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66歳歯科医師・宝田恭子さんが実践!たるみレスな心の持ち方

HALMEK up / 2025年1月7日 11時50分

66歳歯科医師・宝田恭子さんが実践!たるみレスな心の持ち方

前回は、歯科医師・宝田恭子さんが日常で行っている顔と体をたるませない生活習慣についてご紹介しました。今回は顔と体とともに大切な心のケアについて伺います。

教えてくれた人:宝田恭子(たからだ・きょうこ)さん

歯科医師。東京歯科大学卒業。同大学勤務を経て、宝田歯科の33代目院長に。日本アンチエイジング歯科学会監事。著書に『「顔面地滑り」をくい止める! 宝田式 速効5分 顔筋リフトアップ』(PHP研究所刊)などがある。

宝田さんの心を疲弊させないための対策

宝田さんの心を疲弊させないための対策

認知症の実母との文通のために始めたという字手紙。
伝えたい気持ちを、一文字と短い添え書きに込めて。「朝から頭がスッキリします」

自らを、「生来の江戸っ子気質で“楽しませたがり”」と評する宝田恭子さん。健康や美容についての耳寄り情報を仕入れては、患者さんに積極的に共有したり、家族や友人へ字手紙をふいに送って感謝の気持ちを伝えるなど、相手に心を寄せるコミュニケーションを大切にしています。一方、多忙な日々を送る中で“心を疲弊させない”対策も講じているのだそうです。

「心が疲弊する原因はだいたいが人間関係で、相手の言動にショックを受けたり、がっかりしたり、ということが多いですよね。でもそのつらさは、相手を『知っている』という思い込みからくると思うんです。ですから、誰かにカチンときたときは『この人、こんな一面もあるんだな』と気持ちを切り替えるようにしています。余計なモヤモヤを抱えずに済みますよ」

65歳からは、自分が自分の“風紀委員” 

65歳からは、自分が自分の“風紀委員”

宝田さんの今は、絶えず自分の体と心の状態を観察し、メンテナンスを継続してきた賜物です。「この年齢になったら、いろいろ忠告してくれる人は少なくなります。だから自分で自分の“風紀委員”になって、『姿勢はちゃんとしてる?』『無駄にイライラしてない?』って、毎日厳しくチェックしないと」と笑います。最後に、自分を律して“心も体もたるませない”、魔法の言葉を教えてくれました。

「朝起きてすぐと寝る前に、『今日(明日)も平穏で素敵な一日にしよう!』と口に出すんです。『なりますように』と祈るのではなく、『自分がする』と“覚悟”する。言い続けると、不思議と“毎日を充実させよう”という意識が働くんです。

エクササイズも『今日はいいか』なんて甘えが出なくなるし、誰かにイラッとしても『これを言ったらけんかになるな』と冷静になれます。ごく簡単なのに、効果抜群です。ぜひ始めてみてください」

宝田さんの心 も“たるませない”3つの習慣

宝田さんの心 も“たるませない”3つの習慣

1.心に留まった出来事は記録しておく

誰かにされてうれしかったことなど、毎朝字手紙に書いて相手に送ります。気持ちを伝えられるだけでなく、「書く」ことでその出来事が心にしっかり刻まれ、折に触れて自分を励ましてくれます。

2.相手のことを「知っている」と思い込まない

相手の言動にショックを受けたり、「裏切られた」と思うのは、相手を「知っている」という思い込みから。家族でも、「こんな一面もあるんだ」と、“日々驚きに慣れていく”スタンスの方が気持ちも楽です。

3.「今日を平穏で素敵な一日にする」と“覚悟”を決める

朝起きてすぐと寝る前に「今日も(明日も)平穏で素敵な一日にしよう!」と声に出して言い、“覚悟”を決めます。続けていると、感情的になることが減り、自然と充実した一日を過ごす方へ気持ちが向きます。

取材・文=新井理紗(編集部)、撮影=中西裕人、ヘアメイク=AKANE

※この記事は雑誌「ハルメク」2022年11月号を再編集しています。

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