1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

探し物が減る収納アイデア!棚と引き出しの整理・収納術「片付け大賞」受賞者の自宅写真で紹介

ハルメクWEB / 2021年9月22日 17時50分

写真

片づけと収納の工夫や暮らしのアイデアを大募集した「ハルメク片づけ大賞」。雑誌「ハルメク」2020年2月号で紹介した受賞者の自宅風景の中から特別に、棚の中、引き出しの整理・収納術を抜粋してご紹介します。今回は、特別賞2名のアイデアです!

【特別賞】物の所在地が一目でわかる「ボックス収納」

【特別賞】物の所在地が一目でわかる「ボックス収納」

造り付けの収納に、生活用品はしまい、リビングに大きな家具を置かないのも引っ越しを重ねる中で学んだ片付けのコツ

特別賞 石川登代子さん(68歳)

ハルメク片付け大賞:特別賞 石川登代子さん(68歳)

結婚したばかりの頃、夫に「プロの主婦になりなさい」と言われ、転勤族として家庭を守り続けた石川さん。花あしらいなど、センスのよさもさすが!

「半透明のボックス」×「ラベリング」は最強コンビ  

半透明のボックス

これまで10回以上の引っ越しを経験。そのたびに、新しい家での収納・片づけに向き合ってきたという石川さんがたどり着いたのは、家具を極力置かず、造り付けの収納スペースに自在に変化させて合わせる収納術。

どこもかしこも「半透明のボックス」を使った、家族が探さない、物の量を増やしすぎない収納術が基本です。

例えば、廊下にある収納スペース。ご覧ください! この棚にズラリと並んだ、持ち手つきの収納ボックスを。

廊下の収納スペースに並ぶ、持ち手つき収納ボックス

缶詰、レトルト食材、来客用の茶たく、おしぼり置き、とアイテムごとに収納。半透明なのでうっすら中身が識別でき、ラベリングもしているので、物の所在地がひと目でわかります。

品目ごとに分けているので、中は放り込むだけでOK。これなら、収納スペースに合わせて再現しやすいはず。

また、重い物の出し入れはしんどくなる世代です。片手でも持てるサイズにすることは体力面でも安全面でも大切なポイント。持ち手があるタイプは、高い場所でも出し入れがしやすく、ラクですよ。

棚の中を細かく分割できるのもボックスの強み

ボックスを生かした収納

ボックスは、縦に置いても、横に置いても使える優れもの。

戸棚の中を仕切りたいときは、横に置くのも手。こんなふうに、一つの棚の中を分割して空間を有効に使えます。長方形のボックスなら、縦長にするか横長にするかも、使う場所、しまう物に合わせて変えられます。

今までは妻のお城だった家も、定年後の夫が家で過ごす時間が増えたり、思いがけず病気で入院することになったり、自分以外の家族でも「何がどこにあるかがわかりやすいこと」が大切になってきます。

そんなときも、「半透明ボックス」×「ラベリング」の最強コンビは「探さない収納」を支える味方になってくれるはずです。

【特別賞】もしもの時、家族のための「終活収納」

家族のための「終活収納」

最小限の家具のみを配置。ダイニングテーブルも夫婦二人用に変えて必要なときだけ使うなど、暮らしのコンパクト化を徹底。

特別賞 宇多かな子さん(60歳)

ハルメク片付け大賞:特別賞 宇多かな子さん(60歳)

4年前に引っ越した住まいで、夫と愛犬と暮らす宇多さん。終活片付けをしたことで、心おきなく旅行を楽しめるようになったと言います。

しまうだけでなく、しまった中身をノートに記す――。実はこれ、今話題の「終活」を意識した新しい片付けの手法。それを実践していたのが、宇多かな子さんです。

年を重ねるごとに、「もしものとき」のために何をすべきか、家族に迷惑をかけないためにできることはないか、考える人は多いはず。不要な物を減らすことももちろん大事ですが、残された家族が迷わないようナビゲーションしてあげるのも、素敵な大人の気配りです。

しまう物をノートに記した「収納地図」作り

引き出しにしまう物をノートに記した「収納地図」

宇多さんは、相続に必要な書類から家族で共有して使う物まで、家族が集うリビングの収納1か所にまとめて収納。そして収納ケースの中身を「収納地図」と呼んでいるノートにメモして残しています。

ポイントは2つ。

一つ目は、重要書類は家族が集まる共有スペースにまとめておくこと。

重要なものは、つい寝室などプライベートスペースの奥にしまいがちですが、家族とはいえ、同居していない子どもは特に、プライベートスペースを覗くのはためらいがちです。共有スペースにあれば普段から確認しやすく、もしものときにも探すのに無駄な精神的負担をかけるのを減らせます。

もう一つは、「収納地図」は必ず鉛筆書きにして、書き直せるようにしておくこと。

「もしものとき」は明日かもしれないし、何十年後かもしれません。それまでは日々の暮らしが続き、暮らしやすさは日々変化していきます。見直し・改善して使い勝手のよさをキープするためにも「完成させてしまわないこと」が大切です。

未完成なまま、日々変化し続けるのが「片づけ」 

未完成なまま、日々変化し続けるのが「片づけ」 


「収納地図」同様、ラベリングも、変更のたびに張り替えやすいシールタイプのラベルにしておきましょう。ちなみに宇多さんは「テプラ」を愛用しているそう。便利な道具を使って楽しくやるのも“終活片づけ”には必要です。

中身も入れ替わることを想定して、空き箱なのでざっくり仕切る程度に。奥行のある収納ケースの場合、使用頻度によって、手前と奥で配置を分けておくと、出し入れがラクになります。

“終活”と聞くと、なんだか暗い、後ろ向きな作業のように感じる方も多いかもしれませんが、それは大間違い! 

家族がわかりやすいのはもちろんですが、何より、今の自分たちの暮らしがラクになる、50代からの前向きな生き方の表れが、宇多さんも実践している“終活片付け(生前整理)”です。ぜひ試してみてくださいね。

次回は、準大賞、大賞者の引き出しの整理・収納術をご紹介します!

撮影=山下コウ太、中村あかね、中西裕人、 取材・文=長倉志乃(ハルメク編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング