大迫力!ドイツ・ケルンの大聖堂
GOTRIP! / 2015年4月7日 5時33分
世界最大のゴシック建築として有名なドイツ・ケルンにある大聖堂。
初代の大聖堂が完成したの4世紀のことでしたが、その後火災で焼失するなどして、現在の姿である三代目の大聖堂の建設がスタートします。
1248年に建築がスタートした大聖堂でしたが、大規模な建設のため長期にわたって建設が行われ、またその間に財政難も重なってしまい長期に及んで建設がストップしてしまうなど、紆余曲折を経て、やっと完成したのはなんと工事開始後の600年以上経った1880年だったそうです。
完成当時はなんと世界一の高さの建造物だったそうです。近年は、世界遺産に指定されたこともあり、ケルンの街の建築物に高度規制を設けるなどして景観の保護に努めているそう。
あまりに大きいため、電車でケルンに近づくとかなり遠くからもその姿を確認することが出来ます。ケルン中央駅を出ると、大聖堂はまさに目の前にそびえ立っています。
あまりに大きいため、近くからだと全体像がカメラに収まらない程。近寄ってみると壁面にはゴシック調の装飾が施されていて荘厳です。
大聖堂は中も圧巻。まず圧倒されるのは天井の高さ。157メートルの高さがあり、ビルにすると30階以上の高さがありますが、屋根まで吹き抜けでまさに大きい!の一言。
また壁を彩るステンドグラスも華やかです。大聖堂の南に位置する窓は第二次世界大戦中の爆撃でそれまであったステンドグラスが破壊された後、ドイツを誇る現代芸術家、ゲルハルト・リヒターのデザインによる抽象的なデザインのステンドグラスが飾られ、他のゴシックデザインと全く違った不思議な融合を生み出しています。
あまりに大きいので、街の中心を通るライン川を渡り反対岸から眺めてやっと全体像が見えるほど。ドイツ西部を訪れる機会があれば、ぜひこの大迫力を味わってみてはいかがでしょうか。
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