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最もパリらしい場所!?文化人に愛されたサン・ジェルマン・デ・プレを歩こう

GOTRIP! / 2016年7月16日 6時0分

パリらしい洗練された雰囲気と下町的な親しみやすさの両方が味わえるサン・ジェルマン・デ・プレ。パリに行ったことはなくても、名前は何となく聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

サン・ジェルマン・デ・プレはかつて学者や作家たちに愛された老舗カフェが残るエリアであると同時に、ブランドショップが進出しおしゃれな若者に人気のエリアでもあります。

パリっ子たちに愛されてきたサン・ジェルマンを歩いてみましょう。

メトロのサン・ジェルマン・デ・プレ駅を出るとすぐ目の前にたたずんでいるのがサン・ジェルマン・デ・プレ教会。

その起源を6世紀にさかのぼるという古い歴史をもつ教会で、パリでは数少ないロマネスク様式を残しています。周囲に高い建物がないだけにその尖塔が印象的で、サン・ジェルマンのランドマークとなっています。

内部はこじんまりとした空間ながら、植物文様をモチーフにした可愛らしいステンドグラスが印象的。

華美すぎない落ち着いた空間には、ほっと心安らぐような雰囲気があります。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会の向かいには文化人が通った名物カフェが。まさに日本人が思い描くパリのイメージそのままの光景ではないでしょうか。

このエリアでもうひとつ見逃せないスポットが、サン・シュルピス教会。

奥行き120メートル、幅57メートルというパリでも屈指の規模を誇る教会で、ユニークな双子の塔をもつ独特の外観が目を引きます。1646年から1世紀を費やして建てられ、現在のネオクラシックの姿をもつにいたりました。

近年ではベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台としても知られていて、聖杯のありかを示すキー・ストーンが隠されている場所として登場します。

飾り気のない外観とはうって変わって、内部は装飾性に富んだ荘厳な空間です。

存在感抜群の巨大なパイプオルガンは1781年に設置、1860年代に拡張・修復されたもので、その大きさと音質の良さには定評があります。

1672年作のステンドグラス「栄光なる復活したキリストの昇天」が空間に神秘的な輝きを添えています。


正面奥にある聖マリア礼拝室の美しさは圧巻で、マリア像の流れるような立体感には目を見張ります。ピンと張りつめた清らかなエネルギーに思わず身が引き締まることでしょう。

観光客が押し寄せる有名な教会とは異なり、ここは静寂が漂う守られた信仰の場。地元の人々が日々祈りをささげる場所だからこそ清らかで神聖な空気に満ちています。

サン・ジェル・マン・デ・プレには大通りから一本内側に入るとレストランが集中する通りがあり、食事にもおすすめ。

おしゃれなバーやフレンチのビストロはもちろんのこと、スペイン料理、レバノン料理、インド料理、飲茶、博多発のラーメン店「一風堂」まで、まさに世界中のグルメが揃っています。

「どこにしよう」と迷いながらお店を選ぶのも楽しいはず。

パリを訪れたら新旧パリの魅力がぎゅっとつまったサン・ジェルマン・デ・プレにぜひ足を運んでみてください。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

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