【世界の街角】島の上に築かれたのどかな旧市街 クロアチアの小さな町プリモシュテンを訪ねて

GOTRIP! / 2019年8月24日 6時30分

クロアチア第2の都市スプリットや世界遺産の町トロギール、シベニクからもほど近い場所にある町プリモシュテン。日本ではほとんど知られていませんが、旅行ガイドブック「ロンリープラネット」の表紙に写真が使われるなど、クロアチアを代表する美しい町のひとつと言っても過言ではありません。

プリモシュテンがあるのは、シベニクから30キロほど南へ下ったアドリア海沿岸。町へ向かう車窓から目にするその姿は、まるでフランスのモンサンミッシェルを彷彿とさせます。

島の上に旧市街が築かれたのは15世紀ごろ。オスマン・トルコが攻めてくるなか、人々が島に逃げて新たな住みかとしたのが始まりと言われています。当時は敵の侵略を防ぐために島全体が壁でぐるりと囲まれ、本土との行き来には木製の跳ね橋が使われていました。

やがて動乱の時代が過ぎると町を囲んでいた壁は壊されることに。島と本土は防波堤で結ばれ、跳ね橋で結ばれていたかつての面影は影を潜めています。

旧市街の入り口にはかつて町を守っていた壁の一部が残されているほか、ワインや果実リキュールなどを販売するお店が並びます。一番奥、町の一番高い場所に立っているのは聖ゲオルギオス教会です。

聖ゲオルギオス教会へは、旧市街の入り口からゆっくりあるいて10分かかるか、かからないかという距離。裏手には墓地があり、アドリア海を望める場所で人々が静かに眠っています。

旧市街の中は細い道と坂道が張り巡らされ、地図があったとしても迷子になるのではと思うほど。実際には町はものすごく小さく、歩いていればやがて海岸に出るので心配は要りません。

海岸沿いにはレストランのテーブルが並び、美しい景色を楽しみながらの食事もおすすめ。プリモシュテンに来たからには、この地域で生産される辛口赤ワインである「バビッチ」をたしなんでみては?

またプリモシュテン旧市街の対岸には、クロアチアで最も美しいビーチのひとつと言われている「ラドゥチャビーチ」があります。モンサンミッシェルのような島を見ながら真っ青なビーチで泳ぐのも、クロアチア旅行のいい思い出になるはず。

のどかな町並みがどこまでも続くプリモシュテン。がっつり観光したいという方には物足りないかもしれませんが、たまには気の向くままに散策したりビーチでのんびり過ごすのも決して悪くはありませんよ。

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