中に漂っています。

さっそく食べてみると、表面がサクサクで、なかはしっとり仕上がっていて、スーパーの安売りクロワッサンとは思えません。人気ベーカリーのクロワッサンと言われても、「やっぱりそうですよね」と答えてしまいそう。

また、トースターで焼くと表面が焦げやすいので、加熱を開始してから様子を見なくていい手軽さも普段使いの家電としてはありがたいポイントです。

■凍ったカチコチ食パンもサクサクしっとりに!

冷凍した食パン、ハンバーガータイプの惣菜パン、フルーツの乗った菓子パンも温めてみることにしました。

冷凍した食パンをカチコチに凍った状態で焼けるのもヘルシオ グリエの特徴のひとつです。通常の加熱時間に30秒追加するだけでOK。庫内のサイズは幅259×奥行き230×高さ76mmで、食パンが2枚同時に焼けます。

指定の時間とおりに焼いたところ、少し表面に焼きムラが出てしまいました。どうやらこれは冷凍の状態に左右されるようです。

とはいえ、裏面はこんがり網目も焼き目が付いており、食欲をそそるビジュアルに。

実際に食べてみると、冷凍した食パンとは思えないくらいに外はサクサク、中はしっとりと焼き上がっています。食パンを冷凍保存することが多い家庭でも、この仕上がりなら十分満足できるはず。

グラタンコロッケがサンドされたタイプの惣菜パンは、加熱時間を長くしすぎたのか、表面のバンズが少し焦げてしまいました。

とはいえ、コロッケもきちんとなかまで温まっており、電子レンジだとフニャフニャになりがちなこの手のパンがここまでできたての味に近い状態で楽しめるのには驚きです。

個人的に一番気に入ったのが、菓子パンの温めです。デニッシュ生地の上にフルーツがのった袋詰めのパンを焼いてみたのですが、これがまたまたベーカリーのパンのような仕上がりに。クロワッサンと同様、デニッシュ系のパンを温めるときのヘルシオ グリエの実力は想像以上です!

■お惣菜の揚げ物はサクサク&ヘルシーに楽しめる

パンを焼くのに満足したので、お次は揚げ物の温めに挑戦です。最初に温めたのは、牡蠣フライ。家で作るのが面倒なので、ついついお惣菜を買うのですが、電子レンジだとフニャフニャになりやすいですし、トースターだと焦がしてしまうんですよね。

付属のトレイに載せたら、「中」モードで7分加熱します。3分を過ぎたあたりから表面が焼けてジュウジュウという音が聞こえ始めます。

こちらが焼きあがった牡蠣フライです。余計な油分が落ちて、お箸でつかんだときにも揚げたての牡蠣フライと同じような感じ。

実際に食べてみると、温め直したとは到底思えないほどのできたての食感です! ここまでおいしく仕上がるなら、自分でイチから作る必要がない気すらしてきます。ヘルシオ グリエ、恐るべし!

続いて天ぷらの温めにも挑戦してみました。同じようにトレイに天ぷらを置いて、本体にセットして温め開始。

こちらもジュウジュウといい音を立てての完成です。ひと口食べてみると、衣がサックサク! 自分で天ぷらを揚げるのは難しいイメージがありますが、温めるだけでこのおいしさが楽しめるなんて最高です。

トレイを見ると、牡蠣フライのとき以上に油がしっかり落ちているのがわかります。これだけ油が落ちれば、油分の摂取を少しでも控えたい人には効果的ですね。

もちろん、お惣菜の超定番・コロッケの温めもお手の物。表面は一切焦げることなくサクサクの食感をキープし、中のじゃがいもはホクホクに仕上がっていました。

ただ、トレイを使っていて気になったのが、使ったらすぐに洗っていたものの、汚れがこびり付いてしまうんです。単体での購入は可能ですが、少し使ってこれでは困ります。……と思っていたら、シリコンコーティングが施されて汚れにくくなった「コーティングトレイ」が別売品として4月27日より発売されるそうです。2000円するので安くはないのですが、ヘルシオ グリエを使うなら買っておいて損はありませんよ。

■忙しい朝はトーストとおかずの同時調理で時短!

朝はコンロでお弁当作りをしながら、トースターで朝食用のパンを焼いて…と大忙しの家庭も多いでしょう。お弁当を作りながらだと、朝食のおかずを作りたいのにコンロが空いていないという事態もあります。そんなときにもヘルシオ グリエが重宝するんです。

トレイにパンとおかずをセットして加熱すれば、同時調理が実現します。今回は、クロワッサン、アスパラガス、ウインナー、玉子をトレイに載せて、「中」モードで6分加熱。

これで、立派な朝食セットの完成です! アスパラガスやウインナーにもきちんと火が通り、クロワッサンももちろんサクサク&ふわふわの仕上がりに。

目玉焼きもきちんとなかまで加熱されており、油を使わないのでヘルシーなのもポイントです。普段、朝食で食パンしか食べていなかった人も、これならバランスのよい朝食が簡単に作れますね。

また、今回は試していませんが、油を使わずにから揚げやフライドポテトが作れたり、グリル野菜やグラタンなどの焼き物調理ができたりします。

ヘルシオ グリエは発売から約半年が経ったこともあり、家電量販店などでは4万円前後のお手頃価格で販売されているようです。一般的なオーブンほど本格的な調理家電は必要としていないものの、トースターよりは高機能なものを求めているなら、ヘルシオ グリエを使わない手はありません!

>> シャープ「ヘルシオ グリエ」

 

(料理・文・写真/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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