【アジア】アジア麺類制覇の旅!PART5(最終回)
GOTRIP! / 2014年10月8日 4時25分
アジアには様々な食材を原料とした多種多様な麺類が存在する 。ラーメン系、焼きそば系、うどん系、そば系、パスタ系などなど……アジアの麺には不思議な魅力がある。
日本でもそれぞれご当地麺類があるようにアジアの国々には様々な麺類が存在する。最終回の今回は、 ネパール、ブータン、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスタン、ロシア(極東地区)の麺類をご紹介。
アジア麺類制覇の旅!PART1はこちら
アジア麺類制覇の旅!PART2はこちら
アジア麺類制覇の旅!PART3はこちら
アジア麺類制覇の旅!PART4はこちら
・ネパール
カトマンドゥの古びたレストランにて「チキン・タントゥク」と呼ばれるチベット麺料理を注文。「チキン・タントゥク」とは熱々のあんかけスープ仕立てのチベット風タンメン。野菜たっぷりで正にヒマラヤ山脈に鍛えられた、寒い日にはもってこいの至高の逸品なのだ。
・ブータン
ブータン王国の首都ティンプーのとあるお店にて「バトゥ」を注文。もともとブータンには麺料理は存在せず、チベット料理がベースとなった麺料理があるとのこと。それが、この「バトゥ」。きしめんに似た平麺は歯ごたえ十分。そしてスープは牛骨で取られており、コクとまろやかさが絶妙な仕上がり。こちらも寒い日には心から暖まる逸品なのだ。
・ウズベキスタン
中央アジアの麺類と言えば「ラグマン」が有名。麺は正にうどんそのもの。コシの強い麺に牛肉の奥行きがひろがるトマトベースのスープ。トマト仕立てのうどんは日本にはなかなかお目にかかれないものだと思うが、このラグマンは日本の趣を感じる洋風うどんとも言える味に仕上がっている。
・カザフスタン
カザフスタンでも「ラグマン」はよく食べられている。こちらはスープの無しの「ギュロ・ラグマン」というもの。具は大きく切った肉、赤ピーマン、タマネギ、そしてトマト風味の味付けにコシの強いうどん。まさに日本の喫茶店の懐かしいナポリタンを思わせる味わいだ。
・キルギスタン
キルギスタンには、中央アジア全域で広く食べられている有名な麺「ラグマン」の他に「アシュランフ」という冷たいスープ麺の料理がある。今回はキルギス東部、カラコルという街にて、その名物を注文。トコロテン状の麺とうどんの様な小麦麺とが混ざったダブル麺仕立てとなっていることにまず驚く。
そのダブル麺仕立てに酸味と辛みの絶妙なバランスの冷製スープをあわせるのだ。ダブル麺の異なった食感とバランスの良い味わいのスープそれらが渾然一体となってアジア麺類の奥深さを感じさせてくれる逸品となっている。
・ロシア
そして最後は、ロシア極東地区ウラジオストックの売店にて重ねられたカップ麺を食す。ロシアにはたくさんの種類のカップ麺があるため、様々な味を楽しめる。ロシア名物ペリメニ(ロシア風水餃子)を合わせれば、日本で言うところのウラジオストック風即席ラーメン餃子定食といった具合だ。
全5回にわたってお送りしたアジア麺類制覇の旅、いかがだっただろうか。様々な地域の様々な麺料理。そんな麺料理だけを味わう旅も悪くない。噛み締めた麺の数だけ、文化の違いを感じられるだろう。そして広がっている世界の大きさを感じる事ができるだろう。
そう、その文化の違いを感じる事、その行為そのものが「旅」なのだ。
Post & Photo: Red Comet
Post: GoTrip http://gotrip.jp
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国主席、カザフ大統領と夕食=ロシア勢力圏で影響拡大
時事通信 / 2024年7月3日 8時19分
-
世界の政治・経済日程(2024年7~9月)(ロシア、CIS)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月28日 0時0分
-
5月24日(金)にオンラインセミナー 「電力はどうやって国境を越えるのか?『電力貿易』の現状と課題」開催
共同通信PRワイヤー / 2024年6月25日 11時0分
-
【2024年6月】今週発売! ファミマの新作5商品まとめてご紹介
マイナビニュース / 2024年6月10日 16時39分
-
見取り図、究極の麺づくりに挑む 藤岡親子やノンスタ井上らが全国の“イケてる麺”を調査
ORICON NEWS / 2024年6月8日 7時0分
ランキング
-
1Q. 納豆をより健康的に食べるには、どのような食べ合わせがおすすめですか? 【管理栄養士が解説】
オールアバウト / 2024年7月2日 20時45分
-
2藤井聡太“八冠再独占”への道 最大の難関は伊藤匠・新叡王への挑戦権獲得、トーナメントでの4連勝が必須
NEWSポストセブン / 2024年7月3日 7時15分
-
3"ホワイト化"する企業で急増中…産業医が聞いた過剰なストレスを抱えてメンタル不調に陥る中間管理職の悲鳴
プレジデントオンライン / 2024年7月3日 9時15分
-
4訪日観光客がSNSには決して出さない「日本」への本音 「日本で暮らすことは不可能」「便利に見えて役立たない」と感じた理由
NEWSポストセブン / 2024年7月1日 16時15分
-
5洗濯用洗剤、計量せず詰め替えパウチから注ぐ人がいるって本当!? メーカー「目分量はNG、原液こぼすと洗濯機が傷むことも」
まいどなニュース / 2024年7月1日 11時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)