ブーム目前!?いま「哀愁の国」ポルトガルを旅するべき6つの理由
GOTRIP! / 2016年11月20日 10時0分
ユーラシア大陸の最西端に位置する「哀愁の国」ポルトガル。お隣の観光大国スペインに押され気味で、やや存在感の薄いポルトガルでしたが、近年日本でも注目度が急上昇中。「ポルトガル旅行ブーム到来目前か!?」という様相を呈しています。
日本でも関心が高まってきたポルトガルの魅力、いまポルトガルを旅するべき6つの理由をお伝えしましょう。
・世界遺産が充実
大航海時代の栄華を今に伝えるリスボンのジェロニモス修道院やベレンの塔、シントラの文化的景観、ポルト歴史地区など、ポルトガルには15もの世界遺産があります。
ポルトガルの国土が日本の4分の1程度であることを考えると、この数はかなり多いといえます。(日本の世界遺産数は20)
ポルトガルはまさに、小さな国土に見どころがギュッと詰まった魅力あふれる国なのです。先史時代の岩壁画から大航海時代の輝かしいモニュメントにいたるまで、バラエティ豊かな世界遺産を訪ね歩けば、ポルトガルの豊かな文化と歴史を肌で感じることができるはずです。
・ノスタルジックな風景
首都リスボンや、世界遺産の街ポルトでは、坂の多い街並みに歴史的建造物が点在するノスタルジックな風景が楽しめます。
さらに、路地にはためく洗濯物、路上で魚をさばいて売る女性、町の洗濯場で楽しげにおしゃべりをしながら洗濯をする年配の女性たち…ポルトガルでは、先進国ではもう見られなくなった風景を今も目にすることができます。
ポルトガルの風景を眺めていると、どことなく懐かしい思いに駆られ、心がじんわりと温かくなるはずです。
・フレンドリーな人々
南欧のイメージ通り、のんびりとしたフレンドリーな人が多いポルトガル。道に迷うなど、何か困ったことがあったときは、快く助けてくれる人がたくさんいます。「この国の人は喜んで自分を助けてくれる」。そう思えれば、安心して旅を楽しむことができますよね。
お隣のスペインに比べると、ポルトガルの人々はやや控え目で大人しい印象がありながら、いつでも他人を受け入れる準備ができている人が多く、日本人にとって接しやすい人々であるといえるでしょう。
・物価が安い
ヨーロッパといえば物価が高いという印象が強いですが、ポルトガルはヨーロッパのなかでは比較的物価の安い国。
観光客向けのレストランは安いとはいえませんが、それでもフランスやドイツといった国々に比べると割安。交通費やローカルな食堂、スーパーでの食料品などはさらに物価の安さを実感することができます。
費用を抑えてヨーロッパを旅したいという方には、ポルトガルは有力候補になりそうです。
・気候が温暖
寒冷で日差しが少ない国が多いヨーロッパですが、ポルトガルは温暖な気候と日差しに恵まれていることから、「太陽の国」とも称されます。
5月から9月ごろまでの夏期はあまり雨が降らずカラッとしていて、南欧のイメージそのままの気候。秋から冬にかけては雨が多くなりますが、リスボンの冬の平均気温は東京よりも高く、気温の面では比較的旅行がしやすいといえます。
・治安が良い
ポルトガルは、ヨーロッパのなかでは比較的治安の良い国とされています。ポルトガルの人々の夜は長く、深夜からバーに出かけたりする人も多いことから、夜になっても街から人が消えるということがあまりないので尚更です。
貴重品の管理に気を付ける、夜はむやみに出歩かない、ひとけのない場所には行かないといった当たり前の注意は必要ですが、女性同士の旅行や女性の一人旅でもあまり心配はいりません。
ポルトガルの懐かしい風景を楽しみながら、のんびりとした雰囲気に身を任せれば、日頃の忙しさもストレスも忘れてしまうはず。
ポルトガルは、おおらかさと不思議な居心地の良さで、あなたを包み込んでくれることでしょう。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
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