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マレーシア・クアラルンプール随一の繁華街ブキッ・ビンタンにある「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテル」

GOTRIP! / 2019年7月21日 6時30分

マレーシアの首都クアラルンプールきってのおしゃれで賑やかなエリア、ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)。日本でいえば銀座のような場所で、たくさんの巨大ショッピングセンターが建ち並び、レストラン、カフェ、バー、屋台街もあり、ショッピングや食事、夜遊びが楽しめます。

そんな巨大ショッピングセンターの一つ、「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア(Berjaya Times Square)」は、ショッピングだけでなく、グルメやエンターテインメントスポットも集うモール。

そのモールの上層階には、高級ホテル「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテル(Berjaya Times Square Hotel)」が入っています。KLモノレールのインビ駅と直結している利便性の良さと、1000人収容できるバンケットホールを有することから、日系企業にもよく利用されているとか。

ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテルには、スタジオ、スーペリア、プレミア、クラブプレミア、2ベッドルームデラックス、2ベッドルームスイート、クラシックペントハウスなど、さまざまな種類の客室が揃っています。上写真はクラブプレミアルーム(57平方メートル)。

2ベッドルームスイート(99平方メートル)は、ファミリーに人気のお部屋です。

ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテルは開業から16年になるホテルなので、建物自体に若干の古さは感じるものの、風格のある老舗高級ホテルといった雰囲気で、落ち着いて過ごせます。

今回、筆者は上写真のプレミアルームに泊まってきました。プレミアルームは、上品な木製家具と現代的なデザインを特長とする、57平方メートルのお部屋です。

広々とした居室スペースにはキングベッド1台、またはツインベッドが設置されており、大人2名+子供1名、エキストラベッドを入れれば大人3名まで泊まれます。

窓際には一人掛けの上品な布張りソファが2脚と小さい丸テーブルがひとつ。卓上にはウェルカムフルーツが用意されていました。

反対側にはライティングデスクとチェアもあり、ビジネスニーズにも重宝しそうです。

窓から外を見ると、クアラルンプールの近代化を象徴する建物「ペトロナス・ツインタワー」と町のシンボル「KLタワー」! すべての客室から見えるわけではありませんが、ツインタワービュー確約の宿泊プランもあるようです。

夜にはライトアップされたツインタワーとKLタワーを見ることができます。ブキッ・ビンタンならではの贅沢な眺望ですね。

ベッドの足元方向には薄型テレビ。同じプレミアルームでも、部屋によってレイアウトが多少異なるようです。

居室の横のドアはバスルームへと通じています。

ドアの内側には大理石の広々とした洗面化粧台。クラシカルな雰囲気ですが、高級感があります。

アメニティは、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローション、歯ブラシ、サニタリーバッグ、シャワーキャップ、髭剃り。

その反対側には、足を伸ばして浸かれるサイズのバスタブがあります。

さらに奥へ進むと、バスタブとは別にシャワーブースも。

ドアを隔てて、トイレとビデ。バスルームとトイレが別になっているのは、複数名で泊まる際にはありがたいですね。

トイレの個室にも専用の洗面台がありました。このトイレは両側にドアがあり、バスルーム側からでも、通路側(客室ドアから居室へと続く通路)からでも入ることができます。

通路には大きなクローゼットがあり、セキュリティボックス、バスローブ、スリッパが用意されていました。すべてにおいて、ゆったりとしたつくりのお部屋と言えるでしょう。

続いて、ホテル内施設を紹介します。

「マンハッタン・ボールルーム」として知られるバンケットホール。パーテーションを取ることで、1000名まで収容でき、ウェディングパーティーや国際会議などにも使われるようです。

14階(ロビー階)にある「ブロードウェイ・ラウンジ」。

15階にある「ビタ・スパ(Vita-Spa)」では、ホリスティック・トリートメントとマッサージが受けられます。

同じく15階には屋外プールも。ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテルは2つの棟から成るホテルで、その棟の連結部分の屋上にプールが設けられています。

プール出入り口にはセキュリティドアがあり、ルームキーをかざさないと入ることができません。

プールの営業時間は7時~22時。都会のど真ん中ですが、日の高い時間なら、きらきら光る水面にプールサイドのヤシの木の葉の影が落ち、リゾート感が味わえることでしょう。

プールの向こうにはツインタワーとKLタワーも見えました。夜なら、ライトアップされたタワーを眺めながら、ナイトプールが楽しめそうですね。

14階のオールデー・ダイニング・レストランでは、朝6:30からブッフェスタイルの朝食をいただけます。伝統的なマレー料理や各種アジア料理、西洋風の料理など幅広い品ぞろえ。マレーシアで進化したインド発祥の小麦粉のパン「ロティ・チャナイ」も焼きたてを味わえます。

好きな具を入れてオムレツを焼いてくれるエッグステーションや、ヌードルステーションも。

焼きたてサクサクのロティ・チャナイは、カレーにつけて食べるのが一般的なようですが、頼めばマンゴー&チョコレートをトッピングしてスイーツ風にも仕上げてくれます。

朝からたっぷりといただき、一日のエネルギーをチャージできた気分です。

ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテルは、スタイリッシュな新しいホテルではありませんが、老舗高級ホテルらしい品格のある落ち着いたホテルで、立地も眺望もよく、クアラルンプール観光の拠点としておすすめできます。

外に出ることなくエレベーターで直接ベルジャヤ・タイムズ・スクエア(モール)に行けるので、買い物や食事にも困るはないでしょう。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名称 Berjaya Times Square Hotel(ベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテル)
所在地 1, Jalan Imbi Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Malaysia.
公式サイト https://www.berjayahotel.com/kualalumpur

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