【イタリア旅】知と美食の巨大都市、ボローニャ
GOTRIP! / 2016年6月28日 2時0分
ボローニャと聞けば、「ボロネーゼ」、「ラザニア」などの世界中で愛されるイタリア料理、美味しいサラミやワインやチーズを思い浮かべるだろうか。
それとも、多くの教育機関と、街を行き交う学生たちの姿を思い浮かべるだろうか。
そのどちらも正しくて、ボローニャは実際、知と美食の巨大都市なのだ。
ボローニャ都市圏に暮らす学生は100万人、そのうちの10万人は最も有名なボローニャ大学に通っている。
1088年に創立されたボローニャ大学は、ヨーロッパ最古の大学として有名だが、威光を放つのはその古さゆえだけではない。ダンテ・アリギエーリ、ペトラルカ、ボッカッチョ、コペルニクスなどの学問と芸術を代表する学生を輩出したことでも有名だ。ボローニャ大学は23学部68学科を誇り、93もの図書館を備えているというのだから、創立から10世紀近く立とうとする現代でもヨーロッパの英知の中心地であり続けるのも頷ける。
ちなみに、机に向かう学問だけでなく、近代工業も盛んで、日本国内でもファンの多いドゥカティ、ランボルギーニ、マセラティなどのバイク・自動車メーカーが生まれたのもこの地だ。
ボローニャは学問が盛んなゆえに「学問都市(ラ・ドッタ)」というニックネームをつけられう一方、「肥満都市(太っちょ都市)」(ラ・グラッサ)なんてニックネームでも知られている。
肥満都市なんて呼ばれるのは、もちろん美食の街だからであり、ひき肉・トマト・野菜・ワインの溶け込んだ濃厚なソース「ボロネーゼ」は、ボローニャ発祥で世界中で愛されている。
「ラザニア」は大切な地元料理で、本当はナポリ発祥だがボローニャを連想してしまうほど当地ではたくさん食べられている。
プロシュート、モルタデッラ、サラミ、チーズ、ワインなどの最も美味しい組み合わせがいっぺんに揃うのも、ここボローニャで可能なのだ。
知的好奇心もお腹も満たされる都市ボローニャは、あなたの旅を満足できるものにしてくれるだろう。
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