1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

日焼けしちゃった…!そんな時に取り入れたい美白成分6選&美白ケア手順3つ

ハルメク365 / 2024年8月15日 22時50分

日焼けしちゃった…!そんな時に取り入れたい美白成分6選&美白ケア手順3つ

美白肌を守る、正しいシミケア方法とは?

美白肌の大敵といえばシミ。当記事では、シミができる原因や美白に効果がある成分について解説。また、美白ケアの鉄則や正しい化粧品の使い方、紫外線を浴びた後の正しいケア方法を専門家に聞きました。

監修者プロフィール:貞政裕子さん(サマンサクリニック院長) 

サマンサクリニック院長 貞政裕子

大学病院や有名美容皮膚科クリニックで長年従事した後、東京都練馬区にサマンサクリニックを開院。一般的な保険診療に加え、最新鋭の自由診療にも幅広く対応し、女性医師ならではのきめ細やかな説明と治療が人気。

美白肌の大敵……シミができる原因は?

美白肌の大敵、シミができる原因とは?

日焼けした肌は一見健康的に見えますが、紫外線により、知らず知らずのうちに肌内部にダメージを溜め込んでしまっている可能性があります。美白肌を守るためにも、日頃から紫外線対策を行う必要があるでしょう。

紫外線対策をしないと、日焼けにより肌が炎症を起こしてしまうだけではなく、メラニンがたくさん生成されたり、肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、コラーゲンも傷ついてシミやそばかす、シワが出現してしまいます。

なかでも、シミができる主な原因は紫外線といわれています。紫外線を浴び続けることで光老化で肌がダメージを受け、皮膚細胞の再生能力が弱まり、生成されたメラニンが排出されづらくなります。

それに喫煙やストレスなどが加わると、体内の細胞を傷つけたり老化の原因ともいわれる活性酸素が増え、メラニンが過剰に作られてしまうため、さらにシミができやすくなってしまうのです。
そうならないためにも、まずは紫外線を避けることが重要となります。

美白に効果アリ!注目の美白成分は?

美白有効成分

美白に効果があるとされている成分には、「メラニンの生成を防ぐもの」「メラニンの排出を促すもの」「できてしまったメラニンを分解するもの」などがあります。成分によって美白への効果が違うため、事前に確認しておきましょう。

【美白成分1】アルブチン

厚生労働省が認可している美白成分の一つです。 コケモモの葉(生薬名:ウワウルシ)などの植物から抽出される成分で、メラニンの生成に必要なチロシナーゼに直接作用し、メラニンの生成を抑える働きがあります。

【美白成分2】ハイドロキノン

アルブチン同様に、チロシナーゼの働きを抑えることでメラニンの生成を防ぎます。医療機関でも処方される成分で、濃度によっては肌への刺激が懸念されることもあるので、使用の際には肌へのパッチテストなどが必要です。また、使用途中で赤みやかゆみが出た場合も使用を中止することが大切です。

【美白成分3】トラネキサム酸

アミノ酸の一種で、抗炎症薬や止血剤として長く医療現場で用いられています。また、肝斑の改善効果が報告されている美白有効成分で、シミ、そばかす治療のためにも使用されています。

トラネキサム酸は、シミを発生させるプロスタグランジンという物質の伝達を阻害し、メラニン生成を抑制する作用があるとされています。

美白の成分

【美白成分4】ビタミンC誘導体

ビタミンC(L-アスコルビン酸)を改良した誘導体のことをいいます。ビタミンCが肌にいいことはよく知られていますが、ビタミンCそのものは熱や酸化に対してとても不安定なため、化粧品として使用することが難しい成分となります。

そんなビタミンCを安定させて肌に浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体で、メラニンの排出を促したり、メラニン色素を薄くしたりする働きがあるとされています。また、くすみや毛穴、ニキビなどの肌悩みにも有効といわれています。

【美白成分5】プラセンタ

胎盤から抽出した成分で、シミ、くすみ、肌荒れなどを緩和するとされています。メラニンの生成を抑えるだけでなく、代謝や血行を促す働きやホルモン分泌調整機能もあり、美肌作用はもちろん、疲労回復や更年期障害の症状軽減などにも効果を発揮するといわれています。

【美白成分6】コウジ酸

日本酒や醤油の製造過程で発生するコウジ菌。そのコウジ菌が作り出す発酵物質がコウジ酸です。コウジ酸には、メラニンの生成に必要なチロシナーゼの働きを抑える働きがあるといわれています。日本酒を作る杜氏や蔵人たちの手がキレイな秘密は、コウジ酸にあるのかもしれません。

美白スキンケアの鉄則

美白スキンケアの鉄則

透明感や潤いのある美しい肌をキープするには、日焼けをしてからの応急処置では間に合いません。ここからは、プロも実践しているという、美白ケアの鉄則をご紹介しましょう。

【美白の鉄則1】日焼け止めは必須

紫外線のピークは5月から8月頃といわれていますが、肌は一年を通して紫外線の影響を受け続けているのです。うっかり紫外線を浴びてしまい、肌にダメージを与えないように、外出の際は一年中日焼け止めを塗ったり、日焼け止め効果のある化粧品を使用しましょう。

【美白の鉄則2】スキンケアは手でやさしく

化粧水や美容液をつける際、コットンを使用すると、摩擦などにより肌に刺激を与えてしまうことも。スキンケアを行うときは、手のひらに取り、やさしく包み込むように肌に行き渡らせましょう。

【美白の鉄則3】美白と保湿はセットで行う

乾燥している肌は、肌のバリア機能が低下してしまい、紫外線のダメージを受けやすくなっています。肌をケアするときは、美白と保湿をセットで行いましょう。化粧水をつけた後には、水分保持力の高いセラミドやヒアルロン酸など、保湿成分入りの美容液を使用するのがおすすめです。

【美白の鉄則4】紫外線を浴びたら即鎮める

紫外線を浴びてしまったら、その直後のケアが重要といわれています。まずは、外出から帰ってすぐ、ほてりや炎症を鎮めるためのケアを行いましょう。その後、美白成分の入った美容液などを使って、丁寧にお手入れをしてください。

【美白の鉄則5】食べ物で内側からも美白ケア

美白のためには、食べ物による体の内側からのケアも重要です。ビタミンC(ブロッコリー・パプリカ)、ビタミンA(ニンジン・かぼちゃ・ほうれん草・レバー)、ビタミンE(アーモンド・アボカド・植物油)を多く含む食べ物や、緑茶やコーヒーなどポリフェノールを含む飲み物が効果的といわれています。

美白ケアのための正しい化粧品の使い方

美白コスメの使い方

美白ケアを行う場合、正しい化粧品の使い方を理解する必要があります。ここからは、美白ケアの効果をアップさせる正しい化粧品の使い方をご紹介します。

【美白コスメの手順1】正しく洗顔をする

まずは、顔についた汚れやホコリを丁寧に洗い流します。その際、ゴシゴシこすったり、熱いお湯で流すと肌を傷つけてしまい、逆効果に。よく泡立てた洗顔料で包み込むように洗い、ぬるま湯で丁寧に流しましょう。洗いすぎは肌の乾燥を招くので、朝晩1日2回行うといいでしょう。

【美白コスメの手順2】化粧水の後は、美容液や乳液で保湿

洗顔後はすぐに化粧水や美容液、乳液でお手入れをします。化粧水や美容液で肌に水分を、乳液で油分を補給しましょう。目元などの乾燥が気になる人は、さらにクリームを塗るといいでしょう。

【美白コスメの手順3】美白化粧品を取り入れる

美白化粧品は正しい方法で使うことが重要です。シミやそばかすが出ている部分だけでなく、顔全体に適切な量を使用します。また、美白化粧品は継続して使うことで効果を発揮します。毎日根気強く続けましょう。

紫外線を浴びた後との正しい美白ケア方法

美白ケアのための正しい化粧品の使い方

うっかり紫外線を浴びてしまったときは、どんなケアを行えばよいのでしょうか。紫外線を浴びた後の正しいケア方法について解説します。

【美白ケア手順1】まずは冷やす

紫外線を浴びてしまった肌は、まずは冷やすことが重要です。氷とタオル・保冷剤を使って、肌の熱をしっかり鎮めましょう。

【美白ケア手順2】保湿効果のある化粧水で潤す

炎症がおさまったら、保湿効果のある化粧水を使い肌をたっぷりとうるおします。肌にはやさしく触れるようにして、穏やかに整えてあげてください。

【美白ケア手順3】肌が落ち着いたらスペシャルケアを

肌のほてりが沈み、肌が回復してきたらスペシャルケアを行います。シミ・そばかすには美容液やシートマスクを使っての集中ケアもおすすめ。肌が落ち着いてきたら、やさしくマッサージをしてあげると、血行が促進されて、ハリ・ツヤがよみがえることでしょう。

1年中美白ケアをして、透き通る美白肌に!

潤いのある美白肌に近づくためには、毎日のケアが重要です。美白ケアの鉄則、内側からケアする食べ物や正しい化粧品の使い方を知って、自分に合った美白化粧品を長く使い続けていきましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください