魚や動物と触れ合える! 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 (大分市高崎山)
GOTRIP! / 2016年10月13日 4時0分
子連れの家族旅行やカップルで大分県を訪れるなら、ぜひ足を運んでほしいのが大分マリーンパレス水族館「うみたまご」です。
うみたまごは、「動物となかよくなる水族館」をコンセプトにした、国道10号線別大国道沿い海側に位置するテーマパーク。
目の前には別府湾が広がり、背には高崎山がそびえる、自然あふれるロケーションの中、水量1250トンの潮流式大回遊水槽を中心に、さまざまなゾーンが設置されています。
薄暗い空間に壮大に浮かび上がる大回遊水槽は、まるで自分も海の中にいるような気分。
ユメウメイロ、アカネハナゴイ、デバスズメダイ、メガネモチウオ、キイロハギ、ナンヨウハギなどのサンゴ礁の仲間たち。
人工照明下では日本最大級のサンゴ大水槽は、ロマンティックな雰囲気たっぷりで、デートにもおすすめです。揺れるサンゴ礁の周りを泳ぐ熱帯魚たちの姿は、一枚の美しい絵のよう。
セイウチ、トド、アザラシなどの大型海獣類が泳ぐ寒帯ゾーン。
セイウチたちはひょうきん者で、ガラスの外側で人が手を動かすとそれにつられて動いてくれたり、観ていて飽きません。陸では重たい体でのっそりしているように見えるトドも、水の中ではスイスイ。
M2階のパフォーマンスステージには、セイウチやトドのパフォーマンスを見ることのできるスタンドも設置されています。ペリカン、ペンギン、コツメカワウソたちにも会えますよ。
ジャングルタンクでは、熱帯アマゾンの環境を模した水槽には、大型淡水魚のピラルクやピラニアが。
深海にすむ独特な姿の生き物たち。水深200メートル超の海底に暮らすカニや魚も展示されています。
うみたまごでは毎日さまざまなアトラクションが開催されており、この日は1階サイエンスゾーンの実験ホールで「おさかなプロダクション」を見ることができました。
「イシガキフグふぐもんの何色が好き?」という実験で、水中にさまざまな色の輪っかをイシガキフグのふぐもんか通り抜ける、というもの。
赤い輪っかの位置を変えることでふぐもんの行動が変わり、どうやらイシガキフグは色を識別しており、赤色を好むらしい、ということがわかりました。
「おさかなプロダクション」ではこのほかにも、イシダイやハリセンボンの曲芸、デンキウナギの放電実験、テッポウウオの射水実験など、魚たちの驚きのパフォーマンスを見ることができるとのこと。(※内容はそのときによって変わります。)
ショーの時間はうみたまご公式ホームページに掲載されているので、お目当てのショーの時間をチェックして足を運んでみてくださいね。
2階オフィシャルミュージアムショップには、うみたまごでしか手に入らないオリジナルグッズがズラリと並んでいます。かわいいぬいぐるみや文房具はお子さんのお土産にぴったり。
1階オープンショップでは、大分の特産品や銘菓を買うことができます。
うみたまごのすぐ近くには猿が集まることで有名な国立公園 高崎山自然動物園があります。
標高628メートルの高崎山には、現在、約1300頭の野生のニホンザルが二つの群れに分かれて生息し、毎日交代でサル寄せ場に現れるそうです。しかし、季節や天候、時間によってはサルが山から下りてこない日もあるとのこと。このあたりは、動物園で飼われているサルではなく、あくまで山に住む野生のサルなので、仕方がないでしょう。
うみたまご、および高崎山自然動物園の最寄りのバス停「高崎山自然公園動物公園前」までは、大分交通バスでJR大分駅から約20~25分程度、JR別府駅からは約15分~20分程度です。
「うみたまご」と「高崎山自然動物園」の両方の入場券と往復バス運賃がセットになったお得な「モンキー・マリーンチケット」も発売されているので、利用したい方は大分交通のバスセンターにてご確認ください。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
住所 大分県大分市高崎山下海岸
電話 097-534-1010
入館料 大人(高校生以上)2200円、子供(小・中学生)1100円、幼児(4歳から)700円
営業時間: 9:00~18:00(3月~10月)、9:00~17:00(11月~2月)
休日 不定休(年間2日程度)
公式サイト https://www.umitamago.jp/
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