ベルリンの壁がいまやアートに。イーストサイドギャラリーで時間の流れを感じてみた。
GOTRIP! / 2015年3月15日 5時44分
ベルリンの壁、この場所をご存知ない、という方はいないというくらい、あまりにも有名な場所。
ベルリンの壁が生まれた背景は第二次世界大戦にまで遡ります。
1945年に降伏したドイツは、アメリカを中心とする資本主義とソビエト連邦を中心とする共産主義との間で揺れ動き、1961年の8月13日、当時の東ドイツによって、西ドイツ側を包囲する壁として建設されたのが「ベルリンの壁」でした。
1989年11月10日、ベルリンの壁が崩壊し東西ドイツが再統一されるまで、ベルリンの壁はアメリカとソ連の政治的な対立の場所ととして存在し、崩壊後はその冷戦の象徴の1つとして、今でも多くの方が訪れる場所となっています。
現在では、ベルリンの壁は米ソ冷戦の象徴的遺跡としての保存の声が高まり、シュプレー川沿いの約1.3kmのかつてのベルリンの壁は、イーストサイドギャラリーとして今にその姿を伝えています。
そのイーストサイドギャラリーには、「ベルリンの壁建設」にインスピレーションを得た24の国の芸術家118人によって、ベルリンの壁そのものに壁画が描かれており、現在ではたくさんのアートを楽しむことが出来ます。
かつては政治的な対立そのものとして存在したコンクリートの壁に、個性豊かなアート作品が描かれるようになったドイツ。ベルリンを訪れた際には、様々な歴史によって生まれてしまったベルリンの壁に描かれている、様々なアート作品に触れてみてはいかがでしょうか?
きっとそこには人々のさまざまな想いが刻み込まれているに違いありません。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
場所名:イーストサイドギャラリー
最寄り駅:Berlin Ostbahnhof(ベルリン東駅)
アクセス:Sバーン(5、7、75)でベルリン東駅下車、徒歩1分
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