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たった40秒でOK!流してほぐす「若返り整体」でほうれい線・シミ・くすみにサヨナラ

ハルメク365 / 2024年12月12日 21時0分

たった40秒でOK!流してほぐす「若返り整体」でほうれい線・シミ・くすみにサヨナラ

pearlinheart / PIXTA

いつまでも若々しくキレイでいるためには「巡りをよくすることが大切」と語る整体師・ゆう先生。著書『オトナ不調は自分で減らす! 40秒若返り整体』から、顔たるみやくすみの解消に役立つ「顔美容整体」を紹介します。

教えてくれたのは…ゆう先生

理学療法士、整体師。京都市で完全予約制の「整体院 悠」を経営。腰・肩・膝の痛みに苦しむ数多くの患者に寄り添い、痛みの根本原因にアプローチ。痛みを取り除くだけでなく、再発防止のセルフケアも指導する。

運営するYouTubeチャンネル「ゆう先生【美容整体塾長】【京都の整体院 悠】」はチャンネル登録者120万人を超え(2024年5月現在)、Instagramもあわせて日本だけでなく世界中に美しく健康に年齢を重ねる秘訣を惜しげもなく伝え続ける。

「40秒若返り整体」とは?

巡りをよくするカギは、姿勢改善

紹介するメソッドは、治したい部分から離れたところにアプローチするものがとても多いです。それは「姿勢」がとても大切だから。姿勢のくずれ、体のゆがみ、筋肉のコリ……。不調を引き起こす本質的なところから改善します。それにより、いい状態が続く体を目指していきます。

大切なのは順番。「押す」→「動かす」

狙った部分に圧をかけてゆるめ、その状態でグーンと伸ばす、回す、揺らす。筋肉の硬直やリンパの滞りをとらえてからストレッチをすると、ほぐしの効果が上がります。さらにそのときに「呼吸を止めない」「動かしている場所を意識する」こともとても大切です。

がんばりすぎず、40秒以内が目安

長年の施術の現場で感じるのは、いろいろとやりすぎて逆に不調を招いている患者さんがいること。ひとつひとつを丁寧に行うことが大切。あれもこれもと「欲張り過ぎない」が合言葉です。

これから紹介するひとつの動きは15秒程度。左右それぞれ行う、2つの動きを続けるものもインターバルを入れて40秒あればできる内容になっています。

顔が老化しやすい人の特徴は?

 8x10 / PIXTA

ストレートネックや猫背の人、いつも口がポカンと開いている人はたるみやシワなどの顔の悩みが出やすいといわれています。一体、なぜでしょう?

それは姿勢が顔の老化と深く関係しているからです。というのも、老化とは筋肉や脂肪、皮膚など全体が下へ下へと向かってしまうこと。これは体の機能が低下し、循環が悪くなるのが大きな要因です。

極端なたとえですが、冬山で凍えそうになったとします。危機的状況のとき、まず手足から冷えて凍傷になっていきます。それは生命を維持するために内臓を守ろうとするため。つまり内臓から遠い部分から、血流が巡らなくなるんです。

顔にも同じことがいえます。日頃から姿勢がくずれ、コリやむくみが慢性化していると循環が悪くなるため、顔に必要な酸素や栄養が行き届きにくくなってしまう。だから姿勢が悪いと顔の老化が進む、というわけです。

そこで、顔美容整体では、顔のまわりの筋肉のマッサージや姿勢の矯正、むくみ取りといったメソッドを行います。具体的には鎖骨や肩甲骨、首元、耳まわり、側頭部をよくほぐすことがポイントです。

今回は「ほうれい線」「顔のシミ・くすみ」に効果的なメソッドをご紹介します。

ほうれい線に効くメソッド

筋肉のコリをほぐして引き上げる

ほうれい線ができるのは、顔全体の筋肉が下がってくることも一因です。こめかみや耳まわりの筋肉のコリをほぐすことがポイント。おちょぼ口を作り、口元の筋肉も刺激するとより効果的です。

1.両手のこぶしでこめかみを引き上げる

「う」を発音するときのおちょぼ口を作る。両手のこぶしをこめかみに当てて上へ上へと圧をかける。斜め上に引き上げた状態で15秒キープ。

おちょぼ口にしながら15秒キープ!
手をグーにして角で刺激!

2.同じように両手のこぶしで側頭部を引き上げる
両手のこぶしで斜め後ろに持ち上げる。1と同じように「う」のおちょぼ口を作り、ほうれい線のシワをのばしながら行うのがポイント。15秒キープ。

15秒キープ

3.耳全体をつかんで斜め上に引き上げる
耳まわりのほぐしもほうれい線ケアには大切。同様におちょぼ口を作り、斜め後ろに向かって引っ張る。15秒キープ。

ギューッと引っ張るようにしながら、15秒キープ

顔のシミ・くすみをクリアにするメソッド

老廃物を流して、くすみオフ!

シミやくすみ対策は、いかに顔の老廃物を流すかが勝負。そのため、鎖骨まわりをゆるめ、顔から流れてくる老廃物を排出させることが大切です。鎖骨をほぐすときのポイントを3つ紹介します。

1.胸の上の皮膚をつまみ上下にゆらす
鎖骨とつながっている胸まわりをほぐす。親指と人差し指、中指でつまんで15秒軽くゆらす。

張りついた皮膚をはがすようなイメージで15秒

2.ピースを作り鎖骨をつまんで横にゆらす
人差し指と中指の腹を押し当てて密着させたまま、左右に動かす。15秒行い、反対側も同様に。

左右それぞれ15秒


3.両腕を開いて後ろへ引き、肩甲骨を寄せる
肩甲骨を寄せ、胸が開くよう姿勢を整える。両腕を軽く曲げて後ろに引き寄せ、肩甲骨の間に力が入ったのを感じたら15秒キープ。

15秒キープ×2セット

肩甲骨を後ろに寄せて胸を大きく開くのがポイント

やさしくさすり、ゴミ流し!細胞を活性化

シミ悩みのケアとして普段のスキンケアに取り入れるのもOK。顔のリンパをスッキリ流します。強く圧をかける必要はありません。
皮膚の表面を軽くなでるだけで効果は十分。

1.手のひらで軽く押しながらすべらせ、老廃物を流す
手のひら全体を使ってリンパを流す。まず口もとに当ててこめかみに向かってスーッと流す。

手を口元に当てたら…

こめかみに向かって手のひらをすべらせる

2.こめかみから耳の下を通って鎖骨まで流す
こめかみまで流したら、耳の下へ。さらに首を通って鎖骨の内側から外側までなで下ろす。顔に詰まったゴミを流すイメージで10回。

クリームやオイルをつけると◎。
皮膚をこすらずやさしくすべらせる

途中で止めずにリンパ節のある鎖骨まで丁寧に流す


※ご紹介している動きは、無理のない範囲で行ってください。痛みがある場合は中止してください。
 

次回はスマホ・PCの使い過ぎによる首・肩・腕の疲れを解消する、痛み解消整体を紹介します。
 

※本記事は『オトナ不調は自分で減らす! 40秒若返り整体』(ゆう先生著/KADOKAWA刊)より一部抜粋して構成しています。

構成=小林美香(ハルメク365編集部)

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