【50代ファッション】酷暑を乗り切る！圧倒的にラクでおしゃれな今どきパンツって？

体力低下による夏バテ、更年期によるホットフラッシュ、近年の暑い夏は、体に大きな負担を感じます。おしゃれはしたいけれど、とにかくラクさが大事！そんな大人女性には夏もパンツがおすすめ。動きやすさも涼しさも叶える、パンツ選びのコツをお伝えします。

夏のパンツは生地が命！

ZU-BON・前開きワイド（接触冷感平織）ベージュ

スカートより動きやすく、ストッキングいらずで夏もラクにはけるパンツ。でも、みなさん、生地にはこだわっていますか？

「パンツなんて一年中同じものをはいている」という方は、ぜひ夏用の機能性生地を選んでみてください。

最近の夏用生地には、触るとひんやり冷たく感じる「接触冷感」や、汗がさらりと乾く「速乾」など、涼しさを追求したものがたくさん。着ているほうがかえって涼しいくらい、生地が進化しています。

そのパンツ、伸びた後に戻りますか？

ZU-BON・プルオンストレート（速乾ツイル）モカグレー

パンツ選びの際は、また、ストレッチ性も重要。ぜひしゃがんでストレッチ感を確かめてみてください。

歩くときに股下がひきつれて動きが制限されると、暑い日はストレスも倍増！夏のパンツは特にラクに動けるものがおすすめです。

座ったり歩いたり、日常生活でも人は意外と動いているもの。動きに沿ってしっかり伸びる生地を選びましょう。

さらに、伸びた後にしっかり戻ることも重要なポイント。生地が伸びたままだと、だらしなく暑苦しく見えてしまいます。しっかり伸びて、しっかり戻るハリのある生地を選びましょう。

食い込みは大人の大敵！

ZU-BON・プルオンストレート（速乾ツイル）　左：ダークネイビー／右：モカグレー

ぽっこりお腹やお尻のたるみが気になってくる世代ですが、短めトップスが流行っている今、長めのチュニックで隠すと老け見えしがち。

「じゃあ、何で隠せば？」というお悩みも多いよう。そこでおすすめしたいのが、逆に隠さないこと。

トップスをインしてお腹もお尻も見せてしまうほうが、脚も長く見え、すっきり素敵に見えるんです。

その際に大事なのが、ウエストがお腹に食い込みにくいパンツを選ぶこと。食い込みは苦しいだけでなく、見た目の美しさも損なってしまいます。

ウエスト部分に幅広のゴムが入っていたり、ストレッチが効いてお腹やお尻に段々を作らないものを選びましょう。

もうすぐ夏真っ盛り。大人女性は賢くラクしておしゃれを楽しんでいきましょう。

文：日高香織（ハルメクおしゃれ編集部）　撮影：中村彰男