その姿はまさにメルヘン!北ドイツのノイシュヴァンシュタイン城ともいわれているシュヴェリーン城でロマンティックなひと時を過ごそう
GOTRIP! / 2017年4月30日 11時55分
北ドイツはメクレンブルク=フォアポンメルン州の州都であるシュヴェリーン。
人口10万人ほどのこの小さな都市には、「北ドイツのノイシュヴァンシュタイン城」とも呼ばれているロマンティックな城があります。
それが、湖の上に美しくたたずむシュヴェリーン城です。もともとは湖に浮かぶ島という場所を利用して防衛の為に築かれた城でたが、それをシュヴェリーン大公であったフリードリヒ・フランツ2世が大改修をし、現在の様な華麗な姿に生まれ変わりました。
残念ながら一部改装中でしたが、それでもその美しい佇まいは変わらず。湖越しに見る城の姿は、まさにメルヘンそのものです。城の正面からは、メクレンブルク家の創始者であるニクロートの像が訪れる者たちを見守っています。近くからみると、外観の装飾がとても細かいことがよく分かりますね。
城の裏側は庭園になっており、自由に散策する事ができます。「7つの湖の町」とも呼ばれているシュヴェリーンですが、湖が織りなす優雅で落ち着いた風景が城にとても合っています。
観光客も多いですが、散歩にきている地元の人の姿も多くありました。こんなに美しい場所が散歩コースだなんて、とても羨ましいです。
筆者が訪れた際には、庭園で写真を撮っている花嫁と花婿の姿もありました。庭園と城が作り出す優雅な雰囲気が、美しい2人の姿をより引き立たせていましたよ。
湖を背にして見える左右対称の庭園もまた美しいですね。バラも沢山植えられていたので、初夏からは美しいバラが咲き誇るより一層メルヘンな風景が楽しめるでしょう。
また城の内部は博物館になっており、当時の優雅な生活の様子を垣間見ることが出来ます。部屋数は653もあり、それぞれが大理石や金箔などを使って豪華に装飾されているのです。中でも謁見の間や陶磁器コレクションは必見です。
城と湖に時おり目を向けながら庭園で過ごす優雅な時間。忙しい日常を一時でも忘れて、ゆったりと過ごしてみてください。
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