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【日本麺紀行】知られざる絶品の札幌醤油ラーメンが味わえるお店 / 北海道札幌市東区の「王将」

GOTRIP! / 2019年8月4日 6時30分

日本人だけでなく世界でも認められているグルメの1つと言えばラーメン。

日本全国には数えきれないほどのラーメン店があり、もちろん知られざる名店がキラ星のごとく存在している。

例えば、西日本でいえば広島市民を魅了し続ける「陽気」、岡山市民を魅了し続ける「天神そば」、山口県周南市民が愛するスター系ラーメンの「第三スター」や岩国市民に愛され続ける「寿栄広食堂」 などが存在している。

甲信越地方では新潟県長岡市民が足しげく通う「青島食堂」や長野県松本市民が愛するイラン人が作る絶品ラーメン、「ラーメン藤」に、あの田中要次さんも愛すると言う長野県木曽町の「あすなろ」のチャーシューメンなどが挙げられる。

東海地方では、いまや全国区となった名古屋名物の「台湾ラーメン」を初め、一宮市民を魅了しつづける「ベトコンラーメン」に、知られざる岐阜県多治見市の「台南ラーメン」などが挙げられる。

もちろん北の大地・北海道にも、北海道ラーメンランキングで1位を独占し続ける味噌ラーメンのお店「彩未」や、あの北川景子さんを魅了したショウガラーメンの名店「信月」など、数え上げればきりがない。

首都圏でいえば、横浜市民が愛するソウルフード・サンマー麺の名店「玉泉亭」、に平塚市民が愛して止まない独自の平塚タンメン、日本で初めてミシュランの星を獲得したラーメンなど、もはや挙げていくことが困難なほど、さまざまな名店がひしめき合っているのだ。

そんな日本中にある美味しいラーメンの中から、今回は北海道札幌市にある知られざる絶品の醤油ラーメンを味わえるお店をご紹介したい。

お店の名前は「王将」だ。

・1988年(昭和63年)創業の絶品ラーメン店、それが「王将」
こちらのお店、1988年(昭和63年)創業のロードサイドのラーメン店。

1988年(昭和63年)といえば、青函トンネルと瀬戸大橋が開通、東北新幹線と上越新幹線が開業するなど、日本のインフラが劇的に変わってしまった時代。

また日本人の生活においても、東京ドームが完成し、カラオケボックスが人気となり、ドラゴン・クエストIIIが社会現象になるなど、新しい娯楽が生まれていった時代。

そんな時代に脱サラした店主がはじめたラーメンは、今なお多くの常連さんに愛されているのだ。
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・非常にアクセスしづらい場所にあるラーメン店、それが「王将」
こちらのお店、旅行者には非常にアクセスしずらい場所にある。

札幌市内から公共交通機関でアクセスするのは非常に難しく、近隣の住民以外は車でアクセスするしかない。

そのため、多くの地元の常連さんやトラックドライバー、タクシードライバーの方々が足しげく通う、観光客にはほとんど知られることのない、隠れ家のようなラーメン店となっているのだ。

実際に札幌市内から徒歩でアクセスしてみると、1時間半ほどかかる。

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・オススメしたい絶品ラーメン、それが「王将」のチャーシューメン
そんな常連さんたちに愛されているラーメン店には多くの美味しいメニューがあるのだが、中でもオススメしたいのが、チャーシューメンだ。
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驚くのはチャーシューメンの美しさだ。
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ほのかに薄ピンク色に染まった豚ロースのチャーシューが丼からはみ出さんばかりにトッピングされたチャーシューメンは、まさに圧巻。

まずはラーメンのスープを味わってみてもらいたい。

じっくりと鶏ガラから抽出したダシをベースに、さらにそこに豚骨と荒削りの鰹節が贅沢に使われたスープを合わせているため、非常にウマミたっぷりのラーメンスープに仕上がっている。
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たっぷりとスープの味わいを楽しんだのなら、次は麺だ。

極上のウマミたっぷりのスープに、ツルツル・シコシコの麺がよく絡み、いくらでも味わっていられる、そう言い切れるほどウマいラーメンであることがわかる。
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そして、そこに絶品のチャーシューだ。

実はこのラーメンには、チャーシューとネギしか具が存在していない。そのためチャーシューのうまみだけに集中して味わえるというのも嬉しいポイントだ。

低温調理された美しいピンク色のチャーシューをウマミたっぷりのスープで泳がせれば、ゆっくりとチャーシューの温度があがっていく。

そんなチャーシューを味わってみれば、このチャーシューメンが唯一無二のラーメンであることを痛感するだろう。

チャーシューから溢れ出る豚のウマミとコク、そしてウマミたっぷりのスープによく絡む麺、まさに三位一体となった絶品のチャーシューメンがそこにはあるのだ。
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札幌市内でもほとんど観光客が訪れることのないロードサイドにある、絶品のチャーシューメンを味わえるお店「王将」。

一般的には王将と聞くと中華料理のチェーン店を思い浮かべてしまうのだが、札幌ではその概念は全く当てはまらない。

もし機会があるのであればこのラーメンを味わうためだけに、札幌を訪れてみてもらいたい。

そこには、店主の強い気持ちに裏打ちされた、毎日でも味わえる最高のチャーシューメンが存在しているに違いないのだ。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 王将ラーメン
住所 北海道札幌市東区東苗穂六条2-1
営業時間  11:30~24:00
定休日 水曜日

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