50代からの「だる重疲れ」解消!【実践】メリハリウォーキング法&効果が上がる4つのコツ
ハルメク365 / 2024年6月22日 21時0分
![50代からの「だる重疲れ」解消!【実践】メリハリウォーキング法&効果が上がる4つのコツ](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/halmek/halmek_article_12125_0-small.png)
歩き方のひと工夫で、筋力を保つだけでなく、衰えた自律神経も回復させ、強くすることができます。京都大学名誉教授の森谷敏夫さんがすすめる簡単ストレッチを組み込んだプログラムと、効果がアップするポイントをご紹介します。
教えてくれた人:森谷敏夫(もりたに・としお)さん
1950(昭和25)年生まれ。京都大学名誉教授。おせっかい倶楽部代表取締役。専門は応用生理学とスポーツ医科学。『京大の筋肉』シリーズなど著書多数。整形外科的に運動が困難な人などのため、筋電メディカル®テクノロジー搭載の「MyMed EMS」が2024年春、販売開始。
さっそく実践!
メリハリウォーキングは、約20分間のプログラム。気軽に始めてみましょう!
まずはウォーミングアップ!![まずはウォーミングアップ!](https://halmek.co.jp/media/uploads/d80bab038d6bed7cc5e264b537eee645.jpg)
朝日を浴び、コップ1杯の水を飲むことで体内時計をリセット。朝食では乳製品でタンパク質をしっかりとります。
ウォーキング開始!![ウォーキング開始!](https://halmek.co.jp/media/uploads/7dfe2fd295d0f16f6c9ee8b12ed850f3.jpg)
まずは「ゆっくり歩く」からスタートし、体をほぐしていきます。
3分たったら速度をアップ!![3分たったら速度をアップ!](https://halmek.co.jp/media/uploads/ebddba827296a9be62be0aa328007161.jpg)
次の3分間は早歩き。大きな歩幅で姿勢よく歩き、心拍数を上げていきます。
信号待ちも有効活用!![信号待ちも有効活用!](https://halmek.co.jp/media/uploads/f7e9490fa62000a817ff571186a87043.jpg)
その場でつま先立ちをし、かかとを上げ下げ。ふくらはぎの筋肉を刺激します。
3分たったら速度をダウン!![3分たったら速度をダウン!](https://halmek.co.jp/media/uploads/c11f9ec7c3f6744e31a999f42d5638da.jpg)
太陽光は自律神経に作用するセロトニンの分泌を促進。腕を曲げた状態で手のひらと甲を交互に太陽に向けながら歩きます。
再び速度アップでメリハリを!![再び速度アップでメリハリを!](https://halmek.co.jp/media/uploads/3a04d3be0db9bfbbfdc0bf0017bc4e3f.jpg)
再び大きな歩幅で早歩き。少しきついと感じる速さで、心拍数を上げていきます。
アップダウンで血流アップ!![アップダウンで血流アップ!](https://halmek.co.jp/media/uploads/eae92c34233cad5a0a397e38edfe35c8.jpg)
早歩きの負荷に体が慣れてきたら、上り坂や階段をコースに組み込み、レベルアップを図りましょう。
がんばった後は休憩タイム![がんばった後は休憩タイム](https://halmek.co.jp/media/uploads/36df56869cd69c0f92066e17b81a04d7.jpg)
ベンチに座って心拍数が安定するまで休憩してもOK。この間も自律神経はしっかり働いています。
再開!まずはゆっくり歩きで![最後に体をほぐしてクールダウン](https://halmek.co.jp/media/uploads/c59482f72da327cf0ed5b989a0d13a8d.jpg)
最後に股関節をほぐして終了!
つま先を外側に向けて両足を開いて立ちます。息を吸いながらひざを曲げ、伸ばす際に息を吐きましょう。
約20分間、お疲れさまでした!
ここ大事!ウォーキング効果をアップする4つのポイント
上記のプログラムを実践する際に、プラスするとさらに効果が上がるコツをご紹介します。ぜひあわせて実践してみましょう。
ポイント1:ウォーキング前の朝の過ごし方をひと工夫!メリハリウォーキングで自律神経を効率よく活性化させるには、朝の過ごし方も重要。朝日とコップ1杯の水で体が起きたら、朝食ではタンパク質をとります。筋肉をつくるのに適したアミノ酸を多く含む牛乳やヨーグルトがおすすめです。
ポイント2:3分間の計測は時計やスマホアプリを利用「ゆっくり」と「速く」を3分ずつ交互に繰り返す18分間で1セットです。「速く歩く」速度は、ややきついと感じる程度。2人以上で歩いたときに何とか会話ができるくらいの速度が目安です。
一方、「ゆっくり歩く」速度は普段と同じ。1セットから始め、体調に合わせて2~3セット行います。
ポイント3:途中で脚の筋肉を強化する動きをプラス!ふくらはぎの筋肉を強化する「かかとの上げ下げ」と、股関節の動きがよくなる「バレエスクワット」も追加して、下半身の筋肉も効率よく鍛えましょう。「筋肉は使うことで育ち、強くなります。下半身の筋力は健康寿命に直結しますから、積極的に取り入れましょう」(森谷さん)
ポイント4:休憩するときは「足踏み」でクールダウン体にかける負荷の強弱が大きいほど、自律神経の働きも活性化します。早歩きをした後に座って休憩するのはそのため。ただし貧血気味の人は注意。血流の調節が追いつかず、休憩後、立ちくらみが起こることも。無理に座らず、足踏みをしながら体を休めて。
以上、メリハリウォーキング・プログラムをご紹介しました。賢く体を動かす習慣をつけて、自律神経を整えて健やかに過ごしましょう!
取材・文=大門恵子(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、モデル=青木沙織里、ヘアメイク=坂口等、イラスト=モリナオミ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年2月号を再編集しています。
■もっと知りたい
【整う!自律神経セルフケア】大特集(全7回)を読む!>>
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
50代からの脳の健康維持に!自律神経が整うちょこっと習慣【医師監修】
ハルメク365 / 2024年6月26日 21時0分
-
一番痩せる運動は?ダイエット効率を上げる宅トレ6つ&おすすめ時間帯も
ハルメク365 / 2024年6月26日 11時50分
-
50代からの「だる重疲れ」解消!自律神経を強くするメリハリウォーキングのススメ
ハルメク365 / 2024年6月15日 21時0分
-
【自律神経クイズ】だる重疲れ&眠れない悩みを解決!スッキリできない理由がわかる!
ハルメク365 / 2024年6月13日 21時0分
-
更年期以降の不眠悩み解消!「眠りの質」が上がる1日3分の深睡眠ストレッチ
ハルメク365 / 2024年6月3日 22時50分
ランキング
-
1初めての刺青は「中学時代」。離婚3回、4児のシングルマザーがたどり着いた“幸せ”の境地
日刊SPA! / 2024年6月28日 8時54分
-
2「虎に翼」"振り切りキャラ"で異例ヒットの背景 王道じゃない異色の朝ドラ、なぜウケた?
東洋経済オンライン / 2024年6月28日 11時0分
-
3iPhone「eSIMを使う人」だけ知っている便利機能 実はeSIMに変更する手間はほとんどかからない
東洋経済オンライン / 2024年6月28日 12時0分
-
4電話口でいきなり“イタい替え歌”を歌う男。初デートでのさらなる奇行で我慢は限界に…
女子SPA! / 2024年6月28日 8時47分
-
5道路にある「謎のカメラ」一体何してる? ピカッと光る「オービス“そっくり”」だけど…何が違う? 両者の見分け方とは
くるまのニュース / 2024年6月27日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)