中世が息づく世界遺産の街、初めてのプラハで絶対外せない5つの観光スポット
GOTRIP! / 2016年9月15日 2時0分
中世ヨーロッパの面影をそのままに残す世界遺産の街、プラハ。
14世紀には神聖ローマ帝国の首都として栄えた歴史を今に伝える街には見どころがたくさん!どこに行こうか迷ってしまうほどです。
そこで、初めてのプラハ旅行で絶対に訪れたい5つの見どころを厳選してご紹介しましょう。
・世界最古で世界最大の城、プラハ城
プラハのシンボルが、街を見下ろす小高い丘の上にそびえるプラハ城。9世紀なかばに建設がはじまり、14世紀のカレル4世の時代にほぼ現在の姿となりました。
「世界最古で世界最大の城」といわれるプラハ城は、宮殿や教会、博物館といったさまざな施設からなる複合建築。隅々までじっくり見るには丸一日かかります。
あまり時間が取れない場合は、プラハ城最大の見どころである聖ヴィート大聖堂だけでも押さえておきましょう。迫力満点の外観だけでなく、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)が手掛けたステンドグラスや、2トンの銀を使って造られた墓碑など、内部も見ごたえ抜群です。
・プラハのシンボル、カレル橋
ヴルダヴァ川に架かるプラハ最古の石橋が、カレル橋。14世紀後半から15世紀はじめのカレル4世の時代に造られました。全長520メートル、幅10メートルの橋の両側に30体の聖人像が並ぶ姿からは、当時のプラハの繁栄ぶりが手に取るように感じられます。
プラハ城と旧市街を結ぶ橋であり、プラハ城を眺める絶好のビューポイントでもあることから、いつも大勢の観光客やパフォーマーでにぎわっています。
橋のたもとも建つ塔からの眺めも美しく、とりわけプラハ城とカレル橋がしっとりとした光で照らし出される夜景は感動的です。
・プラハのへそ、旧市街広場
プラハ旧市街の「へそ」ともいえる旧市街広場。11世紀ごろ、ドイツやフランスなどとの商業の発展にともない、教会や商人の住居などが建てられるようになり、次第に広場が形成されていきました。
広場を取り囲むのは、ゴシック、ルネッサンス、バロック様式など、各時代を代表するさまざまな建築様式の壮麗な建物の数々。まるで中世のまま時が止まったかのようです。重厚かつ優美な建造物が織りなす、おとぎの世界のような光景には誰もが感動せずにはいられません。
・巨大な仕掛け時計が有名な旧市庁舎
旧市街広場のなかで目を引く塔のある建物が旧市庁舎。15世紀につくられたといわれる、キリストの12使徒の仕掛けがある天文時計が有名ですが、内部も非常に見ごたえがあります。
内部の見学は、ガイドツアーのみ。ゴシック様式の礼拝堂や、豪華な装飾が施されたホール、地下にある12~13世紀の住居や市の牢獄跡といった、興味深い部屋の数々を見ることができます。
旧市庁舎の塔(塔のみの入場可)から眺める旧市街広場の景色も必見。プラハに来た実感で胸がいっぱいになることでしょう。
・プラハを代表する壮麗な建築物、市民会館
1911年に完成した、プラハを代表するアールヌーヴォー様式の壮麗な建築物。建設当初は「景観を害する」という反対意見もありましたが、今ではプラハの人々にとって、大切な心のよりどころとなっています。
内部の見学はガイドツアーのみ。国際音楽祭の会場となるスメタナ・ホールや、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)が内装を手掛けた「市長の間」など、まさに「華麗」表現するにふさわしい空間の数々に圧倒されます。
館内にはカフェやレストラン、ビアホールもあるので、ガイドツアーに参加しない場合は、食事やティータイムで優雅な空間を楽しむと良いでしょう。
今も中世が息づく街、プラハは感動の連続。いつまでも心に残る風景の数々に出会えるはずです。
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