「レゴランド・ジャパン」の「ミニランド」はインスタ映え抜群のフォトスポットだった!
&GP / 2017年5月11日 12時0分
「レゴランド・ジャパン」の「ミニランド」はインスタ映え抜群のフォトスポットだった!
先日、名古屋にオープンしたばかりの「レゴランド・ジャパン」を訪れたのですが、カラフルな色彩に溢れたパーク内は写真に収めてもサマになる撮影スポットがたくさんあります。なかでも、東京、大阪、京都、神戸、北海道、名古屋の景色や町並みを1049万6352個のレゴブロックで再現した「ミニランド」は、大人も驚くこと間違いなしのエリアなんです!
そんじょそこらのミニチュアじゃない、レゴランドでしか見られない驚きの光景を、写真を中心にレポートしたいと思います。
こちらが筆者イチオシの「ミニランド」のゲート。どんな世界が広がっているのかワクワクします。
入って最初に見たのは名古屋港のミニチュアです。
周囲を歩く人を見てもわかると思うのですが、とにかくスケールが大きい!
名古屋といえば「TOYOTA」が有名なだけあり、再現されているのも車を運ぶ貨物船です。実際にレゴランド・ジャパンに向かうあおなみ線の電車内からも同じような景色が見られるので、名古屋をあまり知らない筆者でも再現度の高さがよくわかります。
これは「南極観測船ふじ」。1985年から名古屋港に係留され、現在は南極観測に関する博物館として一般公開されているそうです。とにかく精巧に再現されています。
そしてこちらは、名古屋港にあるシートレインランド。高さ85mの観覧車は名古屋の人にとってのランドマークタワー的存在です。
とにかく細部までレゴで作り込まれているのがわかりますね。メリーゴーランドで遊ぶ孫を見守っているであろうおじいちゃん、おばあちゃんや、キャラクターと記念撮影をしている家族など、物語性を感じられます。
こちらは名古屋市科学館です。銀色の球体のなかには世界でもっとも大きなプラネタリウムがあるそうです。こういったスポットの情報は案内プレートが用意されているので、知らない土地の観光スポットを詳しく知れるのがいいですね。
繁華街である栄の町並みを再現しており、名古屋ではポピュラーな「札幌かに本家」らしきお店もあります。とにかく芸が細かいんです!
名古屋エリアでおすすめなのが、こちらのナゴヤドーム。こうして見ると、ただドームを再現しているだけなのですが、反対側に回ると……。
観客でいっぱいのドーム内が再現されているんです。思わず目にしたときに「わぁ!」と声を出してしまいました。このナゴヤドーム、かなり大きなサイズで再現されているのですが、1人1人の様子まできちんと見えるのが面白いところ。
どうやら野球の試合のようですね。旗を掲げて応援している人もいれば、後ろを向いている人もいたり、年齢層もさまざまです。これだけの数のミニフィグが集まっているのを見るのは生まれて初めて!
続いては東京エリアにまいりましょう。最初に目についたのがこちら。
そう、クラシックな建物が目印の東京駅です。きちんと各出口も再現されており、観光客が行き交う様子もよくわかります。
こちらは浅草の浅草寺ですね。正面をぱっと見るだけではわからないのですが、仲見世通りにも注目してみると……。
たくさんの人が歩いているんです! 看板の文字などもしっかりレゴで再現されており、芸の細かさに感心します。
続いては、渋谷のスクランブル交差点。109でなく「601」になっていたり、TSUTAYAでなく「TSUBASA」になっていたりと、そのパロディ感に思わずニヤニヤ。
こちらはレインボーブリッジです。東京タワーやガンダムらしきロボットなど、東京ではおなじみの景色ですね。ちなみに、このロボットはボタンを押すと動く仕組みになっており、各スポットにこういった仕掛けが用意されています。
東京タワーだけでなく、もちろんスカイツリーも再現されています。ちなみに左に見えるのは、園内を約60mの高さから一望できる「オブザベーション・タワー」。まるでミニチュアのように見えてくるのが不思議です。
関西で生まれ育った筆者から見て、「そんなところまで再現するの!?」と思ったのが京都、大阪、神戸の3エリアです。
京都といえば金閣寺。通常、金閣寺は建物の中に入れないはずなのですが、1人だけ人がいますね。胸に花を挿しているので、何か特別な人なのかもしれません。
これは京都の南座ですね。南座の隣には和菓子屋があるのですが、よーく見るとショーウィンドウのなかには和菓子が並んでいます。芸が細かい!
大阪といえばやっぱり道頓堀。グリコの看板らしきものがあり、その前には……。
やっぱりあのポーズ! 道頓堀でよく見かける光景が見事に再現されていますね。
こちらは大阪中央公会堂付近の様子。そうそう、このあたりはアイドルイベントもよく開催されているんです。このミニチュアを作ったビルダーさんの観察力の高さを感じますね。
北海道エリアも複数の街を再現しており、最初に目を引くのはこちらだと思います。
これは登別の「登別地獄まつり」を再現した様子。登別温泉の地獄谷から地獄の釜のふたが開いて、閻魔大王が鬼たちを引き連れて登別温泉に訪れるという伝説をもとにした祭りだそうです。
札幌のテレビ塔は大人が見上げる高さで再現されています。知っている土地であれば「ここはそっくり!」と楽しめますし、知らない土地であってもあまりの細かさに終始驚かされること必至です。
ミニランド内のミニチュアは、世界各地のレゴビルダーが各地方を実際に訪れたうえで作ったからこそ、ここまで忠実に再現できているそうです。ミニランドにはまだまだたくさんの町が再現されているので、大人はここだけでも十分に楽しめるはず。スマホやカメラを片手に、レゴランド・ジャパンを楽しんでみてください!
>> レゴランド・ジャパン
(取材・文/今西絢美)
いまにしあやみ/エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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