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スペイン・グラナダのバルで飲み物を頼むと、なんと無料のタパスが付いてくる!

GOTRIP! / 2016年12月12日 6時0分

スペイン旅行の楽しみといえば、バルめぐり。

「バル」とは、タパス(小皿料理)とお酒が楽しめる気取らない飲食店のこと。スペインの食文化に欠かせないバルは、どんな小さな街でも必ず見つかる旅行者にとっても頼もしい存在です。

スペインのいたるところにあるバルですが、なかでも有名なのがアンダルシア地方の街・グラナダのバル。というのも、グラナダのバルでは、ビールやワインなどの飲み物を頼むと、無料のタパスが付いてくるのです。

外国人観光客を狙った店舗では無料タパスのサービスがない場合もありますが、地元客中心の昔ながらのグラナダのバルでは、たいてい無料タパスが出てきます。

スペインのバルでは、ビールやワインがだいたい一杯2ユーロ(約240円)前後、サングリアが一杯3ユーロ(約360円)前後。日本と比べてアルコール類が格段に安いので、お酒好きの人にはたまりませんね。

地元客でにぎわう昔ながらのバル「CASA DE TODOS」で、白ワインを一杯注文しました。すると出てきた無料のタパスがこちら。

甘辛いタレで煮込んだチキンのサンドイッチとオリーブです。タパスは無料なので、お会計はワインのお値段のみの2.1ユーロ。「本当にそんな値段でいいの!?」と思ってしまうほどお得感満載です。

スタイリッシュな内装で地元の若者に人気の「CAFE COPAS」の無料タパスがこちら。

生ハムのサンドイッチとフライドポテトです。無料とは思えないほどのクオリティですね。

こちらもタパスはもちろん無料なので、お会計はサングリアのお値段のみの3.5ユーロでした。サングリアは大容量だったので、やはりお得感たっぷり。

グラナダでは、バルで何杯か飲み物を頼めば、料理を注文せずとも無料タパスだけでお腹を満たすことが可能なのです。「ここではどんなタパスが出るかな」とわくわくしながらバルをはしごするのも楽しいですよ。

無料タパスが出るバルを見分ける方法は、外国人観光客ではなく、地元客でにぎわっているお店を選ぶこと。「BAR(バル)」と名が付いていても、観光客向けレストランの雰囲気であれば、無料タパスのサービスはあまり期待できません。

無料タパスを出す店のなかには「FREE TAPAS」などの看板を掲げているところもあります。最初にご紹介した「CASA DE TODOS」の店先には、「BEBIDA+TAPA 2.1(ユーロ)」の看板が立っていました。

「BEBIDA」は飲み物、「TAPA」はタパスの単数形です。こんな看板を目印にすれば確実に無料タパスにありつけますね。グラナダにはいたるところにバルがあるので、歩いているうちにきっと興味を惹かれるお店が見つかるはずです。

グラナダで食事をするなら、レストランよりも断然バル。グラナダならではのバル文化、無料タパスを存分に味わってみましょう。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

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