50代から投資に目覚める！中道あんさんが投資に回した無駄遣い分は

投資って、お金持ちの人がゲームみたいにやっているもの、というイメージはありませんか？50代からでも、投資を始める人は増えています。投資を始めたきっかけについて、ブロガーの中道（なかみち）あんさんに話を伺いました。

家計を見直して無駄遣いの分を投資に回すことに

「ネットだと気になったらすぐにチェックできるので、便利です」と中道さん

ブロガーで著述家でもある中道あんさんは、3年前に起業するにあたり、お金の使い方を見直したと言います。

「まずは自分が使っていたお金を、生活に欠かせない“消費”なのか、無駄な“浪費”なのか見直すことから始めました」 

無駄な買い物、飲み代、行かなくなったスポーツクラブの会費……。判明した浪費分を「預金ではなく投資に回すことにした」と中道さん。「そもそも無駄遣いしていたお金なので、たとえ損したとしてもダメージが少ないと思ったんですね」

そこで、本質的なお金の知識や、貯める・増やすための方法、投資の仕組みなどを本やYouTubeで学び始めたと言います。

投資というよりお金にも働いてもらっている感覚で

中道さんがお金について学ぶために読んだ本。概念的なものから実用書まで

「インターネットでつみたてNISAのシミュレーションを見たんです。月々何千円投資すれば、10年後何万円になると。それで銀行に普通預金で置いていても増えないのなら、そのお金の置き場所を移動させて、お金に働いてもらえばいいんだと納得しました」

さっそくインターネットで口座を開設。今では、つみたてNISAの他、勉強しながら個別株投資も始めて、生活費1年分以外は投資に回しているといいます。

「老後、安心して暮らすためにも、自分も働きますが、お金にも働いてもらわないと、と思っています」　

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次回は、投資がどうしても怖い……と思ってしまう方におすすめのポイント投資を解説します。

取材・文＝三橋桃子、井口桂介（ともに編集部）、撮影＝タナカタイゾー

※この記事は雑誌「ハルメク」2023年3月号を再編集しています