ほうれい線やたるみが消えた？効果を実感！間々田式表情筋トレベスト3

ハルメク365ユーザー5人が3週間チャレンジしたところ、フェイスラインやまぶたのたるみがスッキリ！ほうれい線も薄くなるなどの効果が出た表情筋研究家・間々田佳子さんの表情筋トレーニング。今回はそのメソッドを詳しく解説します。

今回取り組んだ表情筋トレを考案した人：間々田佳子さん

ままだ・よしこ
表情筋研究家。1972（昭和47）年生まれ。2020年、自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた独自のメソッド「コアフェイストレーニング(R)」（間々田式表情筋トレ）を考案。受講者は3万人を超える。著書は15冊以上。顔の学校「MYメソッドアカデミー」主宰。ハルメク365では、表情筋の動かし方がわかる動画シリーズ「間々田佳子のコアフェイストレーニング」を好評配信中。

表情筋を鍛えれば、何歳からでもたるみレスになれる！

3週間のチャレンジで、あご下とまぶたのたるみが明らかにスッキリ♪

前回の記事では、間々田さんの表情筋トレ「コアフェイストレーニング」に3週間取り組んだ5人の変化をリポートしました。
「顔のたるみは、顔の運動不足。何歳からでも遅すぎるということはなく、鍛えれば効果は期待できます。諦めないでぜひ今日から始めてみてください！」（間々田さん）

今回は5人が取り組んだ間々田さんの「コアフェイストレーニング」の動きを詳しく解説していきます。

3つの動きで輪郭とまぶたのたるみを集中ケア！

間々田さんがハルメク365のために提案してくれた「コアフェイストレーニング」は、約50ある表情筋を部位別に鍛える全29回のプログラムになっています。

今回3週間チャレンジに取り組んだ5人のユーザーのみなさんが「やりながら効いているのを実感した」「動きが楽しくてすき間時間に続けられた」と特に好評だった3つの動きを解説します。

※動きは無理のない範囲で行いましょう。

今回鍛えたのは5つの表情筋！

解説するのは、大頬骨筋と口角挙筋を鍛えて輪郭と首のたるみを引き締める「ニーウートレ」と、口輪筋と頬筋を鍛えて口元のもたつきをスッキリさせる「ぴよぴよUP」、眼輪筋を鍛えてまぶたを持ち上げ目ヂカラをアップさせる「眉ロック」の3つです。

輪郭と首のたるみを引き締め！「ニーウートレ」のやり方

まず1つ目は、輪郭と首のたるみを引き締める「ニーウートレ」から。その名の通り、「ニー」「ウー」という口元の動きで、フェイスラインを左右する表情筋をトレーニング。年齢の出やすいデコルテラインもきれいにする効果があります。

「ニーウートレ」で使う表情筋はココ！

• 大頬骨筋（だいきょうこつきん）…口角を外側に引き上げる働きをする筋肉
• 口角挙筋（こうかくきょきん）…口角を上側に引き上げる働きをする筋肉

大頬骨筋を動かす際のポイントは、口角を上げるときに横に広げるのではなく、頬の高い位置に引き上げるようにすること。たるみだけでなく、むくみ解消にも効果的です。

1、目を大きく開き、上の歯8本を見せるように「ニーッ」と口角を上げる（4カウント）

2、顔だけ右へ45度回転させて「ウー」と唇をすぼめて右下へ向ける意識で。このとき、胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）が伸びるようにする（4カウント）

3、顔を正面へ戻し、1の動き(4カウント)

4、顔だけ左へ45度回転させて「ウー」と唇をすぼめて左下へ向ける意識で。このとき、胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）が伸びるようにする（4カウント）

5、顔を正面へ戻し、1の動き（4カウント）

口元のもたつきをスッキリ！「ぴよぴよUP」のやり方

続いては、口元の肉だまりが気になる人におすすめの「ぴよぴよUP」。動きはとてもシンプルですが、普段あまりすることのない表情なので、トレーニング後に疲労感を感じやすいかもしれません。かわいらしいひよこになった気分でやってみましょう！

「ぴよぴよUP」で使う表情筋はココ！

• 口輪筋（こうりんきん）…口角を外側に引き上げる働きをする筋肉
• 頬筋（きょうきん）…口角を上側に引き上げる働きをする筋肉

1、左右の頬を寄せてひよこ口をつくる。
2、ひよこ口のまま「ぴよぴよ～」と唇を動かす（(10カウント）

目ヂカラアップ！「眉ロック」のやり方

最後は「最近目が開けづらくなった気がする」という方必見の「眉ロック」。年齢を重ねるとまぶたは下垂してきがちですが、この動きはまぶたをしっかり動かして鍛えるため、目元のたるみやむくみ解消に効果的。目ヂカラがつくと、ぐんと若々しい印象になりますよ！

「眉ロック」で使う表情筋はココ！

• 眼輪筋（がんりんきん）…まぶたを開け閉めする働き

人差し指を眉に当てて、外側に軽く引き、眉間が狭まったり、眉間にしわが寄らぬように目を細める。このとき、まぶたが緊張していることを確認する（5秒以上キープ）

まぶたが閉じるか閉じないかくらいの目の細さでキープすると、より効果を得られます。

いかがでしたか？ ふだん使っていない表情筋を動かすと、顔とはいえ、疲れを感じる方も少なくないのではないでしょうか？
どれもコツをつかめばシンプルな動きなので、朝のメイク前やすき間時間にぜひチャレンジしてみてください。