「空の国」インドネシアの航空会社 雄大な火山を上空から眺めよう!
GOTRIP! / 2016年11月18日 2時0分
インドネシアは、世界最大の島嶼国家です。それはすなわち、エアラインが「市民の足」になっているという意味を含んでいます。
ひと昔前までは、島と島との移動は船が主流でした。たとえばスンバワ島からジャカルタへ出稼ぎに来た労働者は、里帰りの時は丸2日ほどかけて長距離バスと船で移動します。ですが今や格安航空会社(以下LCC)が確立したため、彼は半日もあれば実家へ戻ることができます。
もちろんこれは、外国人旅行者にとっても大変喜ばしいこと。エアラインを乗りこなすことが、インドネシア旅行を100倍楽しくする秘訣でもあります。
・ガルーダ航空の高評価
インドネシアの航空会社といえば、ガルーダ・インドネシア航空。この会社は国営企業で、かつては「サービスが悪い上によく事故を起こす」ということで知られていました。
ですが、今は違います。徹底した改革が実を結び、各国の航空関係者から高い評価を与えられるようになりました。長らく凍結されていたアメリカ線も、来年中に再開予定です。
そんなガルーダ・インドネシア航空は、国内線でも大活躍しています。少し前までは比較的裕福な人々しか乗ることのできなかったこの会社の飛行機ですが、最近では中間層以下の市民も自国のキャリアを利用するようになっています。
・LCCの宝庫
そして当然ながら、この国の航空キャリアはひとつではありません。
インドネシアはLCCが多いことでも有名です。シティリンク、ライオン航空、トランス・ヌサ航空、エアアジア・インドネシアなどが日々鎬を削っています。
またそれ以外にも、「どんな僻地へも飛ぶ」ということで評判のスシ・エアーという会社もあります。スシ・プジアストゥティ海洋水産大臣が設立した会社です。
何しろ島が1万以上もありますから、地方島嶼部へ小型機を飛ばしてくれる会社がなければ国全体の流通網に支障が出てしまいます。必然的にLCCの存在を受け入れざるを得ないのは、海洋国家インドネシアの宿命と言えるでしょう。
・火山がお出迎え
地方島嶼部へ向かう短距離路線は、双発のレシプロ機が主流です。こういった機種は、日本ではすっかり見なくなりました。
お世辞にも広いとはいえない機内から窓の外を覗くと、そこには雄大な火山の脈が広がっています。インドネシアは、環太平洋火山帯の只中にある国。巨大なクレーターを頂く山々が、我々旅行者の目を楽しませてくれます。
たったこれだけで、この国に来た価値があると思ってしまうほどです。
インドネシアの航空会社は、日本人にお馴染みのLCC各社と同じくネットブッキングに対応しています。当然ながら、決済はクレジットカードです。ただ付け加えるならば、インドネシア国民の間のクレジットカード普及率は決して高くはないので、コンビニでの店頭決済も方法のひとつとして用意されています。
「海上のエメラルド」と形容されるインドネシアは、誰しもが飛行機を利用する「空の国」でもあるのです。
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